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テモテ牧師のエッセイ

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2020年11月の記事一覧

11月30日step by step
◼️家族になる◼️

11月30日step by step ◼️家族になる◼️

平穏であって、ひとかたまりのかわいたパンのあるのは、争いがあって、食物の豊かな家にまさる。箴言17章1節


 今の日本社会は様々な価値観を認め、色んな生き方を認める自由な社会です。ありがたいことです。ところが今はそれが行き過ぎて無責任な生き方をする人が多くなっているように思います。その人だけならそれでいいですが、家族や見ず知らず人達を巻き込んでしまうのはやめてもらいたいと思います。


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11月29日step by step
◼️ただ神の愛だけが◼️

11月29日step by step ◼️ただ神の愛だけが◼️

キリストは罪を犯さず、その口には偽りがなかった。ののしられても、ののしりかえさず、苦しめられても、おびやかすことをせず、正しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられた。さらに、わたしたちが罪に死に、義に生きるために、十字架にかかって、わたしたちの罪をご自分の身に負われた。その傷によって、あなたがたは、いやされたのである。1ペテロ2章22-24節


“ありのままで、無条件で受け入れる”

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11月28日step by step
◼️自分と向き合う方向性◼️

11月28日step by step ◼️自分と向き合う方向性◼️

 主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。エレミヤ29章11節


 今までの自分の歩みを棚卸しし、将来のために自分と向き合うことは非常に重要なことです。日々忙しくしている私達には自分と向きある時間などなかなか持てません。ある人は強

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11月27日 step by step
◼️使命について◼️

11月27日 step by step ◼️使命について◼️

 幻がなければ民は堕落する。教えを守る者は幸いである。箴言29章18節

 力があるから使命を与えられるのはなく、使命を引き受けるから力が与えられるのです。

 問題は、“どれが神様から与えられた使命なのか”ということです。それはある意味、非常に個人的なものなので、とやかく言いにくいものがあります。しかし、僕なりに「使命」について文章を綴ってみたいと思います。

 「使命」と聞くと、“

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11月26日 step by step
◼️あなたが全てを選択し決定している◼️

11月26日 step by step ◼️あなたが全てを選択し決定している◼️

まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。ローマ5章8節


「誰からも愛されていない。私なんかどうなっても構わない」と心が叫んでいる人が今の日本社会に非常に多いように思います。信じられない事件が起こる背景にはそんな心の叫びがあるんじゃないでしょうか。これだけ豊かになり、優しい社会になり、配慮が行き届き過ぎるくらい

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11月25日 step by step ◼️自分から隣人になる◼️

 この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。ルカ10章36-37節

全人類は愛せるのに、目の前の1人を愛せない…ということはよくあることではないでしょうか。私達は、全人類という人格がなく関係性のない抽象的なものは愛しやすいのですが、目の前の人という具体的な人

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11月24日 step by step
◼️神様はあなたが大好き◼️

11月24日 step by step ◼️神様はあなたが大好き◼️

またあなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。それだから、恐れることはない。あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である。マタイ10章30-31節


「深く知る」ということについて2ポイントで書きたいと思います。

●先ず一つ目は、「深く知る」目的です。「深く知る」の深さを競い合うことが目的ではありません。深く知るだけで、目的が無ければ空しくなると思います。「深く知る」ことで自

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11月23日step by step

11月23日step by step

互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。ガラテヤ6章2節


 私達は自分が辛く苦しい時は、自分のことしか考えられなくなります。それ自体は悪いわけではありません。そうなるのは当然です。そしてついついその苦しい胸の内を伴侶には分かってほしいと思います。すると、自分の頭のなかで、伴侶がそのことを理解しくれ、話を聴いてくれ、励ましてくれたりすることを想像

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11月22日 step by step

11月22日 step by step

神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神(キリスト)だけが、神をあらわしたのである。ヨハネ1章18節


 キリストは「人を裁くな」と言われました。「裁く」とはある意味「断定する」ことだと言っていいでしょう。私達人間は、他人や現実を、更には神を、トータルに判断することができません。私達は純粋に客観的に物事を判断することができないからです。どんなに純粋客観的に判断し

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11月21日 step by step

11月21日 step by step

もしあなたがたが、いたずらに信じないで、わたしの宣べ伝えたとおりの言葉を固く守っておれば、この福音によって救われるのである。わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。

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Step by Step 11月20日
■□正義と悪のバランス□■

Step by Step 11月20日 ■□正義と悪のバランス□■

 あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。悪すぎてもいけない。愚かすぎてもいけない。自分の時が来ないのに、なぜ死のうとするのか。伝道の書7章16-17節


 混乱が続くこの世界で、何が正常で、何が狂気なのか…、それを判断するのはなかなか難しい。時代によって国によって全く違ってくるからです。

 僕が思うのは、狂気とは極端に針が振り

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Step by Step 11月19日
■□思いやりは想像力□■

Step by Step 11月19日 ■□思いやりは想像力□■

人は口から出る好ましい答によって喜びを得る、時にかなった言葉は、いかにも良いものだ。箴言15章23節


 第1次世界大戦で起こった『クリスマス休戦』という有名な出来事がありました。この出来事を再現した動画があります。イギリスの大手スーパーマーケットが作成したものですが、下記にURLを貼り付けていますので良かったら一度ご覧下さい。

 人に対する想像力の欠如は思いやりの欠如につながります

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Step by Step 11月18日 ■□キリストは聞いてくれるよ□■

 父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。ヨハネ6章37節


 「聞くのは器、話すの技術」という言葉を以前紹介したと思います。相手の話を聞くということは、相手のために自分の時間を使うことです。時間とは「いのち」であり、人生の一部です。そんな大切なものを相手に与えることが「聞く」ということです。ですから聞くという心は愛の心に他なりませ

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Step by Step 11月17日 ■□幸せな夫婦生活のために□■

 私は祈っています。あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり、あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。ピリピ1章9-10節


 僕は牧師として、結婚生活の悩みへの最終的な対応は(キリスト教式の結婚式の場合ですが)、結婚式の時に神と人の前でした誓約に、互いが誠実であり続けることだと思っています。

 教会によって多少文言が違い

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