文披31題2023あとがき

7月が終わってしまった。だと・・・?
ということで、『「センパイ」の私』完結です。お付き合いいただき本当にありがとうございました。おかげさまで最後まで書くことが出来ました。
しかし一か月なんて一瞬だったな。怖。

まずは綺想編纂館(朧)さま。今年も素敵な企画本当に本当にありがとうございました。おかげで最後の季節を終わらせることが出来ました。

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「センパイ」の私 文披31題2023

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「センパイ」の私

(以下、ラストまでのネタバレががっつり含まれますので読了後推奨にしておきます。大したネタが隠れてるわけではないですが。

「彼は年下の私のことを先輩と呼ぶ」というフレーズから始まった物語でした。
何となくで一話目を書きまして、そしたら何となく場所のイメージがつきました。
何で病院???と思いながら勢いで冬の話を書き、その途中でエピローグになった話を書きました。えっそういうこと?となりました。
いつも行き当たりばったりで話を書いているのがよく分かりますね!
そんなラストを書いたので、物語の色んな部分に割とがっつりしたイメージがついたりしたのですがそれはまぁそれです。イメージがついたとてふわふわしているのに変わりはないので。

冬の話を書き終えて、今年の文披、可能ならこのシリーズの完結編をやりたいなと思いました。
物語は病院の中だけで進みますので、お題によっては絶対に無理ではあったのですが、基本的に二人が取り留めなく会話をしたり何か食べたりするだけの話なので、ある程度は強引にいけるかなぁと思っていて実際強引にいってしまいました。(文披の最初の話だけは琴ちゃんが病院に行く日の朝、家を出るときの話になりました。本当にこの話だけが病院の外の話です。)
あとあの実際のところ桐くんはともかく琴ちゃんは手術前なのに自由に動きすぎかもしれないなと思ったんですが、どれくらいの日数でどうだったのかは曖昧なので、走り抜けてしまいました。
ラストの辺りの展開が急なのは仕様です。お題に従った結果ではありません。すぐ読者を振り落としてしまうんだ私は。
そしてエピローグは文披とは別にしたかったので、一日余計に書かせていただきました。やりたい放題!

シリーズ全体の約束事として、一話に一センパイを掲げていました。何となく。
わざとそうしていない話とか、桐くんが登場しない話もありますので、全ての話に、というわけではないのですが、普通の話は全部桐くんが「センパイ」って言ってます。
エピローグを読んで頂けると分かるかと思いますが、彼にとって「センパイ」は祈りの言葉なんです。つまり彼は毎回祈り続けていた。ということに7月半ばくらいに気づいて、一人で悶絶しましたよね。私そういうの好き・・・!(おい作者)
たまにこういう意識してないゆえに尊いみたいなことが発生するので創作はやめられないんだ。まぁ自作品が好きすぎる作者の戯言です。
その視点で見ると文披最終話が私の心を打ち抜くんですがまぁ自作品(以下略)

さて。
去年の文披では折句をやりまして。すごく大変でした。当面はやらなくていいなと思うくらい大変でした。(紛うことなき自業自得)今年はどうしようかなと思って、しりとりはどうだろうと考えてました。本当はお題も含めたしりとりをしようかなぁと思ったんですが、「ん」で終わるお題が連続したところで諦めました。「ん」から始まる話はそんなに思いつけない。
ということで、各話本文がしりとりでつながっています。31話は1話とつながっているのでループか?となっているが気にしてはいけない。
来年はこの手の奴は多分やりません。時間との勝負になって色々大変なので。せっかくだから何かとか考えたら駄目です作品と関係ないところで大変な思いをすることになります。そういうとこよ私!でも楽しくはあるのでどこかで似たようなことをする気はしています。

琴ちゃんは高校三年生です。桐くんは・・・・・・20代だということだけは確実です。いくつなの君。
二人は現時点では特にお互い恋愛感情はなさそうだけど今後は分かんないなーくらいの感じです。え、ないよね君たち。ないはずです。
作者的には当面謎の関係性でいてくれたらいいよと思っています。

毎度毎度申し上げていますが、私の書くものは、私の「読みたい」が出発点なので、私が読んで満足できる話だけしか書きませんし書けません。
それを読んでくださる方がいて、楽しみにして下さったり好きだと言って下さる方までいて、大変に幸せなことだなと思っています。
いつも本当にありがとうございます。
完結はしましたが、番外編大好き人間なので多分何かしら書くと思います。今度は病院の外で会ったりするのかもしれません。
これから何がどうなっていくのやら、私にも全く分かりませんが、これからもふたりをよろしくお願いします。

