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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.53

<BLEND> VIETNAM - TOI SPECIAL WINEY NATURAL(98g) + VIETNAM EVER GREEN(12g)

昨日は全日本コーヒー協会のコーヒー検定3級を受験しました。といってもZOOMを使ってオンラインで講義を受講するだけ。でも質疑応答も含めると、なんだかんだで2時間近くかかりました。講師の方は喋りっぱなしだから疲れるだろうなぁ。

↓3級では教本は必要ないけれど、せっかくの機会なので購入。今は得られる情報、知識はなんだって貪欲に吸収です。

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すでに知っている情報は多かったのですが、自分の拙い知識を振り返る意味では良かったなと思います。アラビカ種とカネフォラ種の豆の見分け方が知れたことが1番の収穫です。

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検定とか試験とかなるべく受けたくない人間が、なぜか受験をするに至ったことは奇跡です(笑)。次は来年2級にトライしてみよう。

今できることをコツコツと。小さなことの積み重ねの時期です。

さて、今回の焙煎の記録を見ていきましょう。

日:2020年10月6日(火曜日)22℃ 湿度:57% くもり 予熱:60℃→投入後49℃
豆:ベトナム TOI SPECIAL WINEY NATURAL(98g) + ベトナム EVER GREEN 18 (12g) (生豆本舗)
生豆の重さ:200g
焙煎後の重さ:165g
1ハゼ:7:23(185℃)、2ハゼ:10:30(224℃)
消火:11:25(238℃)
煎り上げ:13:25
色:フレンチ
<感想>

前回、片手鍋のデジタル温度計の調子が悪かったのです。もしかしたら予熱を219℃と通常よりも高く設定したのが原因かもと思い、予熱を今までと同じ60℃設定にしました。そうしたら温度計も安定。う〜ん、設定温度の問題なのか。あとは、毎回試し煎りをして、温度計も慣れさせる必要があるのか。

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今回は2種類のベトナムの豆をブレンドしました。今のところ僕は生豆の状態でのブレンドを試みています。これは僕が気になっている中川ワニさんがそうしているとインタビュー記事で書かれていたから、というのが一番の大きな理由です。

この生豆の状態でのブレンドをプレミックス、焙煎後の豆のブレンドをアフターミックスと呼ぶのだと上記のコーヒー検定教本に書いてありました。

教本にはプレミックスのメリットは「工程がシンプル」、デメリットは「ブレンドしたそれぞれの豆を同じ加熱方法でしか焙煎できないため、色々な味を作り難い」とあります。

逆にアフターミックスのメリットは「表現できる味のバリエーションはほぼ無限」、デメリットは「工程が複雑であり、焙煎豆を保管するためのサイロや焙煎豆のブレンドに使用するミキサーなどの設備が必要」とあります。

確かにプレミックスだと豆の状態、種類が異なるので、煎り上がった豆の焙煎度にバラつきが生じます。

でも僕はやっぱりプレミックスがいいな。理由は、シンプルで無限ではなくて有限の中で豆と向き合いたいから。その中に奇跡的なブレンドがあるはず。生き方もおんなじ。

ベトナムの豆のブレンドはやっぱりベトナムコーヒー。コンデンスミルクにコーヒーを淹れて飲むのです。

人生は苦いから、たまには甘みも必要必要。

みなさん、良い日曜日を!

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