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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 vol.31

昨日は秋分の日。徐々に長い夜となります。コーヒーノキの挿し木を別のポットに移し替えてみました。今から冬支度。

僕が現在住んでいる地は、冬場は氷点下になってしまうので、コーヒーノキは屋内で越冬するしかありません。どうか無事に冬を越せますように。

1日1日の中で、コーヒーノキに劇的な変化、成長があるわけではありません。内心、早く実がなるぐらいまで成長して、収穫したいなぁって思います。でも、焦らずゆっくりじっくり。そのときが来るのを待つのです。

コーヒーノキに生き方を教えてもらっている、そんな気がします。大切なものを育てるのは簡単ではありません。だからこそ、向き合って愛情を注ぐのみ。とにかく大切な大切な木ですから。

↓挿し木から出てきた若葉です。

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さて、前置きが長くなりましたが、今回の焙煎は記念すべき第31回目の焙煎の記録です。

特別な焙煎となりました。何が特別かというと、前回「コーヒーと道具 Vol.07」で紹介した、デジタル温度計付き片手鍋を初めて使っての焙煎なのです。

↓こんな感じで焙煎します。デジタル温度計のコードが微妙な長さなので、夏場はハーフパンツの裾のところに挟んで使用(笑)

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肝心の焙煎の記録は、

日:2020年8月21日(金曜日) 30℃ 湿度:65% 予熱:60℃
豆:コロンビア ナリーニョ スプレモ (生豆本舗)
生豆の重さ:200g
焙煎後の重さ:158g
1ハゼ:6:11
焙煎時間:10:13
色:フルシティ〜フレンチ
<感想>

いやぁ。温度が測れるって楽しい。鍋の中の温度変化を数値として記録に残せて、検証できる。これはおもしろい! 誰かとこの楽しさを共有したい(笑)。そしてなんとなく規則性が見えてきました。

徐々にそのぼんやりとした規則性をご紹介できればと思います。たとえば、

片手鍋の予熱を60度にして生豆を投入すると、温度は約20度下がる=生豆投入後の鍋の中の温度は40度ぐらいです。

最初の1分目は40度あたりで2分目は60度ぐらいです。そして3分目までは温度が急上昇します。3分目は90度ぐらいです。30度の温度上昇があります。そして、また落ち着いて1分間に20度の上昇を続けます。

ほら、楽しくないですか? 今まで感覚にしか頼らなかったものが数値として現れる。そして、改めて感覚って結構当てになるんだなとも感じます。

自分の体調管理よりも、片手鍋の中の温度管理の方がしっかりできるようになるかもしれません(笑)。

ぜひ、チャレンジしてみたい方はご一報を!っていないか(笑)

↓写真では、かなり深煎りな印象ですね。仕上がりが158gといつも(170g前後)より軽いことからも、深く煎ったことがわかります。

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