コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.140
NICARAGUA - ORTENCIAS
今回の豆はニカラグアのCOEラス・オルテンシアス農園のもの。カップ・オブ・エクセレンス2020を受賞した豆です。
価格としては、100g約800円。COE(カップ・オブ・エクセレンス)受賞豆は決してお手頃価格の豆ではありません。手を出すのもためらってしまうこともあります。しかし、やっぱり高い評価を受けた豆はどんなものなのか知りたい。
ということで、自分へのご褒美だと思って最近は価格帯が高い豆もチョコチョコ手を出して、その味を確かめています。
↓ニカラグア産の豆の記録。
それでは、今回の焙煎記録です。
前回、同じ豆を焙煎したときは焙煎度1.16。今回は1.17。少しだけ今回の方が深めです。
<テイスティング>
COEということでその味の違いを期待してしまいますが、前回・今回この豆を焙煎してみて、その難しさを実感します。
普通に飲めるおいしさはあります。しかし、COE受賞豆ということで期待値も高いからか、そこまでおいしい!とはならなかったのが実際です。
推薦焙煎度はシティとなっているので、この豆はもっと深めに焙煎したほうが良いのかも。
COE系の豆は浅めの方がその個性を生かせるかなぁと思っていたのですが、色々と試してみる必要がありそうです。
暑い夏。夏は暑くないと。そしてその暑さを楽しまないと。ということで、オリジナルアイスコーヒー研究をこの夏はしようと思います。特別なアイスコーヒー。
火曜日。ツバメのおしゃべりが聞こえます。どこに飛び立つか話しているのかな。
皆さん、良い1日を!
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7月20日 伊藤仁斎(1627 - 1705)この日生まれた京都の儒者。材木屋の子。「論語」と「孟子」を高く評価し、宋学に反対して古学を主張した。「語孟字義」「童子問」
(問)ふつう博学と多学は同じものと考えられていますが、先生が相反するとされるのは。(答)一であって多にゆくものを博学といい、多であって多にとどまるものを多学といいます。博学はたとえば根のある木であって、根から幹や枝や花や実がびっしり茂り、それらは無数だが、しかも樹液の至らぬところはなく、いつまでも成長をつづけるようなものです。多学はたとえば切り花であって、枝葉や花や実が相ならび輝かしく、見る目に美しいが、しかもかわき枯れて長もちせず、成長しないようなものです。生と死が相反するようなもので、同一視してはいけません。「童子問」
桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より
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