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車中泊で、桜🌸と日本一周。15県目・岡山編。歴史地区も温泉も、ええとこじゃ、岡山。


四国4県、あっという間に終わりました!
瀬戸自動車道を通って、再び本州に戻り、15県目の岡山へと上陸!

岡山ではまず倉敷美観地区を見学することにしました。

倉敷美観地区

お? というのが正直な印象です。

記憶によると、倉敷って妻の青春時代のあこがれの町でした。元倉敷紡績の工場跡・蔦のからまるアイビースクエア、お堀の周辺にたたずむように残る昔の風情、大原美術館……という印象でしたが、今日、行ってみると、なんかすごいことになっているではありませんか! 白壁土蔵のお土産やさんの建物がいっぱい! ソフトクリーム片手のギャルもいっぱい!

倉敷美観地区

旅をしていて感じることは、すごくPRがうまく、インスタ映えして、観光経済でお金が回っていて、新しいスポットがどんどんできて、人がワンサカ集まっている観光地と、正反対にかつてはにぎやかな観光地だった場所がみる影もなく凋落しているところ、その差が激しいことです。。。

倉敷はどうやら大成功しているようですね。人がいっぱい来ています。

 

お昼は、岡山名物の「ままかり」が食べたくて探しました。倉敷美観地区にある「大正亭」さんのばら寿司は、ほんとうにおいしかったです。季節の海のもの、地のものを使うのが昔ながらの岡山のばら寿司、ということですが、エビ、シャコ、タコ、藻貝、さわら、そしてままかりの酢漬けが、目にも美しく、楽しい。

大正亭の岡山ばら寿司1750円


お腹がいっぱいになったオットと妻が、岡山でもう一ヶ所、訪れたのは、山間部を分け行ったところにある湯原温泉です。
ここは河原の混浴露天風呂、「砂湯」で有名です。

2人で入りました。ほかには男性が2、3人。

湯原温泉露天風呂 砂湯
…ぜひ、そうしてほしいです。

湯原温泉は、妻は過去に来たことがあったのですが、最近、ここが『千と千尋の神隠し』のイメージの元になったいくつかの温泉地の一つらしいという情報を得たからです。特に旅館「油屋」さんはもう旅館の名前からして、一致しています! 今回、なんとか泊まりたかったのですが、直前まで予定がたたない桜旅、3日前に電話をしたときは、すでに予約がとれませんでした。

湯原温泉油屋さん


その周辺も、夕暮れになり、灯りがともってくると…
ほら、なんだか、世界観ありませんか?

ハクがそのへんから出てきたりなんかして……

湯原温泉

さらに、なんでもこのあたりには、大昔、たたらば場があり、たたらで働く人々を癒やしてきたのが、湯原温泉だったとか。たたら場といえば、『もののけ姫』。どっちにしても宮崎映画の世界観に、なんらかの影響を与えたと思われる場所であることは確かではないか、と思う妻……

さて、今夜のお泊まりですが、毎日、本日の観光が終わった頃、どこで泊まる(寝る)か決めており、今日は車中泊するつもりだったのですが……

湯原温泉には、RVパークはあるのですが、車中泊ができそうな場所はありません。一番近くの道の駅まで走るか。でも砂湯には入りたい。外が少し寒く、雨も降りそうで、露天風呂に入ったあと、湯冷めせず、車のなかでうまく寝られるか少し心配です。砂湯は露天混浴なので、バスタオルも2本ぼとぼとになりますし。これはどこかに泊まったほうがよいかも……
何軒か、そのへんの旅館に飛び込み素泊まり料金を聞いてみたのですが、……高い。

そのとき川の向こうに見えたのが
「湯快リゾート」の看板……
ほかの旅館の素泊まり料金と、湯快の二食つきと、料金に大差がない……

すいません。車中泊旅なのに、夕食・朝食バイキングで、砂湯に行くときの湯浴み着も貸してもらい、すっかり温泉リゾートしてしまいました! 

それにしても、西日本の温泉地、湯快リゾートは、かなり増殖しています。

むむむ……がんばれ、キャン吉! 
湯快で 車中泊で、桜と日本一周……

 

 


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