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社内の熱意向上のためのエンゲージメントはインターナルマーケティングで。パーパスでは人は動きません。
熱意のある社員の割合5%の日本。
その差は世界と開くばかり…
年末年始にも関わらずニュースにはネガティブな見出しが目立ちます。
成長の観点で気になって改めていくつかの記事を読み直しています。
日本の「熱意ある社員」5% 世界は最高、広がる差 米ギャラップ調査
上記の記事について改めてよく読んでみました。
まず、記事中の二つの表を見比べてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704576101289-xgTGyzlX1U.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704576116730-yQXAsL9LQH.jpg?width=800)
熱意は従業員の問題だけか?
GDPの成長率のグラフと比較してみたいと思います。
停滞の20年と呼ばれている期間に注目しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704576435935-egBikwjgfb.jpg)
その間、国内経済が穏やかで安定していたということはいえるかもしれませんが、世界の各国は右肩上がりで成長しているわけです。全体が急速に成長している世界の中で、「停滞している」ということは相対的に見て「国際的に後退した」ということがいえます。
実は社員側だけでなく熱意を持ち成長したい企業がどれくらい日本にあるか、という問題ではないでしょうか?
社員との価値の共有と共創を
記事ではギャラップ社のジョン・クリフトン最高経営責任者(CEO)に改善策のインタビューを踏まえて、熱意=エンゲージメントの課題として、その改善に向けて以下のようなアドバイスをもらっています。
「普段からよく社員と対話すること、そしていい仕事をしたらきちんと認識し、それを褒めることだ。社員一人ひとりの強みを生かし、引き出していくという意識が大事だろう。何をしてほしいか、何を期待しているか分からないような指示ではダメで、コミュニケーションの質の向上も求められる」
――エンゲージメントの世界平均は2年連続で上昇しています。
「重要性を理解するグローバル企業の経営者が増えているということだろう。社員に仕事を任せて管理していく方が生産性も高まるし、離職率も下がる」
エンゲージメントはどうやったら?
エンゲージメントや帰属意識はマーケティングの領域でも使われます。
社員を顧客とみなすのであれば尚更マーケティングの観点が必要です。
マーケティングとは成長のための仕組みです。
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成長への意欲、少なくともサバイバルするための情熱を自ら率先している経営者がどれくらいるのかについても議論があって然るべきです。
熱意向上のために社員との対話あたり成長するリーダーと働く価値が伝わる言葉が選ばれているかも注目です。
共に働く意味を示しましょう!
より強いエンゲージメントのための出発点です。
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これは働くことの価値の話であってマーケティングの話です。
社内でもマーケティングスキルの活用を。
耳に心地よい緩いパーパスで社員は動きません。
インターナルブランディングではなく社内にもマーケティングが必要です。
具体的な価値と便益の提示で人が活性化します!
そしてその価値を共有・共創する人たちのコミュニティのマネージメントにもマーケティングのスキルは応用できます。
今年はパーパスではなくマーケティングで組織を動かしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。
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