見出し画像

車中泊で、桜🌸と日本一周。9県目・島根編。神々の国、神話のふるさとは、蕎麦と酒うまし。


……
夕べ、すっかり暗くなってから、島根県の「道の駅ごいせ仁摩(にま)」に着きました。

道の駅ごいせ仁摩

ここは今年の1月にオープンしたばかりの新しい道の駅ですが、石見神楽(いわみかぐら)の舞台も併設しており、地域文化の新しい発信基地としての役割も担っていくのでしょうか。施設はとてもきれいでフレンドリーです。

長時間の運転にもかかわらず、慣れてきたのか、キャン吉ベッドで2人とも、驚くほどの熟睡です。車の疲れは、車で癒やす車中泊!
なんて優秀なキャン吉……。

 翌朝、意気揚々と世界遺産・石見銀山へと向かいました。

石見銀山代官所跡

石見銀山は、戦国武将たちが群雄割拠していた時代からすでにその争奪戦が始まっていたそうです。江戸時代に入ると最盛期には世界の銀の3分の1を日本が占め、そのうちの相当な量の産出を石見銀山が担っていたのだとか。佐渡の金山にもその採掘のノウハウが影響を与えたようです。

代官所や住居、間歩(まぶ)と呼ばれる採掘坑道など、銀山運営の全体像が、山あいの自然とともに文化的景観を形成して現存しており、それらが今も大森町として、人が住みつづけているまちとして残されていることなどが世界遺産に認定された理由のようで……。

石見銀山全体のジオラマ

しかーし!

古い町並み散策のあと、間歩(坑道)へと向かう道路は途中から観光客の車の乗り入れが禁止されており、自転車を借りるか、坂道を45分歩くしか方法がなく、往復1時間半の山歩き+坑道見学。…つまり半日がかりのスケジュールが必要で、なおかつかなりな体力がないとムリそう……。惜しくも断念して、世界遺産ミュージアムで映像やレプリカを見学しました。

銀採掘のようす

坑道までのカートの運営も検討されるようなので、また改めて来たいです!
まちの人々の生活環境を守りながら、この素晴らしい世界遺産をより多くの人に見てもらう観光行政がうまく両立しますように。

銀はあきらめ、ごま豆腐を買うことにした妻……。

ごまどうふの看板に魅かれて

オットと妻、この旅に出てからというもの、お昼はけっこうなグルメの食べ歩きをしていますが、夜はほとんどスーパーへgo!です。地元の食材や見たことのないおかずを地酒や地ビールと共に購入し、車のなかや屋外の食事ができそうなスペースで晩ご飯にすることが多いです。ごまどうふも今晩の晩酌のおともに。
九州は、どこもほぼほぼ焼酎大国で、焼酎しかなかったのが、本州に入ってようやく日本酒に会えました。ここ島根のお酒はすごくおいしいです!

さて、そのあとは、観光案内所で教えてもらった刺鹿(さつか)神社へ桜見学。日本の桜の風景です! この記事のトップの写真も刺鹿神社です。赤い鳥居と桜は子どもの頃にみた夢みたい…

 

太田市の刺鹿神社

そしてお昼はもちろん、言わずと知れた出雲そば! 羽根屋伝承館店でいただきました。
出雲そばは蕎麦の実を皮ごと製粉する「挽きぐるみ」で、色が黒いのが特徴。割子スタイルで食べます。出雲に来たら出雲そばは絶対に食べるべきです!

出雲そば900円

最後は出雲大社へ到着。

出雲大社

旅の安全を祈願しました!


 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?