社内の熱意向上のためのエンゲージメントはインターナルマーケティングで。パーパスでは人は動きません。
熱意のある社員の割合5%の日本。
その差は世界と開くばかり…
年末年始にも関わらずニュースにはネガティブな見出しが目立ちます。
成長の観点で気になって改めていくつかの記事を読み直しています。
日本の「熱意ある社員」5% 世界は最高、広がる差 米ギャラップ調査
上記の記事について改めてよく読んでみました。
まず、記事中の二つの表を見比べてみます。
熱意は従業員の問題だけか?
GDPの成長率のグラフと比較してみたいと思います。
停滞の20年と呼ばれている期間に注目しましょう。
実は社員側だけでなく熱意を持ち成長したい企業がどれくらい日本にあるか、という問題ではないでしょうか?
社員との価値の共有と共創を
記事ではギャラップ社のジョン・クリフトン最高経営責任者(CEO)に改善策のインタビューを踏まえて、熱意=エンゲージメントの課題として、その改善に向けて以下のようなアドバイスをもらっています。
エンゲージメントはどうやったら?
エンゲージメントや帰属意識はマーケティングの領域でも使われます。
社員を顧客とみなすのであれば尚更マーケティングの観点が必要です。
マーケティングとは成長のための仕組みです。
成長への意欲、少なくともサバイバルするための情熱を自ら率先している経営者がどれくらいるのかについても議論があって然るべきです。
熱意向上のために社員との対話あたり成長するリーダーと働く価値が伝わる言葉が選ばれているかも注目です。
共に働く意味を示しましょう!
より強いエンゲージメントのための出発点です。
これは働くことの価値の話であってマーケティングの話です。
社内でもマーケティングスキルの活用を。
耳に心地よい緩いパーパスで社員は動きません。
インターナルブランディングではなく社内にもマーケティングが必要です。
具体的な価値と便益の提示で人が活性化します!
そしてその価値を共有・共創する人たちのコミュニティのマネージメントにもマーケティングのスキルは応用できます。
今年はパーパスではなくマーケティングで組織を動かしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。
この記事が参加している募集
よろしければサポートをよろしくお願いいたします! みなさまのお役に立てるようにこれからも活動を続けます! 今後ともどうぞご贔屓に!