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コーヒーと食べ物・飲み物 Vol.10

ブリキバケツ燻製 Part 2

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今回の「コーヒーと食べ物・飲み物」は久しぶりのブリキバケツを使った燻製です。

コーヒー豆の焙煎と同じく、燻製も自家製でできるとはよく聞くものの、手がなかなか出せないと思います。

しかし、一度トライしてみると燻製も簡単にできてしまうのです。

僕はブリキバケツを使った燻製をしています。理由は、バケツがあったから(笑)。

基本的には空気が通りつつ、煙が充満するような(燻すことができる)空間があればなんだっていいのです。

↓前回、ブリキバケツを使った燻製については詳しく書いたのでご参考までに。

今回は、チップをヒッコリーで試して見ました。

封を開けて匂いを嗅いで見ます。うん、良い香りだ。

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↓ブリキバケツの中に二重構造になる形で、もう使わなくなったキャプテンスタッグの火起こし器をずっと入れっぱなしにしてあります。

そして、この写真では見えないのですが、その下にはいらなくなった鉄のすき焼き用鍋を置いています。こうすることでバケツ底が直火で劣化するのを最小限に抑えています。

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↓燻製も火付けに難儀していました。前までは木っ端などで火起こしをしていないのですが、煙が出てしまって困っていました。

今は、SOTOのバーナーがあるので、炭を使うにしてもとっても楽チン。このバーナーひとつあるとすっごく便利です。

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今回もスーパーで適当に豚ブロックを買ってきて、適当にスパイス、塩をかけて下ごしらえ。本当はもっと塩をまぶして寝かせた方が良いのでしょうね。

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↓バケツの中の火起こし器の上には、やはりいらなくなった土鍋を置いて、この中にチップを入れます。

不要になったものをいかに捨てずに生かすかを考えるのが大好きです。

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↓チップの量も適当。

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↓これまた使わなくなったBBQ用の網をバケツに入るように四隅に切り込みを入れて曲げました。これを土鍋の上において、あとは具材を乗せるのみ。

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↓ドーンと。

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↓そしてもう一つのブリキバケツで蓋をします。

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↓蓋をしたらこれの出番。温度計です。

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↓インパクトドライバーで温度計を差し込む用の穴を開けてあります。

そうそう燻製に使っているバケツの下の部分にも空気の通り穴を結構な数あけました。よ〜く上のバケツの写真をみると穴が確認できると思います。

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↓この穴に、温度計を差し込んで、あとはひたすら待つのみ。温度が下がったら中を確認して炭を足したり。基本的にはほったらかしです。

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↓現代アートの作品みたいで、カッコ良くないですか?と言ってみる。

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↓ひたすら待つこと数時間。といってもじっと待っている訳もなく。この脇で、僕は片手鍋で焙煎も同時進行。

このブリキバケツ燻製がちょうどヒーターがわりになって、この季節すごく良いことに気づきました。

これアウトドア好き、釣り好きの人にとってすごく良いんじゃないかな。釣った魚を燻製にしながら暖を取って、また釣り。そして釣りが終わったら、出来上がった燻製を肴に。絶対良い。炭の後処理だけどうにかなれば。

↓はい。そうこうしているうちに燻製ができました。見栄えが悪くてすみません。でも味は、うまいですよ。卵はまだ浅かったですが。

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燻製にした具材は、炒め物に使ってもよし、サラダに入れてもよし。使い回しが効くのでとっても便利です。

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ひと昔前は、お金もなくて物も少なかったから、ある物を工夫して使っていました。現代においてその工程に僕はインスタレーションのような魅力を感じてしまいます。

できる限り、今ある物を生かしつつ生活を楽しめたら良いなぁと思っています。だからこそ新しく買うものは使い続けられるもの、自分で直せるものが基準。

月曜日。10月最後の週ですね。寒くなってきたので、風邪を引かないように。

皆さん、良い1日を!

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10月25日 ピカソ(1881 - 1973)この日スペインに生まれた現代絵画の巨人。フランスにすみ、古典主義から超現実主義まで、あらゆる手法を生かしてつねに独自の世界をひらく。

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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10月25日 ロージー・レデット (1971 - )この日生まれた、アメリカはルイジアナ州チャーチポイント出身のクレオール系ザディコ・アコーディオン奏者、シンガー。

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