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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.114

BLEND: CUBA + MEXICO + BOLIVIA

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昨年からはじめた片手鍋焙煎。その記録を毎回とっています。

今回の焙煎記録は中南米ブレンド。キューバ、メキシコ、ボリビアの豆をプレミックス(生豆の時点で混ぜ合わせる)しました。

今のところ、拘りのブレンドとは程遠い、気まぐれのブランドです。奇跡的においしいブレンドが見つからないか運にまかせています(名付けて宝くじブレンド)。

適当な性格がバレてしまいますが、運とか偶然というものが大好きなので、お付き合いいただければ幸いです。

それでは、今回の焙煎記録にいってみましょう。

日:2021年3月7日(月曜日)

温度:11.3℃ 湿度:42% 天気:曇

予熱:60℃→42℃ CB缶使用:2回目

豆:キューバ ALTURA (100g) + メキシコ マラゴジッペ (100g) + ボリビア RENE & CARMELO (100g)(生豆本舗+豆乃木)

生豆の重さ:300g

焙煎後の重さ:250 g

1ハゼ:9:13(193℃)

煎り止め:15:30(219℃)

焙煎度:ミディアム

<感想>前回から新しいカセットコンロにして火力がアップ。今までとは違う火力に慣れず。それでも前回よりかは少しマシになってきた感があります。

味の方は、悪くはありませんが、おいしい!とまでは行かず。難しい。

↓右が前回のもの、煎りムラがかなりあります。左は今回のもの。浅めの煎りですが、色はまとまってきています。

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片手鍋についているデジタル温度計で鍋の中の温度を測ってはいますが、同じ温度でも焙煎度は変わってきてしまいますね。

たまにバグってしまうデジタル温度計。片手鍋で温度を測る限界を感じてしまいます。感を磨くしかないのか。悩みどころです。

とは言っても、自分の焙煎経験の浅さが一番の原因であることはわかっているので、もっともっと焙煎して気づきを得られればと前向きに捉えています。

同じ豆で同じような焙煎度の再現ができるか、繰り返し繰り返し1000本ノックのように片手鍋焙煎チャレンジをしてもいいのかも。

とにかく自分が納得できるおいしさをつくる+それを再現することができるようになるまであきらめません。

片手鍋焙煎では鍋を振りながら自分自身と向き合うことができます(なかなかシュール)。

悩みの渦中にいる方は、ぜひ片手鍋焙煎にトライされてみては!もれなく自家焙煎コーヒーがついてきます。

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昨日は朝、久しぶりに散歩しました。昨年の今頃のことを思い出したり。振り返ってみれば、一年はあっという間に過ぎていますね。

金曜日。何にもしないで、外でボーッとコーヒーが飲みたい。

皆さん、良い1日を!

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本居宣長 この日松坂の町人の子に生まれた古典学者。日本の古典を実証的文献学的に研究し、また外国崇拝を排して国学の中心人物となった。主著「古事記伝」など。

 大かたこの戦国の時のもようは、田畑の物成りの内わずかに農民の今をつづけて飢えに及ばぬほどを百姓の手にのこして、その余は皆年貢に取れるくらいの事なりしは甚しき事ならずや。・・・今の世の年貢は、その戦国のころのままなれば至って多きこと也。・・・しかるは上々にも下々の役人も、百姓をあしらうに露ほどもめぐみいたわる心はなくして、年貢はもとより今の世の定まりの如く出すべきはずのものと心得、その定まりの年貢の外にも、なおさまざまの事ども工夫し出して、・・・ただ百姓を苦しめに苦しむる所もありとかや。(秘本玉くしげ)

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より


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