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草花ドローイング、うちの庭

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#絵

茄子の花とモンキチョウ、猫

茄子の花とモンキチョウ、猫

庭をぼーっと眺めている時、茄子の花にモンキチョウがとまった。
茄子の花の淡い紫にモンキチョウの淡い黄色のコントラストが優しくきれいだった。

写真に消しゴムの跡がしっかり写っている。

こういうスケッチやドローイングの時は消しゴムは使わずまた次描くというのが基本だ。書道でのなぞり書きみたいになるイメージだろうか。
確かに絵の勢いを削いでしまうケースがある。

でも最近、こうじゃないと思ったのなら直

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一重のダリア

一重のダリア

白いポンポンダリアもあったらいいなと思い購入したものの、咲いてみたら一重だった。
なーんだとちょっとがっかりしたものの、リビングから窓越しにこっちをまっすぐ見つめるようにぱかっと咲いている。なんか目が合うのだ。

シンプルな花姿、こういうのを絵にするのは難しい。適当に逃げていた。自信がなかったのだ。
しかしついによし、いっちょ逃げずに描いてみるか、となった。

描き始めたら、陳腐な言い回しだが童心

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つゆくさ、カマキリの脱皮

つゆくさ、カマキリの脱皮

この時期はとにかく庭の雑草の茂り方がすごく、早朝や涼しい日に少しづつでも草抜きをしている。

雑草好きとはいえそのままにしておくと荒れてだらしなく見えてしまう。道路に面したところは美観も損ないご近所迷惑だし、中庭は自分しか見ないとは言え心がすさんでくる。
庭を持つことのデメリットの1つだ。

それに雑草達ってわざとやってるのかってくらい大事に植えているものにくっつくように根を張ったりする。
これま

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私のまわり

私のまわり

この絵は昨年仕上げたつもりだったけれど、最近見ててなーんかなーもーちょっと・・・という感じになり、加筆修正することにしました。

今庭で咲いているドクダミの花を入れてあげることにしました。
ツユクサのグリーンの葉っぱも足してあと周りも多少加筆。
仲間が増えたし前より楽しい感じになったかな。でもタイトルの「秋の頃」では無くなってしまうので「私のまわり」に変更。適当。

真ん中のは大根の漬物ではなく月

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マンネングサの花、雲

マンネングサの花、雲

前回、まだつぼみの頃のマンネングサの様子に惹かれて描いたが、花が咲くとよりかわいらしい。

咲く前から星座を線で繋いだような感じだなと思っていたけれど、花が咲くとまさにそういうふうに見える。全部一等星!

ジャーマンアイリスのつぼみ

ジャーマンアイリスのつぼみ

庭のジャーマンアイリスの第一号がこの前咲いた。

でも私がなんとも惹かれるのはこのつぼみ。
カチッとしててすっとしてて首の長い鳥っぽくもある。
この頃はつぼみも平べったいのがなんか面白い。
葉っぱの中からもまたつぼみが出てくる。

狂い咲きなのか返り咲きかボケの花がまたチラチラ咲いている。
でも一気に咲いている頃より大きく色がより深く優雅に感じる。

レモンもたくさん花をつけている。

受粉よろし

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一週間後のカモミール

一週間後のカモミール

前回、カモミールのドローイングを掲載したけれど、ちょっと思ったふうに描けていなかった。気分が乗り切らないと自分でもびっくりするくらいド下手になる。

で一週間が過ぎ、同じのをまた描いた。
今回はカモミールが咲き進んでタコ化してきて自分らしく描けたように思う。

ハーブと言えば庭では今、タイムの花もよく咲いている。

うちに植っているのはスーパーの食料品売り場で野菜として売られていたタイム。
残った

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カモミール、四葉、また侵入者

カモミール、四葉、また侵入者

うちで雑草化している庭のカモミール。今あちこちで咲いている。
一見典型的な普通の花姿だけど、この花の特徴は中央の黄色いところ。
始めは新鮮な卵の目玉焼きみたいだけど咲き進むと白い花びらが下向きになって黄色いところはだんだん盛り上がってくる。

