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コーヒーと音楽 Vol.202
Svaneborg Kardyb - Terrassedør
皆さん、こんばんは。
今日は夜風をただ感じるだけでいい。そこには音楽すらいらないのかもしれない。
でももし今日の夜風のための音楽を選ぶのだとしたら、デンマーク出身のインスト・デュオ Svaneborg Kardyb の Terrassedør という曲にします。
このデュオ、まだ知名度は低いのですが、そのうちビッグになる気がしています。
ぼくが知ったのはNPRのTiny Desk(Home) Concertを観て。
彼らをエレクトロニカと呼んで良いものかわかりませんが、ぼくの第一印象はエレクトロニカな感じでした。そこにジャジーなアプローチ。ものすごく正確なドラミング。そして抑えた鍵盤メロディー。
このTiny Deskのコンサート映像の中でもとりわけ気に入ったのが、今回紹介するTerrassedørという曲でした。
夜風のように涼しく流れていく感じ。決してダイナミックなドラマチックさはありませんが、やわらかなフローがそこにはあります。
彼らのことを調べようにもあまり情報がありません。
以下の記事に多少の情報が英語でありました。
デンマークでは音楽賞を受賞していて知名度があるのかもしれません。
上記のサイトの記事には、こんな言葉が。
“We started in the earliest of mornings over the blackest of coffee, sometimes even without talking, just music. Immediately we felt a connection between our personal style of playing and the compositions emerged like out of nowhere. The vibe from these early sessions is still the backbone of our little band”.
ぼくらは思いっきり濃いコーヒーを飲みながら、早朝に話もせずにセッションをはじめたんだ。すぐに自分たち演奏スタイルとどこからともなく湧いてくる音の中にあるつながりを感じたんだ。このときのセッションにあったフィーリングが今でもぼくらの骨格になってるんだよ。
早朝のコーヒーを飲みたくなりました。
明日は朝にコーヒーを淹れよう。
金曜日。時は流れる。この夜風の中にも時が流れる。流れてどこにいくんだろう。
皆さん、ゆっくりお休みください。
<今日の誕生日> 7月8日 ベック(1970 - )この日生まれたアメリカ合衆国のミュージシャン。1990年代から活躍を続けるアメリカを代表するソロ・アーティスト。
<カレンダー日本の天気> 7月8日 日本の降水量
日本は雨の多い国である。日本の1年間の降水量は平均1750ミリ見当で、世界全体の平均約840ミリの倍に近い。アメリカやヨーロッパの国々などでは800ミリ。ソビエトは400ミリ見当である。
これは自然の大きな恵みである。雨が多いので水の質もよく、農作物もよくでき、工業にも都合がよい。また森林が多い。国土の66パーセントの倍となっている。日本では、木を伐っても、放っておけば、自然に生えてくるが、雨の少ない国ではそうはいかない。日本がせまい国でありながら、多くの人口が養える理由の1つには、この自然条件がある。
※この本が出版された1982年の記述です。
<一日一文> 7月8日 エドマンド・バーク
実際我々が直面する状況、つまり巨大な収入、途方もない負債、強大な陸海軍、政府それ自身が一大銀行家にして一大商人であるというような現在の事態においては、もしも或る種の極悪な悪名高い行動や致命的な改革によってこれら民衆の代表が法律の柵を越え出て恣意的な権力を導入しようとする事態が生ずる場合には、これら代表が国家公共の利益に対する或る程度の配慮を保持することを可能にする唯一の方法は、民衆という団体そのものが介入する以外にないというのが私の信念である。(『現代の不満の原因』)『エドマンド・バーク著作集』Ⅰ、中野好之訳、みすず書房、1973年
<今日の英語> 7月8日
The garden had been hedged with tall trees to break the wind.
その庭は風を遮るために高い木々の生け垣で囲まれていた。
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