the HELL

大分県別府市にあるアナログレコードとオリジナルドリンクが楽しめるお店 | 日々の営業を…

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大分県別府市にあるアナログレコードとオリジナルドリンクが楽しめるお店 | 日々の営業を通しての気づきなどをつらつらと|

マガジン

  • お店を営業しながら考えたこと

    4月の開店から毎日が順風満帆だったわけではないので、そんな日々の営業で感じる悩みや考えを記載していきます。

  • the HELL MAGAZINE ONLINE

    別府の音楽シーンを中心に様々な人へのインタビューを重ねて作られるマガジン。月に一度の取材と、年に一度の雑誌の発刊を目標に頑張ります。

  • OUCHI de the HELL RADIO

  • お店を作る時に考えたこと

    お店を作る時に考えた些細なことから、これはやってよかったと思うことと、やらなくてもよかったなと思ったことまで、新しくお店を始める方の参考になるような内容を書いていきます。

最近の記事

別府に移住して5年。the HELLも5周年。

独立して5年が経ちました。5年前、独立する時に、全く想像していなかった場所に立っています。当時は、お店を2軒やるつもりも、音楽フェスを主催することも、何にも考えていなかった。ただ、「お店をやりながら、他にも仕事を抱えて、そこそこ稼いで、楽しく暮らせたらいいな」くらいにしか考えていませんでした。 さて、1軒目のthe HELLが、5周年を迎えます。学生時代にバーの仕事を少しかじったくらいの人間が、コロナ禍を乗り越え、お店を5年も続けることができました。 兎にも角にも、日々ご

    • 少し遠くの、楽しい話をしようと思った話。

      the HELLが、2023年4月14日で、4周年を迎えることができました。日頃から多くのお客様、取引先の皆さま、そしてスタッフ、家族に支えられて、この日を迎えることができました。いつも本当にありがとうございます。 これまでの4年間のうち、約3年間は新型コロナの影響で、思うように営業ができませんでした。あの頃やろうと思っていた2軒目は、当時思っていたものとは全く異なる形でスタートしたけれど、順調に営業させていただいています。 やっと終わりが見えてきたコロナ禍に1周年を迎え

      • Alice Phoebe Lou LIVE in BEPPUを終えて。別府でつくる、「ハレ」と「ケ」。

        僕は、「the HELL」と「TANNEL」というミュージックバーだけでなく、「AKANEKO」という屋号で音楽LIVEも企画運営しています。 「大分県の魅力を再発見する」というコンセプトのもと、大分県内の、歴史ある旅館や、山の中にあるカフェ、そして芝居小屋などの、LIVEハウス以外の場所で開催しているのが特徴。 出店する飲食店や、提供する食事も、なるべく大分のものにこだわって、ご来場いただく県内外の人たちが、僕たちのLIVEを通して、「やっぱり大分っていいよね〜」と思っ

        • 地方観光都市で、ミュージックバーを増やす理由

          2023年になりました。コロナ禍突入から、毎年変わらぬ年明けかと思いきや、今年はいつもよりも少し違う年明け。 ここ数年は、年末に新規感染者数が爆増し、お上から「増えたし!減らそう!飲食店は営業時間短縮でお願いします!協力してくれたら保証します!」という伝達があった。昨年末は最大に爆増した、でも伝達はなかった。 2年連続リアルタイムで見ることができていた紅白も、今回は見れなかった。その代わりに、お客さんや友人たちと一年の振り返りを話すことができて、年越しDJなる大役をいただ

        別府に移住して5年。the HELLも5周年。

        • 少し遠くの、楽しい話をしようと思った話。

        • Alice Phoebe Lou LIVE in BEPPUを終えて。別府でつくる、「ハレ」と「ケ」。

        • 地方観光都市で、ミュージックバーを増やす理由

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        • お店を営業しながら考えたこと
          15本
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          7本
        • OUCHI de the HELL RADIO
          1本
        • お店を作る時に考えたこと
          2本

        記事

          2軒目のスタートに合わせて、スタッフを全国から募集します。経験・スキル不問、必要なのはやる気だけ。

          別府駅前でthe HELLというDJバーを営業している深川です。 いよいよ2軒目TANNELが動き始めます。TANNELと名付けた理由は、大分の方言で「たずねる」という意味から。「世界中から多くの人が訪ねてくるお店にしよう」そういう思い出名付けました。 開業予定は11月29日(土)。毎年周年の日には、いい肉(1129)を振る舞うイベントをしようと思います。もちろん、オープンの日にも、いい肉を振舞います。楽しみに来てね。 実は、2軒目の計画は、2020年から進めてました。

