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1泊2日で◯◯◯合宿に…

FROM 安永周平

先週末は3連休だった人も多いかと思いますが、あなたはどのように過ごされたでしょうか? 仕事だったかもしれませんし、久々に家族でゆっくりされたかもしれませんし、あるいは本や教材を学びながら自己研鑽の時間にあてたかもしれません。

ちなみに僕は、土曜日は仕事に出て、翌日から1泊2日で妻と温泉に行きました。場所は近場なんですが、福岡では有名な「大丸別荘」という老舗旅館です。非日常で静かな空間。いずれここで会社の合宿なんかしたいと密かに思ってるんですが…それはさておき、近場とはいえ妻と旅行に出かけるのは本当に久々でした。

久々の旅行だった理由ですが…


というのも、実は初の子供を授かりまして…順調にいけば来年の2月に第1子が生まれる予定です。ここ何週間かでようやく安定期に入りましたので、少し遠出してみようと相成ったわけです。そして、先週末は台風で観光というわけにもいかなかったので、ちと早いですが、ほぼ旅館にこもって「第1回名付け合宿」という名目のもと家族会議が行われました(笑)

正直、まだ実感が湧かないのですが、既にお子さんがいらっしゃる方はたくさんの苦労や経験をされているのだろうなとリスペクトする日々です。子育てって正解がないですし、自分の思い通りにならないこともたくさんあるでしょう。何より「自分の思い通りにする」という発想自体が間違いですかね。ですから、子育ての先輩方にはこれから色々と学ばせていだければと思うのです。

子供がハンバーガーばかり食べる…


個人的に、子育てで気をつけたいと思っていることの1つが「褒める」ことです。褒めて育てよう…という話ではなくて、褒め方や内容に気をつけようと思っているんですね。たとえば、子供が野菜嫌いでハンバーガーだけを食べ続けていたら、あなたはどんな言葉をかけるでしょうか? おそらく叱ることはあっても褒めることはないでしょう。

一方で、野菜嫌いの子供がピーマンや人参が入ったサラダをもりもり食べていたらどうでしょうか? この時、多くの親御さんは「ピーマン食べてるの?偉いねぇ!」と褒めると思います。子供が肉やお菓子ばかり食べていると叱り、野菜を食べると褒める…それが普通の行動かもしれません。しかし、僕の尊敬するアドラー心理学の専門家、小倉広さんはこの行動に警鐘を鳴らしています。

無意識に子供を”コントロール”する親


それは、この行為が、親が子供をコントロールしようとしていることの現れだからです。野菜を食べるのはよいこと、肉やお菓子ばかりを食べるのは悪いこと。そのような前提に基づいて、親が子供を自分が思う通りにコントロールしようとしているわけです(「操作」と言ったほうがいいかもしれませんね)

子供が小さいうちは、このコントロールは有効でしょう。しかし、子供は成長するにつれて、誰かにコントロールされるのを嫌がるようになります。それは、相手が親であっても同じです。こう言うと、子供の健康のために親がコントロールするのは当然じゃないかと思うかもしれません。しかし、こうした接し方は上手くいかなくなるそうです。

正しいかどうかなんて意味を持たない


「野菜を食べるのが健康によい」というのは、まぁ多くの人にとって事実であり真実でしょう。ですから、メッセージとしては正しいのですが、いくら正しくても、子供は大人のコントロールを嫌がるものです。正しい、正しくないは問題ではありません。発せられるメッセージが正しかろうが間違っていようが、人はコントロールを拒絶する。ただそれだけのことなんです。

そう、親でさえ子供をコントロールはできません。だとしたら、赤の他人である上司が部下をコントロールするのはどうでしょうか? お察しの通り、上司がコントロールしようとしても、部下がそれを嫌がるのは当たり前の話です。人が人をコントロールしようとすると、信頼関係が壊れます。そして、信頼関係が壊れた後に、いくら部下を育てようとしても上手くはいきません。

部下は「この人が言うなら…」で判断する


リーダーシップの1つの定義として「集団を一定の方向へ導く影響力」というものがあります。そして、リーダーシップの源泉には信頼関係があります。ボブが使う「リーダーシップ」という言葉も、このような意図で使われています。つまり、上司を信頼している部下は上司の影響力を受け入れ、言うことを聞きます。

しかし、上司を信頼していない部下は、影響力を拒絶し、上司の言うことは聞かなくなります。信頼関係が希薄な場合、上司の言っていることが正しいかどうかなんて意味を持たないのです。たとえ正論であっても、部下は上司の言葉を疑ってかかります。逆に信頼関係がある場合は、上司が無理難題を言ったとしても、部下は「この人が言うのなら…」と善意に解釈します。

社長が信頼されない会社はどうなる?


上司は部下から信頼されていないとリーダーシップを発揮することはできません。会社の社長、経営トップであれば、社員や経営幹部の信頼関係が全てを決めると言っても過言ではないでしょう。地位や権力によって、あるいは自分の思い通りに進めるために相手をコントロールする社長は、子供をコントロールしようとする親と同じように反発に遭います。

一方で、伸びる会社の社長、経営幹部などのリーダーはこのことをよく分かっているはずです。社員をコントロールするのではなく、信頼関係に基づいて、彼ら彼女らに貢献してもらう…それを実現する方法を知っています。本人が上手く言語化できていなくても、経験からそれを可能にする行動や声掛けをしているものです。

自分でやってみて、失敗を経験しながら学び、成長していくのも悪くありませんが…過去に上手くいった数々の行動事例を知ることは、あなたのチーム・会社の成長を加速させてくれると思います。ボブがまとめたこちらの方法は、それをあなたの会社に起こすための近道になると思いますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

伸びる会社のリーダーがやっている人に動いてもらう秘訣とは?

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