コーヒーと音楽 Vol.64
Warren Zevon - Don't Let Us Get Sick
大衆に愛されるミュージシャンもいれば、ミュージシャンに愛されるミュージシャンがいます。Musician's Musician(ミュージシャンズ ミュージシャン)と呼ばれる人たちです。
今回紹介するWarren Zevonは間違いなくMusician's Musician。ビッグネームのミュージシャンのサポートなどを務めて評価はされてきました。ビッグネームのミュージシャンに自曲をカヴァーされてきました。しかし、ソロプロジェクトはWarrenの周囲の成功に比べたら微々たるもの。
例えば、日本でもJackson Brown(ジャクソン・ブラウン)と聞けば、「あ、名前だけは聞いたことある」になると思うのですが、ウォーレン・ジヴォンとなると「誰それ?」になってしまうような知名度だと思います。
ミュージシャンには受け入れてもらえるのに、大衆には受け入れてもらえない。そんな葛藤も抱えていたと思います。
今回はそんなWarren ZevonのDon't Let Us Sickという曲を取り上げます。
流れる時間、季節の中で体調が悪くなってしまったり、精神的に落ち込んでしまったりすることもあると思います。そんな時に寄り添ってくれる曲。
盟友のJackson Brownもカヴァーしています。共通するものがあったんだろうな。僕の好きな曲たちをJackson Brownは最良の形でカヴァーしてくれます。Little Featの時もそうでした。
Warren Zevonの影響はEddie Vedderにも Eric Bachmannにもちゃんと引き継がれているのを感じることができます。
土曜日。ゆっくりしよう。空を感じよう。
皆さん、良い1日を!
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池大雅 この日生まれた江戸時代最大の南画家。柳沢淇園に教えをうけ、天下の名山を歴遊して画心をねった。
桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より
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<この日生まれのミュージシャン>
ロバート・ジョンソン
キース・ジャレット
デイヴ・ロウントゥリー(ブラー)
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