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コーヒーにまつわる道具 Vol.11

Roasting Color Chart

これまでに何度も焙煎度について悩んでいることは記事に書いてきました。コーヒー豆の自家焙煎素人の僕にとっては、焙煎度というものが未だにはっきりと掴めないままです。

ネットなどにある情報を見ていると、焙煎度の基準として「アグトロン 」という言葉が頻繁に出てきます。これはSCAA(スペシャルティー・コーヒー・アソシエーション・オブ・アメリカ=米国スペシャルティコーヒー協会)が定める8段階の焙煎度を計測する際に使用される「アグトロン 値」からきています。ネバダ州にあるアグトロン 社の分光光度計の値から焙煎度を出しているんですね。

どうせなら主観ではなく焙煎度を測ることができれば、と誰しもが思うはずです。アグトロン 社の製品を買えれば、焙煎度が「シティかなフルシティかな」なんて悩むこともなくなる!と思って調べてみます。

↓アグトロン 製品の価格リストありました。COFFEE ANALYZERの上位機種E-20-CPは$16,950とあります。仮に1$=¥100だとすると169万5000円。いやいや〜。手が出ませんね(笑)。

それでも僕はやっぱり自分の目だけでは判断に迷ってしまうので、客観的に焙煎度が計測できる方法が欲しい。

探していると、以下の記事でも紹介した、アグトロン のローストカラーキットを見つけました。が、SOLD OUT。しかも$295。色見本で日本円にして約3万円。

あきらめきれずに探し続けると、なかなか良さそうな商品を発見!

↓ブランディング・コーヒーさんの商品です。アグトロン 値を忠実に再現した「ロースティングカラーチャート」。これなら、税込440円!安い!

↓ということで、早速注文しましたとも。手元に届いたロースティングカラーチャートがこちら。小さい(笑)。そして思っていたよりも、、。でも、440円です(笑)。ニッチな商品を作っていただいたことに感謝です。

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↓二つ折りになっています。

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↓内側ページに8段階のカラーチャートがあります。試しに、その辺にあった豆をチャートに当てはめて見ます。この豆だと2.Lightですね。

焙煎度としては、1.ライト、2.シナモン、3.ミディアム、4.ハイ、5.シティ、6.フルシティ、7.フレンチ、8.イタリアン となります。この豆はこのカラーチャート的にはシナモンですね

ここで思います。僕の焙煎記録の焙煎度で「シナモン」と書いたことなんて今までにあったかな、と。ないな〜。でも、目の前にカラーチャート的には「シナモン」な豆がある。ということは僕の主観は恐らく間違っているのではないか。今後、このカラーチャートで引き続き焙煎度を確認していきたいと思います。

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↓本家本元のアグトロン 社のページです。

↓SCAA認定のローストカラーアナライザーなるものが市販されています。これなら、アグトロン 社の製品よりかは安いけれど、、それでも高いな〜。

↓この海外サイトは、かなり詳しく焙煎度について述べています。僕も、まとまった時間ができたらオリジナルの焙煎度見本を作ってみよう。

今回は、焙煎度を決定する際の指標となるロースティングカラーチャートについての紹介でした。

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ここ最近は、また飛行機雲がたくさん。何かのメッセージな気がします。夕空に西へと向かう飛行機。大好きな夕空の色に溶け込む飛行機です。

水曜日。やわらかな気持ちで1日をはじめよう。いいことがそのうちありそう。

みなさん良い1日を!



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