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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.54

LAOS - GRADE 1

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眠い。布団から出たくない。ちょっと前までは勝手に4時に目が覚めて、早朝の散歩をしていたなんて考えられません。夢の中にもっと長くいたい。早く夢が現実にならないかな〜。

さて、今回の焙煎の記録を見ていきましょう。

日:2020年10月6日(火曜日)19.1℃ 湿度:66% くもり 予熱:60℃→投入後38℃
豆:ラオス GRADE 1 (生豆本舗)
生豆の重さ:300g
焙煎後の重さ:?g
1ハゼ:13:43(195℃)
消火:16:00(214℃)
煎り上げ:18:00
色:ハイ
<感想>

片手鍋の焙煎にはいろんなことが起こります。デジタル温度計の調子が悪かったり、今回はガス缶のガスが焙煎途中で弱くなってしまい、思うように焙煎できなかったり。試行錯誤の連続です。ガス缶のことに気が取られて、肝心の焙煎後の豆の重さも測り忘れてしまいました(笑)。

僕は年代もののカセットコンロを片手鍋焙煎で使っています。使用するガス缶はSOTOの物に統一しました。

↓以下の記事にSOTOのガス缶を導入した時のことが書いてあります。

このSOTOのガス缶1本で焙煎が何回できるのかも記録しはじめました。これまでの経験から大体焙煎6回目あたりから火力が弱くなっています。これはカセットコンロのスペックによっても左右されると思います。僕が使っているカセットコンロはおそらく数十年前のものなので、省エネとかそんな概念もない時代のものだと思われます(笑)。

今回良い機会なので、ガス缶の値段と使用回数から焙煎1回にかかる費用を算出してみました。アマゾンのSOTOのガス缶の参考価格は3本セットで990円です(価格は時期によってかなり変動しているので参考価格を目安とします)。1本あたり330円

1本のガス缶で5回は安定した焙煎ができるとすると、330円÷5回=66円(1回の焙煎)となります。もっと安いガス缶を使用すればコストは抑えられますが、SOTOのガス缶は使用してみて安定感を感じたので、これを僕の定番としています。(多分安いガス缶であれば1本あたり半額以下ですよね)

現在の僕の片手鍋焙煎スタイルだと、生豆以外の実質のランニングコストはガス缶と焙煎後の豆の冷却のための扇風機の電気代だけです。扇風機の電気代の算出は面倒なので(笑)、以下のサイトを参考にしてみると1時間あたり1円前後ぐらいになりそうです。ということで、1回の焙煎で扇風機の電気代は1円とします。

それに、生豆の金額を足せば、1回の焙煎にかかる費用が出てきます。生豆の値段については以下の記事でも書いていますが、生豆1gあたり約2.5円を目安とします。

僕は毎回、生豆200gで焙煎することがほとんどです。ということは、200g×2.5円=500円が生豆のコストとなります。まとめます。生豆200gを焙煎するのにかかるトータルコストは、

1.ガス缶=66

2.電気代=1円

3.生豆代=500円

合計金額=567円です。

そこからさらに、僕のコーヒー1杯の値段を算出してみましょう。現在コーヒー1杯を淹れるのに13gの豆を使っています。この13gという量に関しては以下の記事で書きました↓

200gの豆を焙煎するのに567円。1gあたり約2.9円。これにコーヒーを淹れるのに使う豆の量13gをかけてみます。2.9円×13g=約38円。それプラス、水道代、お湯を沸かす費用、電動ミルに使う電気代、ドリップ用のフィルター代が入ります。となると、僕が普段自分で焙煎した豆で1杯のコーヒーを飲む時、そこには約40円の費用がかかっていると言えます。

そんなにコストについて意識はしてこなかったけれど、改めて考えてみるとコーヒーを取り巻く価格設定や、コーヒー農園の方々の人件費なども意識するようになります。それにしても、自家焙煎でコーヒーを楽しめれば、カフェでコーヒー1杯飲むのと比較すると随分と安上がりです。

ということで、今回はガス缶からはじまって、コストの話となってしまいました。でも、たまには違った視点で焙煎を眺めてみると新たな発見があって面白いです。

↓10月6日に焙煎した3種類の豆。焙煎度もそれぞれ違います。一番上はベトナムのEVER GREEN。フレンチ。真ん中は同じくベトナムのEVER GREENとベトナムのTOI SPECIALのブレンド。フルシティ。そして一番下が今回のラオスのGRADE 1。ハイ。

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やっと水曜日。今日は11月11日。ポッキーの日と言われているようです。ポッキーを食べながらコーヒーを飲んでもいいな〜。

みなさん良い1111日を!!!!

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