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国会図書館にもない『佐々木喜善全集』第4巻を入手

 以下の記事で『佐々木喜善全集』第4巻(遠野市立博物館、2003年)は佐々木喜善の柳田国男宛の書簡や日記が収録されており、喜善の伝記的な事実だけでなく、初期の民俗学・郷土研究者の交流やそのネットワーク、地域で活動していた民俗学研究者の実態などが分かる貴重な資料であることを紹介した。この第4巻は残念ながら国会図書館に所蔵がない。(他の巻は国会図書館デジコレ(国会図書館限定)で閲覧可能。)そのため、第4号のみ入手しようとして探していたが、先日、日本の古本屋で『佐々木喜善全集』が揃い出ているのを発見して悩んだが、第4巻が欲しいために購入した。以下に書影を写真で掲載しておきたい。

目次
奥付

上に掲載した写真では分かりにくいが、大きさは約27.6cm×約19.8cmであり、通常の全集よりも大きい。以下に『柳田国男全集』と比較した写真も載せておきたい。

比較

上記で述べたように、喜善の日記は情報の宝庫であるので興味深いことがあれば今後紹介していきたい。

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