コーヒーとお酒 Vol.08
白ワイン飲み比べ その5
ついに白ワインに関する書籍を2冊購入してしまいました。今までは「とりあえず飲み比べていればいいか」と思っていたのですが、やっぱり知識を得たくなりました。特にラベル情報を読み取りたくなってしまったのです。
僕には全くと言っていいほど白ワインの知識がありません。コーヒーもそうでした。しかしある程度の知識があると、楽しめる世界が広がることはコーヒーを通してわかってきました。
白ワインも同じように少しずつ知識を身につけて、自分にとっておいしいものが見つかればいいなと思っています。
↓1冊目はフランス産の白ワインについての本。探してみるとわかるのですが、「白ワイン」に特化した書籍は本当に無いんです。その点で、この本は貴重。
↓もう1冊も原著は洋書のものを翻訳した本です。日本語で書かれた白ワインについての書籍も貴重。
これだけ市場に日本酒以上の種類が出回っている白ワインですが、書籍となると数少ないのはある意味で不思議ですね(対して日本酒についての本はものすごくあります)。
それでは今回の飲み比べ結果を見ていきましょう。
<1位通過>
TIERRA BUENA テッラ・ブエナ(2019) スペイン
りんごの爽やかな香り。一口目でおいしさをすぐに感じることができた一本です。こういう出会いがあると俄然ワインの世界がおもしろくなってきます。
<2位通過>
DEBBIE DOES デビーダズ(2019) 南アフリカ
南アフリカ産のワインは下記にもありますが、まだまだ若い印象が強いです。音楽で例えるならばインディーズな感じです。若いが故に酸っぱい。甘くもない。そんな印象。
しかしこの一本は違いました。酸味がギリギリ抑えられていて、飲みやすい。今後が楽しみ。
<その他>
FALSE BAY フォルス・ベイ(2019) 南アフリカ
酸味強めです。実はこのワインを飲んだ時はあまり体調が良くなかったせいもあるのか、少し飲み残してしまいました。
ラベルにカタツムリがいてカワイイです。南アフリカ産のワインはラベルデザインがユニークで面白いですね。
THE WEATHER MAN ウェザー・マン(2019) 南アフリカ
かなり渋味を含む酸味が強いです。久々にこのタイプの酸味を白ワインに感じました。苦手な酸味なのですが、やはりこれもラベルデザイン、カラーリングが好きなので今後に期待です。
THE GURU グールー(2019) 南アフリカ
これも酸味が強い。でも僕の好きなオレンジカラーとモノクロが入っているので妙に印象に残るボトルデザイン。ギターエフェクターで言うなれば、エレクトロハーモニクスな感じです。
<雑感>
今回は南アフリカ産の白ワインが印象的でした。まだまだ若いのですが、新境地を目指している気がして今後が楽しみだなぁと思いました。
ワインにしろ、コーヒーにしろ商品化までには様々なドラマがあるはず。それがこうやって日本に届き、僕のような一個人が飲んでいる。その過程に思い馳せると感慨深いものがあります。
飲み比べなどという偉そうなことをしています。順位までつけることは失礼極まりないこととも思っています。あくまで個人的なテイスティングの備忘録として読んでいただければ幸いです。
水曜日。青い空に冷たい風。想い馳せながらゆっくりと過ごそう。
皆さん、良い1日を!
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