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車中泊で、桜🌸と日本一周。20県目・滋賀編。琵琶湖と桜、さすが滋賀県は自然が奥深い!


告白します。実は妻、DNA的にも居住歴的にも、半分、滋賀県人です。
そして滋賀県の桜NO.1は、なんと言っても一度だけ行ったことがある海津大崎(かいづおおさき)の桜だと思っています。琵琶湖にせり出すようにして咲き誇る桜は絶景です。でも琵琶湖の北端に位置し、行くのにとても時間がかります(泣)。

滋賀県はものすごくざっくりした地元的感覚でいうと、真ん中に琵琶湖をはさんで湖西エリアと湖東エリアに分かれており、1日1県ペースだと両方行くのは難しいです。
今回、海津大崎は遠いのであきらめるとすると、湖西のびわ湖バレイにするか、湖東の彦根城にするかで悩みました。結局、開花予報を見て、まだ八分咲きというびわ湖バレイに決定。
昨日の和歌山のこともあり、開花予報を日々かなり細かくチェックして、見頃の桜を探すようになったオットです……。

しかし、忘れていましたが、今日は4月の第2土曜!
いわゆるお花見シーズンまっただなか!
湖西道路は、朝からものすごく渋滞していました!

まず、高島の白鬚(しらひげ)神社まで。実は近江最古の大社で、全国の白鬚神社の総本山なんだそうです。琵琶湖に浮かぶ鳥居が目を惹きます。
これはもう、間違いなく広島の厳島神社のリベンジですね。近江の厳島と呼ばれております。

白髭神社の鳥居

このあたりは161号線が琵琶湖のすぐ近くまで迫っていて、しかも道がカーブしており、湖岸の鳥居に近づくのは大変危険なので、山側にある神社の境内に琵琶湖に浮かぶ鳥居を眺められる展望台があります。

白髭神社

 折り返して、大津に戻るほうは、混んではいませんでしたが、湖北方面行きは相変わらずの大渋滞です。

びわ湖バレイは本来、スキー場ですが、最近はオフシーズンでも山頂まで行くロープウェイを運行させており、「びわ湖テラス」という、琵琶湖を足下に眺望できるコジャレたカフェで食事やお茶ができる、新しい観光スポットになっていると聞いていますが、今日はロープウェイはメンテナンス中でお休み。
そのかわりなのか、山麓駅の駐車場が、観桜期間限定で無料でした。
つづら折りの道のそれぞれのところにパーキングがあり、山の上へと続いています。途中から車両侵入禁止で歩行者のみになっていました。

ハイキングスタイルの人も多い

これは……

すごいです……

眼下に見下ろす桜の群れのさらに下に琵琶湖と湖岸のまちが見わたせます。反対側に目を移せば、こっちは雄大な比良山系です。

遠くに見えているのがロープウェイ

ものすごく広々としていて、開放感バツグンです。

あちこちで、シートを広げてお弁当を食べたり、車のリアを開けて、お花見の真っ最中でした。
オットと妻、用意はしてきたものの、これまで出番がなかった、お湯を沸かしてコーヒーを入れ、野外用の椅子とテーブルを出して、あこがれの野外ティータイム、ここでならできるなあ、と思いました(道の駅やSAではアウトドア行為は禁止です)。

これは最高!

 ……これまで20県の桜のなかで、サイコーかもしれません。
順番つけるなら、SIGA、SAGA、かもしれません……。

桜の山をキャン吉がゆく

すっかりお腹も空き、琵琶湖大橋交差点角にある、近江ちゃんぽんの「ちゃんぽん亭総本家」へ。
実は妻としては、滋賀グルメといえば、ダントツ「鮒(ふな)ずし」なんですが、あまりにも食べられない人が多いため、却下(笑)

近江ちゃんぽんは滋賀県彦根市が発祥で、全国70店舗を展開している滋賀県民のソウルフード。県内のあちこちにあります。あっさり醤油系のスープと野菜の種類の多さが何度でも食べたくなる理由のようです。

近江ちゃんぽん

野菜たっぷりのちゃんぽんで元気をチャージした2人はキャン吉をJR山科駅近くのパーキングに駐車させ、満開情報を信じて、地下鉄で京都市内の平安神宮へと向かいました!
続きは京都編で!

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