          2軒目のスタートに合わせて、スタッフを全国から募集します。経験・スキル不問、必要なのはやる気だけ。

          開業から3年。別府は何か変わったか。

          2022年4月14日。the HELLは3周年を迎えた。当日は、開店当初のメニューを2年ぶりに復活。お客さんと一緒にフルーツ盛り盛りのサワーを楽しみました。お祝いに駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。まだまだ頑張ります。 3周年イベントを終えた次の日は、スタッフたちと福岡出張。初日は親交のあるDJバーやレコード屋さんを巡り、そのままTRESOLさんでDJイベントを開催。2日目は、大学の先輩が主催するGGBCへ。当日まで出演アーティスト非公開という攻め込ん

          開業から3年。別府は何か変わったか。

          音なる遊び場:空間に溶け込む “いい音” を求めて。:Pure Wine Bar Enfer 楢本さん

          今回からスタートした新連載【音なる遊び場】。 いい音のなる空間に、少し大人になった気分で遊びに行きたくなる。 そんなストーリーをお届け。 今回は、音への並ならぬ愛を持つ別府出身の店主が作り出した『Pure Wine Bar Enfer』。日本最古の木造アーケード 竹瓦小路にある、どこかディープさを感じるこの場所で ”空間に溶け込むいい音”の源泉を探った。 (取材・文=多久島皓太 写真=深川謙蔵 ) 青春時代の思い出をこの場所で再現別府駅から徒歩8分。別府温泉のシンボル的存在

          音なる遊び場:空間に溶け込む “いい音” を求めて。:Pure Wine Bar Enfer 楢本さん

          「温泉復古はここから始まった」音泉温楽主宰 / 別府温泉ホテルニューツルタ 鶴田氏へのロングインタビュー:後編

          前回のnoteでは、様々な企画を生み出す鶴田氏の思想のベースとなるヒトやコトに焦点を当ててきた。高度経済成長後期に生まれ、日本経済の最盛期を感じた幼少期、経済崩壊の影響を目の当たりにする20代前半から話を進めるとしよう。 鶴田宏和(ツルタヒロカズ) 1977年福岡市出身、大学卒業後音楽業界に進みエンターテイメントビジネスに長く関わる。2009年温泉旅館を貸切った温泉×音楽フェスティバル「音泉温楽」を長野・渋温泉金具屋で立ち上げ、その後全国の温泉地に展開、ユニークベニューを活

          「温泉復古はここから始まった」音泉温楽主宰 / 別府温泉ホテルニューツルタ 鶴田氏へのロングインタビュー:後編

          「世界と初めて繋がれたのが音楽だった。」音泉温楽主宰 / 別府温泉ホテルニューツルタ 鶴田氏へのロングインタビュー:前編

          『いいお店には愛がある。』小さなレコードバーを経営する1人として、とても大事にしている考え方で、これはお店だけではなくヒトやイベントにも当てはまるようにも思える。 今回インタビューをした音泉温楽主宰の鶴田宏和氏と私(深川)の関係は、今年で約10年。2013年に別府で出会い、当時大学生だった私に様々なおもしろい人や景色を教えてくれた。そんな彼と久しぶりに2時間も話し込んで感じたのは、出会った頃と変わらぬ強烈なまでの『音楽カルチャーへの愛』だった。 本当は1本の記事に収めるつもり

          「世界と初めて繋がれたのが音楽だった。」音泉温楽主宰 / 別府温泉ホテルニューツルタ 鶴田氏へのロングインタビュー:前編

          別府は音楽カルチャーが根付く街?現役大学生DJから見た別府の音楽シーン。

          2021年もついに今日で終わり。そんなギリギリのタイミングまで記事作成に勤しむ年末、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?思いつきで始めた企画ですが、前回のnoteは想像以上に多くの方に読んで頂けて嬉しい限りです。「年末最終日にアップしても誰も読まないんじゃないか」という不安もありますが、年末に読まなくても年始のだらだらしてる時間にでも読んでくれたら嬉しいです。 さて!the HELL MAGAZINEの2021年12月は、別府の大学に通うDJ2名に話を聞いてきました。日々至る

