須堂さくら

本を読み、物語を書き、布小物を作っている種類の人間です。

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自己紹介

はじめましての方ははじめまして。どちらからかお越しくださった方はありがとうございます。須堂さくらと申します。 まずは自己紹介をさせてください。 物語を読んだり書いたりするのが好きです。 読書傾向は、割と雑多。恋愛もの(同性愛も含む)・ミステリ・時代もの・ホラー・SF等々好きだと思ったものは何でも。ネット小説も良く読みます。ハッピーエンド厨なので、絶望しかない話は苦手。読まないわけではないですが。 小説も漫画も読みます。 文字書きとして好きなジャンルは主にファンタジー。い

    • (手芸)つまみ細工はじめました

      さいしょに 2023年7月にできたタイッツーというSNSにアカウントを持っています。最初は「おもしれー名前・・・」と思って見てたんですが、コンセプトが中々良いなぁと思ってアカウントも作ってみることにしました。 タイッツーご存じない方いらっしゃったら↓ こういう感じのSNSです。 (確認したら、7月1日にできたSNSに6日にはアカウント作ってるので割と古参である。) 当初はほぼ動かしていない日常垢で、ちょこちょこ参入して来られる企業さんが結構裏話などを放流してくださるので、

      • (物語)ふたりで暮らすこと

        (関連作品など) 花粉症の彼女シリーズ min.tのまとめ (物語)ふたりのはじまり noteの記事 (物語)梅雨 noteの記事 (物語)花火 noteの記事 (物語)北風 noteの記事 (物語)クリスマスの迎え方 2つ noteの記事 (物語)クリスマスの朝 noteの記事 上記の作品等をお読み頂くと、どんな二人の話か分かると思いますが読まなくても特に支障はありません。 本を販売させて頂いた際の書き下ろし掌編その7です。  水槽に入れていたビニール袋をそっと破る。

        • (詩)進んでいく

          前に前にと進んでいく 立ち止まってしまいたいのに 前に前にと進んでいく 進まされていく 立ち止まる勇気なんてないし それは勇気なんかじゃないって人は言うし どうしたらいいか分からないまま ただ前に前にと進んでいく 生きていくことは あなたから離れてゆくことだ 残されるんじゃない 残すんだ 置いていかれるんじゃない 置いていくんだ 立ち止まってしまったあなたを そこに置いて どうやって進んでいったらいいの 分からない 分からないのに、私は ただ前に前にと進んでいく 置き去

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        • 手芸
          2本
        • 読書記録
          11本

        記事

          (詩)こえ

          耳の奥に響く ざわざわとした音 言葉になり損ねた心が 頭の中をぐるぐる回っている あなたの声が聞こえない 笑い声 泣き声 怒鳴り声 動物たちの鳴く声 車の音と 工事の音と 世界は音で あふれているのに 太陽は眩しくて 青空はどこまでも透き通って 月は輝いて 星は瞬くのに 黒い雲が空を覆って 大粒の雨が降り出して 雷の音が轟いても あなたの声だけ聞こえない

          (詩)こえ

          解決屋道中四方山話あとがき

          いつの間にやら年が明け、新しい年が始まったと思ったら順調に過ぎて行っております。 さてさて、まぁそんなこんなで、「解決屋道中四方山話」完結しましたー!年を跨ぐ長い間お付き合い頂いて本当にありがとうございましたー! 全作品はここからスレッド等で読めます。(X(旧twitter)とmin.tとあります) 「解決屋道中四方山話」(X(旧twitter)スレッド) 「解決屋道中四方山話」(min.tまとめ) 今回全然タイトルが思い浮かばなくて思い浮かばなくて仮のタイトルすらつ

          解決屋道中四方山話あとがき

          (雑記)2023年を振り返る

          今回も2023年のnoteの記録が届きました。 年が明けているのは気のせいではない。2022年の振り返りも2023年に入ってからしましたね私はね。 ダントツでスキを頂いている記事がやっぱりダントツで読んで頂けていたり、落ち着くだろうと思っていた投稿数が2022年を超えていたり読んだ記事の数も2022年と比べて結構増えていたりしました。(まぁ始めたのが2022年の途中なので。うん。) というところで記録の話はおしまいです。 貼り付けたのはあれです、また2024年の記録が来た時

          (雑記)2023年を振り返る

          (物語)クリスマスの朝

          (関連作品など) 花粉症の彼女シリーズ min.tのまとめ (物語)ふたりのはじまり noteの記事 (物語)梅雨 noteの記事 (物語)花火 noteの記事 (物語)北風 noteの記事 (物語)クリスマスの迎え方 2つ noteの記事 上記の作品等をお読み頂くと、どんな二人の話か分かると思いますが読まなくても特に支障はありません。 本を販売させて頂いた際の書き下ろし掌編その6です。 クリスマスの朝 目を覚ますと、日の出を少し過ぎたくらいの時間のようだった。  起き

