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11月26日 step by step ◼️あなたが全てを選択し決定している◼️

まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。ローマ5章8節


「誰からも愛されていない。私なんかどうなっても構わない」と心が叫んでいる人が今の日本社会に非常に多いように思います。信じられない事件が起こる背景にはそんな心の叫びがあるんじゃないでしょうか。これだけ豊かになり、優しい社会になり、配慮が行き届き過ぎるくらい行き届いているのに、どうしてそんな叫びをしているのだろうかと思います。貧しく寂しく冷たい家庭で育った人なら分からない訳でもありませんが、貧しくもなくどちらかというと良い家庭で育っているにも関わらず、心ではそんな叫びをしている人が多いようです。

 なぜでしょうか?その原因はいくらでも挙げれるでしょう。社会が悪い、親が悪い、ネットが悪い、学校が悪い、制度が悪い、時代が悪い…。多くの場合、外に原因捜しをして、わずかな落ち度でも見つけようものなら徹底的に攻撃するという社会風潮があります。

 その中で僕が今日分かち合いたいのは(批判する人もいると思うけど)、「自分は愛されているんだ!自分は価値ある人間なんだ!」という実感を自分で創り出し、自分で選び取らないとダメだということです。そういう実感を外から満たしてもらおうとしていること自体が間違っているのです。小さなお友達ならまだしも、自分の人生を自分で選び、決定していける年齢になっているのに、周囲に依存し、周囲から満たしてもらおうとばかりしていることが完全に無責任なのです。

 人からどれだけ親切にしてもらい、大切にしてもらっていたとしても、本人がそれを感謝せず、「自分は愛されている。自分に価値がある」ということを選択しない限り、永遠にそのことを実感できないでしょう。

 結婚式を司式する時、僕が新郎新婦によく言うことは「“私はこの人に幸せにしてもらう”とか“僕はこの人を幸せにする”と思いすぎないようにしてほしい!」ということです。夫婦(家庭)生活において、幸せは相手からもらうものではなく、互いが協力して創造し育てていくものだからです。

 それともう一つ、幸せは主観的なものなので、その人が「まだまだ、まだまだ」と思っている限り、幸せは実感できません。逆に小さなことでも「ありがとう」と言って「私は幸せだ」という考えを選んでいくなら、幸せを実感できるようになります。

 私達は「幸せだ」と思える事に囲まれているし、「私は愛されている」ということにも囲まれているし、「私には価値がある」ということにも囲まれているのです。それを自分から気づくことです。そして感謝することです。

 万が一誰も愛してくれない、誰も大事にしてくれないと思い込んでいる人がいるなら、この聖書の言葉を読んで下さい。

〜〜天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。マタイ5章45節〜〜

 誰ひとりいなくても、神は誰よりもあなたを愛し、誰よりもあなたの価値を認めています。その証拠がキリストの十字架です。でもこの神の愛にしても、もしあなたが心を閉ざし、感謝して受け取らないなら、あなたのもとに届くことはありません。

 全ての鍵を握っているのは「あなた」ということです。

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