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コーヒーのおみやげ Vol.11

BEARPOND Espresso ROASTERS - Flower Child

皆さん、こんばんは。

今日は約2ヶ月振りの「コーヒーのおみやげ」コーナー。

やっと時間をつくれて、ずっと気になっていたBEARPOND ESPRESSOに行くことができました。

このお店は、映画「A Film About Coffee」や書籍「コーヒーの人」でオーナーの田中さんが取り上げられていて知りました。田中さんの言葉がすごく心の中に残っていて、いつかエスプレッソ飲んで見たいなぁと思っていたのです。

ただ、事前にインターネット上でBEARPONDの口コミを目にしたら、結構辛辣なコメントがあって、妙に緊張してしまいました。

その批判的な口コミの大半は、接客に満足していない、もしくは自分の思い描いたサービスがないというものです(カフェラテがぬるいとかいうコメントがある時点でどのような方が言葉を発しているかはわかります)。

あんまり口コミは信じない方なので、ちょっとドキドキはありましたが伺ってみました。

ぼくにとっては至って居心地の良いローカルなカフェでしたよ。TOPを注文しましたがおいしかったです。ちょうど雨が降ってきて、路上を感じながら飲むことができました。

お店が人を選ぶ、というのはあるかもしれません。それは多分、コンサート会場でずっとスマホ片手に動画撮っていたりする観客とそれを良しとしないアーティストとの関係に似ている気がします。目の前にあるものを感じながら楽しむ。

そのBEARPONDではおみやげにFlower Childという豆を買ってきました。

パッケージングを見るのが大好き。かっこいい。


想像していたよりも深くない焙煎度。
ネルで淹れてみます。
嫌味のない苦味が効いていておいしい。

いつかまたフラッと訪問しよう。

それにしても15年以上振りにBEARPONDのある下北沢に行きましたが、駅周辺が様変わりしていて方向感覚がおかしくなりました。

なんだかなぁ。ザ・デザイナーズタウンを目指すのでしょうか。

いろんなことを考える時間が持てて良かったです。

水曜日。自分の中の美学は何か。何を大切にしたいのか。どう生きたいか。

夢の中で思い描こう。

皆さん、おやすみなさい。


<今日の誕生日> 5月25日 レイモンド・カーヴァー(1938 - 1988)この日生まれたアメリカの小説家、詩人。


<カレンダー日本の天気> 5月25日 日向ひかた

 1972年の今日、北海道の雄武おうむでは大火があり、47棟が焼けた。これは、この地方で”日向風”と呼ぶ、山越しの西南西の強風が吹き、フェーン現象を起こし、空気が乾いたためである。 
 ”ひかた風”という名は万葉集にも出ており、山陰から北海道におよぶ広い範囲でいわれている風の古名である。地域により多少の違いはあるが南よりの系統の風である。”日方”と書くことも多く、太陽の方から吹いてくる風だという説もあるが事実にはあわない。 
 5月は気候のよい季節で、ハイキングに行くことも多いが、山火事の起こりやすい時期なので、火には十分注意をする必要がある。

髙橋浩一郎「カレンダー日本の天気」

※この本が出版された1982年の記述です。


<一日一文> 5月25日 ロバート・キャパ

暁闇ぎょうあんの中、爆弾で噴火口のようにあけられた穴だらけの道にクリスが目をこらしているあいだに、私はふと先刻の写真をとりだしてみた。それらは、ちょっとピンぼけで、ちょっと露出不足で、構図は何といっても芸術作品とはいえない代物であった。けれどもそれらは、シシリヤ攻略を扱った限り、唯一の写真であり、海上部隊の写真班が、海岸からなんとか、発送の手配をつけたものよりも幾日か早いにちがいないのである。(「シシリヤの空中に浮かぶ」)『ちょっとピンぼけ』川添浩史・井上清一訳、文春文庫、1979年

木田元 編 一日一文 英知のことば(2018)岩波文庫より

<今日の英語> 

Paleontologists try to reconstruct the nature of life in the past by analyzing fossils.

古生物学者は化石の分析によって過去の生命の真の姿を再現しようとする。

英検1級 でる順パス単


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