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コーヒーと食べ物・飲み物 Vol.06

カスカラティー(コーヒーチェリーティー)

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今回は「コーヒーと食べ物・飲み物」シリーズです。紹介するのは、カスカラティ(コーヒーチェリーティー)です。

昨日のnoteで、コーヒーの実の収穫について書きました。そして、コーヒーの実から生豆を取り出す際、外皮とパーチメントを捨てるのはもったいないので取っておいたことも書きました。

今日はその外皮とパーチメントで「ティー」を作ってしまおうというものです。

通称カスカラティー(スペイン語で「籾(もみ)」を意味するcáscaraからきているそうです)。別名、コーヒーチェリーティー

それでは早速つくってみます。

↓収穫した生豆と外皮とパーチメント(にシルバースキンも混ざっている)。今回は右の生豆は使いません。使うのは左の皮たち。

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↓正式なカスカラティーは、どの部分を使うのかわかりません。でもきっと、そんな細かなこと気にしなくて大丈夫。

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↓鍋で水を沸騰させます。

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↓お茶用のポットを用意します。

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↓鍋で水を沸騰させながら、なぜ鍋なのか?自問してしまいました。ヤカンでも良かった。まぁ気にしないことです。多分、途中までは鍋で煮出すイメージでいたんですね。

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↓ティーポットに殻たちを入れます。

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↓お茶とおんなじ感覚です。

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↓お湯を注ぎます。

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↓タイマーで10分セット。待ちます。

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↓そしてできあがったのがこちら。どんな色になるのか想像もつかなかったのですが、確かにティーという感じ。コーヒーではありません。

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飲んでみると、やさしくておいしい!もっと個性が強すぎて飲めない味を想像していただけに、意外性たっぷり。例えるなら、甜茶です。

甜茶も個性が強いので好き嫌いはあるかと思いますが、甜茶よりもやさしい甘みとスッキリした味わいです。体に良い感じ。

カスカラだけでも購入できるようなので、コーヒーチェリーの栽培は難しい場合でも、その味を試すことはできそうです。ぜひお試しあれ!

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「電線がなければいいのに」って写真を撮るとき思うのは、僕の勝手な都合から。

電線をどうかしよう、じゃなくて電線がないところに自分が移動すればいいんだよな、なんて、ふと思いました。

日曜日。ちょっと体が重たい朝は、ちょっと甘いコーヒーでも飲もう。

皆さん、良い1日を!

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8月29日 メーテルリンク(1862 - 1949)この日、ベルギーのガンで生まれた劇作家。象徴的な手法で宇宙と人間の運命をえがいた。代表作「青い鳥」のほか、劇、随筆が多い。

 チルチルとミチル ー いや、いや、いやですよ、光さん!ここにいてね!・・・ 光 ー 泣くんじゃないよ、ね、いい子だ。わたしは水のように声を立てないで、人間にはわからないように輝いているだけなのだ。でも、わたしは人間が死ぬまで守っているよ。わたしはね、広い月の光の中にも、キラキラ光る星の中にも、毎朝のぼる朝日の中にも、毎晩ともされるランプの中にも、それからお前たちの魂の、どんないい立派な考えの中にも、どこにでもいて、お話しているんだから、それを忘れないでね。(青い鳥)

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より



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