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海の共同運営マガジン『海のイドバタ会議』

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【海好きさんあつまれ!】 海が好きな仲間のための共同マガジンです。目指すは 「みんなで海のあれこれを話して、ワイワイ楽しみましょ」 といったマガジンです。 【参加条件】 ・…
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#エッセイ

海の共同運営マガジン『海のイドバタ会議』 作っちゃいました!

【海好きさんあつまれ!】海が好きな仲間のための共同マガジンです。 目指すは というマガジンにしたいです。 【共同運営マガジンを作るにあたって】 はじめまして、海好きの皆さん!海のイドバタ会議の守(もり)と申します。 私は、日本中の海を専門に取材しているフリーライターです。noteを始めて3年たちましたが、今まで海に関わる記事ばかり5000記事くらい書いてきました。(2024.2.16現在) といっても、新聞記事や業界紙、関係省庁などの情報を中心にしたまとめ的な記事が多いの

放浪のとある1日/コスタリカ🇨🇷

こんにちは、ゆもです! 今回は少し物語風に笑 ********************************************* バスの心地よい揺れと耐え難い暑さ、私はその快と不快の狭間でまどろんでいた。バスの中は満席で-というより超過しており-左右に2席ずつ並ぶバスの通路にもぎゅうぎゅうに人が押し込まれていた。湿気を多く含んだ島国特有の熱気と、することののない移動の時間。全身にじっとりと汗をかき続け、それでも昨夜2時間ほどしか寝ていないこともあり、常に眠気に引き込ま

海はリセットの場所

冬の海もなんだか寂しくて好きなんだけど、どうしても寒くて海の中に入れないから、やっぱり気にしないで入れる夏が好き。 スカートの裾が少し濡れても「まあ乾くっしょ」と先のことを微塵も考えなくていい、なんでも許してくれるような太陽がたっぷりの夏と夏の海が好き。 海が好きすぎる私は、日中半袖でもぎりぎりいけるだろうという日が続いてくるとすぐに海に行きたくなる。 5月に入ると今か今かとわくわくする。 6月には行きたくてたまらなくなる。 海とは縁もゆかりも無いけれど、何かに悩んだ

好きな場所がまた1つ増えた日

大丈夫であることを

どうしようもなく たったひとりで生きているような感覚になってしまうことがあるけれど 嫌でも大きな繋がりの中にいることを ふとした瞬間に 生きている人、植物、風や雨が 言葉、音、香り、肌触りを通じて 思い出させてくれる そのたびに きっと大丈夫なんだと それらの出会いを小さなお守りにして また歩き出す ずっと大昔は ひとつの海の中だったんだと 呪文のように心の中で唱えながら

日本の父の日に☆父から受け継いだこと

6月の第3日曜日は日本の父の日。 イタリアやカトリックの国では、中世より、キリストの父と考えられている聖ヨセフ/ナザレのヨセフ(San Giuseppe)の日の3月19日に父の日が祝われているとのこと。 ーーーーーーーーーーーー わたしが、父から受け継いだこと。 読書の習慣。 子どもの頃に、本を読んでもらったことで本好きになった。 魚介好き。 父が魚介好きだったことで、食卓で色々な魚介類に親しんだため、好みとしては、魚>肉になった。 書く習慣。 父は長く日記を記し

日々

朝、早起きして海へ向かう。 まだ人やものが動き始める前の静けさと、澄んだ空気と空、これから1日が始まろうとするエネルギーを秘めているような水面が見たくて。 前にふらっと近くの海に立ち寄ったときに、何でもない近所の海だけど、すごく綺麗で心が潤ったのを覚えている。 ちゃんと早く起きられた自分、えらい。いい1日のスタートになりそうだ。 来てみると、覚えていた心潤わせる感じとは違ってただただ、近所の海だった。 思ったよりもあたりは日が出てからしばらく経ったような空気感で、空はもや