          別府は音楽カルチャーが根付く街?現役大学生DJから見た別府の音楽シーン。

          CREOLE CAFE松尾俊大氏が語る、別府と共に変化してきたこの店の10年間

          月に一度、大分県内の音楽やファッションなどに関わるお店や人にフォーカスする「the HELL MAGAZINE」がいよいよ始まります! 記念すべき第一回目のゲストは、別府のCREOLE CAFEオーナーの松尾俊大さん。別府のランドマークでもある別府タワーの一階にお店を構えるCREOLE CAFEはさまざまな人種、音楽が混ざり合うまさに『カルチャーのるつぼ』。 別府の中心で長年音楽シーンを賑わせ、別府のカルチャーを支えてきた俊大さんが語る「別府と音楽、人との関係性」とは?そ

          CREOLE CAFE松尾俊大氏が語る、別府と共に変化してきたこの店の10年間

          the HELL MAGAZINEが始まります

          the HELLオーナーの深川です。今も毎日フルーツと格闘しています。今の時期は和梨のカクテルが大人気!提供期間も残り短いので飲みたい人は急げー! 2021年も年末に差し掛かり、今年やり残したことを考えたときに出てきたのが大分県内の音楽やファッションなどの文化を発信するthe HELL MAGAZINEの創刊でした。 月に一度、大分県内の音楽やファッションなどに関わるお店や人にフォーカスして紹介します。基本的にはnoteを中心に発信していきますが、the HELLの周年記

          the HELL MAGAZINEが始まります

          2周年の喜びと葛藤、そして希望

          前回の投稿から1年が経ちました。1年前の世の中も、今と大きな変わりはなく、変わらず頭を悩ませる毎日。そんな中ではありますが、4月14日(水)に2周年を迎えました。こんな環境下でも2周年を迎えられた喜びをお客様と共に噛み締められてとても幸せな時間でした。コロナ禍で得た多くの学びを活かして、3年目も走り抜けたいと思います。今回は、この1年間の振り返りと、これからについて。近況はPodcastで話してますので、そちらより。(Anchor, Apple Podcastでも聴けます)

          2周年の喜びと葛藤、そして希望

          OUCHI de the HELL RADIO / iPod Classicの再生回数TOP5 / 中地以織さん

          毎週日曜日22:00から放送されるオンラインラジオ「OUCHI de the HELL RADIO」は、大分県別府市にある、レコードとフレッシュフルーツサワーが楽しめるお店「the HELL Record & Sour」のオンラインコンテンツです。 店主のKENZOと、大学の先輩であり、Pro Weekender NAOSUKEの2名がMCを務め、ゲストの音楽にまつわる話を深掘りしていく。ゲストが設定したテーマに基づいた5曲を紹介しています。 第1回目のゲストは、MC2名

          OUCHI de the HELL RADIO / iPod Classicの再生回数TOP5 / 中地以織さん

          こんな時期に1周年を迎えましたが、飲食店の経営はやっぱり楽しいですよ。

          2020年4月14日(火)にthe HELL Record & Sourは1周年を迎えました。本来であれば、盛大にお祝いの会を開いていつも遊びに来てくださる皆様に、直接感謝を伝えられたらなと思っていましたが、状況が状況なだけに当日はイベントなどはせずに通常営業し、偶然居合わせたお客様にお祝いして頂きました。いつもありがとうございます。 奇跡のような1年間と、突然現れた終わりなき暗闇オープンからの1年を振り返ると、たくさんの方々への感謝でいっぱいです。お客様、友人、スタッフた

          こんな時期に1周年を迎えましたが、飲食店の経営はやっぱり楽しいですよ。

          100名分のアンケート結果から見えてきた選ばれる飲食店になる6つのポイント

          2020年4月14日にthe HELL Record & Sourは1周年を迎えます。この1年の振り返りはまた後日noteで展開しますが、今回は先日実施した顧客調査の結果を発表したいと思います。今回の調査は、the HELLに対する満足度調査だけでなく、お客様のご飯屋さんの選び方や、どういうポイントを重要視しているのかも合わせて聞いてみました。長いアンケートにも関わらず最後まで回答頂いた皆さま、本当にありがとうございました! コロナウイルスによる自粛ムードの影響で、大分県内

          100名分のアンケート結果から見えてきた選ばれる飲食店になる6つのポイント