そしてこの絵よりもっと黄色いところが縦長になれば摘んでお湯を注いでハーブティーにできる。

先日のたぬきに続いてまたなんか生き物侵入!
今回はたぬきじゃない

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落花生、猫のスケッチ

落花生、猫のスケッチ

随分昔にこういう風に落花生をたくさん描いていた時期があった。
それはもう相当数で、後で見るとちょっとやばい人と思われるかもと自分で思うくらい描いた。

久しぶりにふとまた描く気になった。
私が描きたくなるのは千葉八街産の落花生。形が揃ってないところが可愛くて楽しいのだ。
味も香ばしくやっぱり美味しい。

描き方は袋から一個取り出して描いて次一個取り出して描いて。
「はい、お次の方〜」方式。時々食べ

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水仙、やつで、今日もヒヨドリ

水仙、やつで、今日もヒヨドリ

フリマサイトで買った水仙の球根。
ラッパ型の裾のフリルがまるでお嬢様。きれいに咲いてくれました。

でも私が形の美に惹かれて描いたのは

いつの間にか庭の奥で根付いて大きくなっているヤツデの木。
リビングの窓からこの葉っぱが私に向かってパーっと手を開いてアピールしてきた。
久しぶりに水彩の黒をたっぷりつけて太い線で描いてみた。

ヤツデって実は8つに割れていないのご存知でしたか?7つか9つ。
この

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つぼみと芽と芽キャベツ

つぼみと芽と芽キャベツ

ぼけのつぼみはコロコロしたお菓子のようでかわいい。

庭いじり好きとしてのガーデニングの醍醐味は、実は芽が出た時と、つぼみがついた時だ。
心の中でささやかによしっ!っていう感じ。

その延長上か、描くのも花よりそっちに惹かれる。
私だって花の絵を飾るならやっぱりぱかっと開いた花の絵が良かったりする。
こんなだから売れないわなと思いつつ。

近くの郵便局のミニ産直品コーナーで売ってた芽キャベツ。

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ナス、青いレモンなど、9月半ば

ナス、青いレモンなど、9月半ば

ナスを育てるのは難しいイメージがあって作ってなかったけれど、
今年2本だけ植えてみたら意外にも沢山のナスが採れた。
その上にナスってこんなにおいしかったっけという位おいしい。
レンジで加熱して何もつけずに食べてもいけるくらい。

今までに育てたことがない場所に植えたという事が良かったのかもしれない。

今の時期は花にとって端境期というのか、咲く種類が少なめ。
そんな中でたますだれの真っ白い花が暑さ

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つれづれに線を引く

つれづれに線を引く

毎日高温多湿過ぎる。
庭の植物は根腐れしたりカビ病がでたり葉っぱが白変したり、半分あきらめモード。

そんな中でもあちこち勝手に育って咲く雑草のユリはたくましい。
ユリって気品あるイメージだけど、あっけらかんと咲いてくれると描く方も元気に親しみを感じながら、長いラッパ型のところはひゅーって言いながら線を引いた。

ここのところずっと何も描けない日々が続いていた中、
ある時窓から庭をぼーっと眺めてい

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プチトマトとセミの抜け殻

プチトマトとセミの抜け殻

なぜかプチトマトと蝉の抜け殻を並べて描こうと思ってしまったけれど、
確か昨年はプチトマトとコガネムシを並べて描いたような・・・。相変わらずの私。

抜け殻は一生懸命に描くとなんかグロテスクになってしまうのでかわいらしくと思ったけれど・・・。でも夏の庭の一コマとして面白い絵になったかも。

あらためてよくもこんなに原型を留めて殻から抜け出て来れるものだ。

暑すぎてここしばらく近くの海まですら散歩す

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