#44 【旅のフォトアルバム】音戸・倉橋島・江田島ドライブ

呉駅にやってきた! 呉といえば大和ミュージアムなどから連想されるように軍艦の造船の町イメージが強いかもしれません。 それと共に、瀬戸内海の島々を含む海が綺麗な町でもあります。 というわけで今日はここで車を借りて海を見ながら気ままにドライブしていきます。 心の洗濯ってやつですね。 ひたすらに青い海に汚れきった心を洗い流していただきましょう。 実は6年前にも1人でバスを乗り継いで倉橋島にやってきたことはありました。 それを今度は車で。 ちなみに、呉までは電車に乗っ

海へ行きたい。

 海開きもそう遠くない六月の半ば。季節外れの暑さに汗じんわり、Tシャツは汗臭く、不快指数が上昇のカーブを描いている。短めの梅雨が通り過ぎ、夏になってしまう。  強烈な日差しが肌に突き刺さり、木の葉の緑が瑞々しく青を湛え、日光を反射する。体は熱くなり汗は止めどなく、屋内の冷気をもってしても中々汗が引かない。そんな季節、夏、真夏。夏休み。  夏といえば、海。  青と白のマーブルは鮮烈であり、緑と潮のにおいが鼻を掠め、白い砂浜と透明な海の小波、水着の男女、家族の背中。海の家では、焼

通りすがりの街~モルディブ・フルレ

新婚旅行先として不動の人気No.1、ダイバー憧れの海が待つ環礁―モルディブ。 この美しきインド洋の国には、実に100以上ものリゾート島がある。 ボートでは渡れない島に行くためには水上飛行機を利用する。目視で飛ぶので、日が落ちてから国際空港に着いた場合は、首都マーレか空港のあるフルレのどちらかに一泊する必要がある。 マーレの方がリーズナブルなホテルがたくさんあるのだけれど、私は絶対にフルレに泊まる。 モルディブはイスラム教。マーレのホテルでは、お酒が飲めないのである。せっかく

童神

 休みの日にしては早く目が覚めました。冷房を付け放しにして寝たのは今年初のことです。快適な環境で布団にくるまっていた割には眠りの浅瀬で波に揺られていたようで、ぼやけた寝室の天井を認識したときはまだ、頭の中に夢の残滓が漂っていました。  夢の内容はもうすっかり忘れてしまいましたが、深い深い青の中に髪の長い女性が佇んでいる、という網膜的な情報だけ、未だ残っています。  今日がゴミの日であることを思い出して急いでゴミをまとめます。その後顔を洗って寝癖を直して家を出ました。気持ち

「海」

今回はテーマを母にもらい、エッセイを書いてみます。 ずっと、テーマをもらって書いてみたかったのですごくいい機会でした。 今回は「海」です。 久しぶりのエッセイ。 文章を書くのわくわくします。早速はじめます。 海と言ったら、小さい頃を思い出します。 田舎にある近くの海に連れて行ってもらったり、海と言ったら、わくわくする場所です。 水は苦手なわたしですが、海は浮き輪があるので、比較的楽しめてた印象です。 学校のプールの授業はいつも嫌で、よく居残りや補習ばっかりだったのです

海の前では、みな小学生。

どんなに地位のある社長でも 有名な肩書きがあっても ものすごいお金持ちでも 海の広がる無人島に上陸したら あっという間にもとどおり 浜辺で何かを探す少年 みてみて~カニをつかまえたよ 海には不思議なちからがあるんだなぁ #エッセイ

ストックホルムからヘルシンキを豪華客船シリアラインで移動した

北欧周遊も4カ国目、フィンランドのヘルシンキに向かいます。これまでノルウェー、デンマーク、スウェーデンと飛行機や列車で移動してきたけれど、今度は船です。また新しい体験になる気がします。 スウェーデンのストックホルムを夕方16:45に出発して、フィンランドのヘルシンキには翌日10:30着。 ストックホルムの中心街から電車で移動して、駅に着きました。ぞろぞろ歩いている人たちに着いていけばなんとかなる!と思っていて、実際地図を見ずになんとかなりました。そして至る所に船のマークの