それから、この話で本を作って、どっかのオンラインイベントに参加しようと思ってます。(おすすめとかあったら教えてください。)
申し込んだらX(twitter)でアナウンスしようかなぁ。と思っているところ。状況次第ではnoteでもアナウンスするかもしれません。いずれにせよ色々準備物の目途が立ってからにはなりますが。
折本のデータはさっさと本文だけ作った。ので最悪の場合でも完全新作の折本だけは出します。(夢の話と妖怪の出てくる話)あと「そらにかえる」の残りも一緒に並べる予定でいます。
こちらもよろしくお願いできれば嬉しいです。

(以下蛇足。日常垢でゆるっとやってた文披の話です。)

と、いうことで。

(文披おまけ面の話)

文披のお題、6月下旬までにはほぼ全て書き終えてました(その後も細かい修正はしまくってましたが)。というのも、今回の物語はラストが決まっていたので事前にちょこちょこエピソードを書いていて、お題に合わせて調節したような感じだったため、新たに書かなければならない話がそれ程なかったんですね。なのでかなり早めに書き終わったんです。去年なんて結構自転車操業だったんですが。いやぁ準備って大事なんだな。
そういうわけで、割と早い段階で終わりが見えており。ふと、そういえば花粉症の彼女シリーズ、今年は同居して初めての夏だな。と、思ってしまいまして。
まぁ、時間経過のはっきりした話として書いてはいないので、正確には今年がそうであるとは言えないんですが(というかそもそも時代がちょっと昔っぽいなって思っている)、去年は二人暮らしをしましょうか。というところで終わったので、今年は二人暮らしのふたりが書けるな?と。常に思い付きで生きている。
とはいえ、去年みたいなひとつなぎの話として作るには気力も時間もないし、お題にあった話を一生懸命考える程のことはしなくてもいいなぁと思いまして。全部の話を考えるのではなく、すぐに思いついた話だけゆるーっと書く感じで行こうかなと決めました。完走は最初から目指さない。という気持ちで。
そんなゆるい感じなので、毎日がしがし乗っける本垢でやるのものなぁと思い、サブというか、日常垢の方でやることにしました。特に本垢でアナウンスすることもなく、自分のためのゆるっとした感じです。
隠れ家的な感じ、好きです。(普通にタグは使ってるので、隠れてもないんですが)
閲覧制限がかかるタイミングと重なってしまったこともあって、結果としては垢分けててよかったなという感じ。
半分くらい書けたら御の字かなと思ってたんですがふたを開けたら結構書いてましたね。ワタシソウイウトコアル。
ルールは一つだけ「明るめの話」ということで決めました。元々このシリーズはプラスの強い話が多いですが、マイナス方向の話は極力排して今回のスタンスと一緒で割とゆるっと読める話。それだけ決めて書き始め、書き終わった話がこちらになります。

花粉症の彼女 文披31題2023 (X(twitter)のページに飛びます)

ゆるっと書いたので、無駄にそれぞれの話にコメントがついている。
(あ、こちらのアカウントは半分以上が頭空っぽみたいな呟きで、残りのほとんどが形のない裏話っぽい何かでその残りのちょこーっとでいつも以上に緩い感じの作品放り投げているアカウントなので、無理にフォローする必要はないです。作品気になるなって方はメディア欄だけ見て頂いたら。基本的にカード化してるので。)

いつものふたりの感じです。山とかはない。オチモナイ。

ところで「センパイ」の私シリーズで文披の作品を書くにあたり、表紙とか作ってそこに吊り下げる形にしてみたいなと思って作り始め、何故かこっちが出来上がるという不思議な現象が起きました。いい感じの素材があったものだからつい。人生常に行き当たりばったりです。
作るにあたってcanvaの使用を始めてみて挫折して、またパワポに戻ってきたという悲しい現実があります。カンタンが簡単に使えないの私にはあるあるすぎた。一度使ってみたことがあるはずなのだが。
ただ使えるフォントとかが増えるのは魅力的なので、頑張って使いこなせるようになりたいなと思います。未来の私に期待!

さてさて。
書き始めると永遠に終わりが見えないのは私の悪い癖です。物語もそうだけど、閉じる気がない。
ということでだらだらと書き続けたあとがきもこのあたりで閉めましょう。
タグをつけた以外は特にアナウンスすることもなかった作品でしたが、読んで下さった方も結構多くいらっしゃって、大変ありがたかったです。
こちらのふたりはもう何というかX(twitter)が(アプリ版では未だにtwitterのままなので、名前が変わってるのか変わってないのかよく分かりませんが)続く限りはずっと恋人同士でいるんじゃないですかね?という感じになってきましたが、ふわふわと幸せに生きていると思います。
これからもよろしくお願いできたらうれしいです。
最後までお付き合いありがとうございました。