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車中泊で、桜🌸と日本一周。32県目・新潟編。新潟よいとこ、米どころ、酒どころ。

 
 
新潟に来たのはオットも妻も初めてです。
最初は、佐渡(さど)、親不知(おやしらず)、清津峡(きよつきょう)とか行きたいなー…など、思いつくまま言いたい放題の妻でしたが、新潟県の面積の広さを改めて知り、愕然。
しかも都に近い南のほうが上越で、その上が中越で、その上(北)が下越だということも知らなかった。
てっきり、逆だと思っていました……(///∇///)
今回は会津から入り、山形へ抜けるルートを走行します。

麒麟山公園

麒麟山(きりんやま)は福島との県境近く、阿賀町にあります。お酒の銘柄にもその名があります。
川沿いの桜が満開でした。アウトドアを楽しんでいるグループもチラホラ。山と川と桜と。大自然に癒されます。

麒麟山公園

ところでこの麒麟山には不思議な言い伝えがあります。昔から、この山には狐がたくさん住んでいて、ピカピカ光る不思議な光、狐火が見えるというのです。川霧が発生する影響だと言われていますが、いくつも連なって移動していくように見えることもあり、古くから「狐の嫁入り行列だ」と言われていたそうです。狐火が多い年は豊作になったのだとか。町には、「狐の嫁入り屋敷」もあります。

狐の嫁入り屋敷からみた麒麟山
狐のお面づくりなども体験できるらしい

さて、新潟でぜひとも食べたかったものが、へぎそば。初体験です!
小麦粉の代わりに布海苔(ふのり)をつなぎに使ったお蕎麦です。

「小嶋屋」のへぎそば

ネットで調べていると「へぎそばは飲み物だ」という記述が。 んん???どういう意味?
お昼になると地元のサラリーマンでいっぱいになるという、新潟市の「小嶋屋総本家小針店」に行きました。
歯ごたえはしっかりシコシコなのに、のどごしがツルッツル!なのです。たしかに喉を滑っていきます。が、胃腸の弱い妻は、よく噛み噛みすることにしました。確かに美味しい!
 
昼食のあとは道の駅「新潟ふるさと村」へ。

新潟ふるさと村

もともと、地域振興のために建てられた「新潟ふるさと村」が、のちに道の駅としても登録されたようで、アピール館やチューリップ畑などがある大きな施設の集合体です。最上川の水上バス(ウォーターシャトル)乗り場もあります。物産販売のバザール館では、海鮮、野菜果物、地元産品など種類も数量も豊富! フードコートもあります。
 
……のなかで、オットと妻が注目したのは、90以上もある新潟の酒造メーカーがこぞって出品しているという新潟の酒コーナー! 

バザール館のなかの酒コーナー

新潟の酒といえば、まず「越の寒梅」を思い浮かべますが、「八海山」も「久保田」も「〆張鶴」も、みんな新潟なんですね。ほかにも知らない銘柄のおいしいお酒がいっぱいありそうです。

おっ! 酒売り場の奥に「にいがた酒BAR」なるカウンターが……

にいがた酒BAR
酒BARで選べる銘柄

好きな酒3杯選んで500円のコース(1~22から)と、好きな酒2杯選んで600円のコース(A~Dから)があります。おつまみはカニ味噌やサケの麹漬けが少し付いてきて、あとは追加料金で頼めるようになっています。新潟は米どころ、酒どころ。酒は飲め、飲め、なんでしょうか。なんてステキな道の駅……。
 
今日はここで仮眠をとる予定なので軽くいっときましょう……。

酒BAR

めちゃめちゃ旨し!

そういえば、オットの新潟出身の友人も、妻の新潟出身の友人も、酒はめっぽう強い。なんとなく理由がわかった気がしました。とにかくお酒がおいしいのです!

エリア別ワンカップセットも購入した

明日は海岸に沿って山形へ向かいます!

新潟・山形県境付近 府屋の旧隧道

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