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コーヒーと音楽 Vol.164

Burt Bacharach & The Posies - What The World Needs Now Is Love

追記:貼り付けていた動画+歌詞は削除しました(2022/08/20)

コーヒーを飲んでボーッと。ボーッとするときにコーヒーがなくたって良いのですが、あれば良質な「ボーッと」ができます。

そのボーッとするときに良質の音楽があればなお良し。

今回は「コーヒーと音楽」です。

ずっとウクライナ情勢が気になっています。最近はニュースをみるとすごく疲れてしまうので、ちょっと距離を置きながらウクライナのことを考えています。そこから派生してロシアのこと、世界のこと、日本のこと、自分のことまで見つめながら。

そんなときにふと頭の中で流れたのが、今日紹介するBurt Bacharach & The PosiesバージョンのWhat The World Needs Now Is Loveです。

この曲を知ったのは、恐らくオリジナルのBurt Bacharachバージョンをベストアルバムで聴いたからだと思います。

この曲は作曲がBurt Bacharach、作詞はHal David。

今回紹介するバージョンが個人的に一番好きなのですが、これは元々オースティンパワーズ用のバージョンということは知りませんでした。

実はオースティンパワーズは観たことがないのですが、サントラリストを見る限りかなり拘った選曲です。観てみたいな。

バートバカラックのピアノをバックにシャンパンで乾杯してダンスなんて最高だな。

What the world needs now is love, sweet love

水曜日。花粉症のせいか体調が優れません。夢の中でゆっくり休めたら。

皆さん、おやすみなさい。

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3月9日 ゴーゴリ(1809 - 1852)この日小ロシアの地主の子に生まれた小説家。農奴制下のロシア社会の悲惨を描き出したレアリストの代表者。「外套」「しせる魂」、喜劇「検察官」など。

 ああ、ロシアよ、お前もあの、どうしても追いつくことのできない三頭馬車のように、ずんずん走って行くのではないか? お前の駆けて行く道からは、煙のように埃がまいあがり、橋がとどろき、何もかもが後へ後へと取り残されてゆく! まのあたりに、この不思議な神業を目撃した人は、これは天からひらめいた稲妻ではないかと、茫然として立ちすくんでしまう。・・・ロシアは、地上のありとあらゆるものを追い越して飛んでゆく。横目でそれを眺めながら、もろもろの他の国民と国家とは、かたわらへ寄って彼女に道をゆずるのである。(死せる魂)

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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3月9日 ジョン・ケイル(1942年3月9日 - )この日生まれた、イギリスのウェールズ出身のミュージシャン。アメリカでヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバーとして活動した後、自己名義の作品を多数発表し、音楽プロデューサーとしても活動。

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3月9日 永井荷風

余は五、六歩横町に進入りしが洋人の家の樫の木と余が庭の椎の大木炎々として燃上り黒烟風に渦巻き吹つけ来るに辟易し、近づきて家屋の焼け倒るるを見定ること能わず。唯火焔の更に一段烈しく空に上るを見たるのみ。これ偏奇館楼上少からぬ蔵書の一時に燃るがためと知られたり。(一九四五年三月九日)「摘録 断腸亭日乗」(下)、礒田光一編、岩波文庫、一九八七年

木田元 編 一日一文 英知のことば(2018)岩波文庫より

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