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#8 「学校で習ったこと」って使えないよね。

 皆さん、こんにちは。教員を目指す大学生です。
今回は、教育実習を終え、感じたことや考えたことを記事にしたいと思います。

タイトルの言葉

 タイトルにある「学校の習ったことって使えないよね」という言葉、これは実習中に私が、中学生に「学校の授業楽しい?」と問うて返ってきた返答です。これを聞いて、皆さんは何を考えるでしょうか。私は、率直に「自分が中学生の頃もそう感じてたなあ、うんうん。」と中学生の返答を肯定していました。実際、多くの人がそのように感じるのではないでしょうか。「勉強して何のためになるの。」「実生活の中で使えることを教えてくれよ。」などと。ですが、実習を終えた今、この出来事、中学生の言葉を振り返ってみると、勉強をする意味、勉強をなぜ行わなければならないのか、わからずに授業を受けているのは、やばいぞ、と感じました。
なので、今回は、自分なりに勉強する意味について考えたことをご紹介していきます。(お手柔らかに🙇)

勉強する意味ってなに?

 私が考える勉強の意味とは「将来自分が生きていく上で、選択肢を増やすため」であると考えます。わかりやすく言うと、国語にしろ、数学にしろ、技術にしろ
テストの結果が大事なのでなく、考えて行動したこと、探究してみたことが大切であり、それが大人になった時に、行き詰まった時に、多くの選択肢を生むだろうということです。また、今日、主体的、対話的で深い学びを行うと謳われている中で
自ら求め、考え、判断し、行動することが求められています。なので、俗に言う
過程>結果と考えています。理解いただけたでしょうか。

勉強する意味を理解させるには

 では、生徒たちが勉強する意味を理解し、授業に挑むためにはどうすれば良いのでしょうか。それは、定期テストの廃止がまずは優先事項となるのではと考えます。なぜか、多くの生徒がテストに向けて、勉強を頑張っているからです。また、その勉強はテストの1週間ほど前に詰め込むもの、そのテストは1週間死ぬきで頑張れば、どうにかなるもの。これでは、いくら過程が大事だと言っても生徒たちは変わらないと思います。なので、まずは、定期テストを廃止し、知識を詰め込むようなテストは、小テスト化、思考力を問うようなテストは、考えるための知識が整ったら定期テストの時期に、知識を使ったテストを行えば良いのです。そのようにすれば、私の考える勉強する意味は、達成されると考えます。評価に関しても、小テストは点数化、思考力テストは段階別評価で良いと思います。普段の授業に関しても、一問一答型ではなく、協働的な学びを知識を生徒に教授させた上で行うべきであるとも考えます。

まとめ

 今回は、私の考える「勉強する意味」について、お話しましたがいかがでしたでしょうか。このような思いを持っていても、実際に現場に出てしまうと変えていくのはなかなか難しいのだろうなと言うのが実習に行っての、正直なところです。
ですが、思いを捨ててしまっては、そこで終わってしまうので、さらに勉強を重ねていき、より良い教育を生徒に提供できるよう頑張っていきたいと思います。
今回はここまでにします。拝読いただきありがとうございました。


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