コーヒーと音楽 Vol.38
Gerry Mulligan's New Sextet - Idol Gossip
とにかくインパクトの強いアルバムジャケット。今回紹介するのは、昨年末に偶然出会ったレコード Gerry Mulligan's New SextetのIdol Gossipです。
ついこの間(4日前)にGerry Mulliganの音楽を取り上げたばかりですがGerry Mulliganを再度取り上げようと思ったのは、今日が彼の命日だと知ったからです。
一昨日「コーヒーと本」で取り上げた安野光雅さんの旅の絵本が完成したのが1976年。このIdol Gossipが発表されたのも1976年。つながります。
僕はJazzのことは詳しくないのですが、自分の音の好みはハッキリとしています。
このアルバムに流れる清涼感は一聴で好きになりました。特にWalk On Waterなどは、その名のとおり澄み渡る水面を軽く歩いて行くようなメロディです。
レコードをかけていたら聞き覚えのあるメロディーが。「ワルチング・マチルダ!」と嬉しくなりました。この曲はオーストラリアの愛国歌。オーストラリアでは国歌のように歌われる曲です。
オーストラリアはゴールドコーストに3回ほど訪問したことがあって、その都度この曲を聞いてきたので愛着があります。すごく伸びやかにアレンジされています。
↓この曲が愛国歌というのがいかにもオーストラリアっぽくて好きです。
心が洗われるような曲たち。そして冬の澄み渡る空気。
こんな時だからこそ、心を澄み渡らせたいものです。
水曜日。コーヒーを淹れて空を眺めよう。いつの日かゴールドコーストの浜辺をゆっくりゆっくり裸足で散歩できることを願って。
皆さん、良い1日を!
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