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コーヒーと音楽 Vol.52

坂本龍一 - Undercooled

2004年。今から17年前。僕はこの映像、ミュージックステーションをリアルタイムで実家で観ていました。

すごく強烈な印象が残っています。あくまで勝手な主観ですが、他のアーティストとのステージング、音作りの差があまりにも歴然としていました。

ミュージックステーションの司会タモリの周りの空気感と坂本龍一on stageの空気感の差。タモリは嬉しかったんじゃないですかね。

曲の旋律の美しさはもとより、こんな曲構成ができることを素直に羨ましく思います。

教授のKorgのKaoss Pad 2の使い方とかすごいですよ。こんなに効果的にこの暴れん坊をうまく扱うのは、他にはWilcoのギタリスト Nels Clineぐらいしか思いつきません。

そして小山田圭吾さんのギタープレイ、エフェクターの使い方もすごい。絶妙な音の抑え。

そして何よりもこのクオリティで全体の音のバランスを保つのすごい。

すごいことづくしです。

ドラムとベースのサウンドプログラミングにはお馴染み髙橋幸宏&細野晴臣=スケッチ・ショウ。

単調な繰り返しで最大限の効果をもたらす。

↓ピアノでライブバージョン。ピアノの上にロウソクの灯火。いいなぁ。

↓言葉でのメッセージ性がすごく強いこの曲ですが、僕はこのうないぐみバージョンの映像にある空や海や自然の光景に胸打たれます。

たま〜にふとした時に、このUndercooledのメロディーが流れてきます。

この曲が発売されて17年たった現在。時は流れた。僕も歳をとった。

次の17年後はどうなっているんだろう。

60歳が見えてくる頃。僕の身体は動くのだろうか。僕はいるのだろうか。

そんなの誰にもわからないから今をどうするか。

どんな心で生きるか。

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悩み苦しみ生きる中に、幸せや美しさを感じながら生きる。

心に正直に生きよう。

日曜日。心に栄養を蓄える時間。

皆さん、良い1日を!


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