          (物語)クリスマスの朝

          (物語)クリスマスの迎え方 2つ

          (関連作品など) 花粉症の彼女シリーズ min.tのまとめ (物語)ふたりのはじまり noteの記事 (物語)梅雨 noteの記事 (物語)花火 noteの記事 (物語)北風 noteの記事 上記の作品等をお読み頂くと、どんな二人の話か分かると思いますが読まなくても特に支障はありません。 本を販売させて頂いた際の書き下ろし掌編その4、5です。 オーナメント  ツリーにオーナメントを吊り下げ、くるりと電飾を巻きつける。コンセントを差し込んでスイッチを入れると、色とりどり

          (物語)クリスマスの迎え方 2つ

          「そらにかえる」栞にまつわる六つの話

          五月に「そらにかえる」の本を販売させて頂いておりました。 本をご購入頂いた方には栞を一つおまけでお付けしておりまして、六種類のうちどれかが届く。という形でした。 本がこの度ありがたいことに完売となりました。 ということで、栞に載せていた小さな物語を掲載させて頂きます。 「そらにかえる」は、小説家になろうにて掲載していた作品です。note でも裏話をいくつか書かせて頂いたので、良ければお読みいただければなと思います。 命の終わりが近づくと体が透明になっていって最期には消えて

          「そらにかえる」栞にまつわる六つの話

          novel首塚あとがき

          今年もあと1月を切りましたね!(自分の言葉にダメージを受けつつ) ということで(?)「みちるさん」完結しました。お付き合いいただき本当にありがとうございました。 主催の深夜さま、たこやきいちごさま、とても楽しい企画、改めまして本当にありがとうございました。 (2023.12.3追記) 11月1日~30日までの一ヶ月間、それぞれの日のお題に合わせて「しゃべる生首」が出てくる話を書こう。というタグ企画でした。 そういえば本編内では企画内容には触れていなかったのでした。 (追記

          novel首塚あとがき

          (物語)北風

          (関連作品など) 花粉症の彼女シリーズ min.tのまとめ (物語)ふたりのはじまり noteの記事 (物語)梅雨 noteの記事 (物語)花火 noteの記事 上記の作品等をお読み頂くと、どんな二人の話か分かると思いますが読まなくても特に支障はありません。 本を販売させて頂いた際の書き下ろし掌編その3です。 北風 夏には汗だくの僕の隣で涼しそうな顔をしている君は、寒さにはめっぽう弱い。  僕が上着を出すころには、君はマフラーも手袋もしっかり着込んで、少しふんわりしてい

          (物語)北風

          「おかあさんと、」あとがき

          10月が終わるという事実に恐怖しかない。 ということで(?)「おかあさんと、」完結しました。お付き合いいただき本当にありがとうございました。 企画で走っているわけでもない思い付きの一ヶ月にお付き合いいただいた皆様には本当に感謝しかありません。 全作品はここからスレッドで読めます。(X(旧twitter)のページに飛びます) 「おかあさんと、」 4月にちょっと連作した話を含むシリーズはこちら(min.tのページに飛びます。 「思い出旅行シリーズ」 ということで改めてお付

          「おかあさんと、」あとがき

          「虚空の旅人」読みました

          「虚空の旅人」(文庫版) 上橋菜穂子 著  新潮社(2008年) 「守り人シリーズ」四冊目。皇子、というか皇太子だったんだった。を主人公にした物語としては一冊目ですね。 皇太子、新王誕生の祝いの会に参加して、騒動に巻き込まれて行く。という感じの話。 この国においての「守り人」のような存在も関わってきて、一国だけでなく周辺の国々もどんどん巻きこまれてしまっていくのではないか。と思わせる物語でした。 ずっと一冊完結でやってきた物語が、続き物になっていく作品だとあらすじにありま

          「虚空の旅人」読みました

          (物語)花火

          (関連作品など) 花粉症の彼女シリーズ min.tのまとめ (物語)ふたりのはじまり noteの記事 (物語)梅雨 noteの記事 上記の作品等をお読み頂くと、どんな二人の話か分かると思いますが読まなくても特に支障はありません。 本を販売させて頂いた際の書き下ろし掌編その2です。 花火 ドン、と腹に響く音がして、夜空に大輪の花が咲く。パラパラとすぐにほどけた花弁は白い煙だけ残して消えて、すぐに次の花が咲いた。  隣の君は時折団扇で自分を扇ぎながら、楽し気に花火を見つめて

          (物語)花火

          文披31題2023あとがき

          7月が終わってしまった。だと・・・? ということで、『「センパイ」の私』完結です。お付き合いいただき本当にありがとうございました。おかげさまで最後まで書くことが出来ました。 しかし一か月なんて一瞬だったな。怖。 まずは綺想編纂館(朧)さま。今年も素敵な企画本当に本当にありがとうございました。おかげで最後の季節を終わらせることが出来ました。 全作品はここからスレッドで読めます。(X(twitter)のページに飛びます) 「センパイ」の私 文披31題2023 文披参加作品以

          文披31題2023あとがき