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【イベントレポート】「第3回なぜ青梅でアートなのか 」(ゲスト:矢吹孝之)

こんにちは。
合同会社ARTの地産地消は、「アートの力でクリエイティブで豊かな市民生活を実現する」をビジョンに掲げ、地域住民の皆様と地域で活動するアーティストの交流を積極的に推進していきます。

その一環として、「なぜ青梅でアートなのか?」というテーマのもと地域で活動するさまざまなアーティストと代表の井上がお話しするトークイベントを定期的に開催しています。

今回は、6月8日(土)に開催されたトークイベントの様子をまとめました。
当日参加できなかった方や今後参加を希望している方に、イベントの様子が少しでも伝われば幸いです。

映像プロデューサーの考えるアートとは?


井上正行:本日はどうぞよろしくお願いします。簡単な自己紹介からお願いできますか。

矢吹孝之:はい。私は矢吹孝之と申します。岡山で生まれました。18歳の時に東京来て、今年52歳になります。今は映像のプロデューサーとして楽しくやっています。

井上:早速なんですが、「なぜ青梅でアートなのか」というタイトルのイベントじゃないですか。今まで美術家や音楽家のようなアートに近い方々とお話してきました。今回はプロデューサーという立場からアートをどのようにとらえているのかお聞きしたいと考えています。

矢吹:そもそも「プロデューサーってなんだよ」みたいなのあるでしょ。プロデューサーって、なんか偉そうな感じがしますよね(笑)。

本来プロデューサーってどういう仕事なのかというと、みんなを守るための仕事であったり、みんなのための仕事であったりするんですよ。だから、偉そうに威張っているだけではできないんです。

プロジェクトに関わるみんなのことをわかっていて、問題が起きたらこう対処しよう、もっと良くするためにはこうしようとか、お金ないならここから引っ張ってこようとか、見えないところでたくさん動いているのがプロデューサーなんです。

だから、アートをプロデュースする場合はアートに関するさまざまなことをわかんなきゃいけないなとは思います。そっから進めていかなきゃいけないですね。

井上:アートってどういうものだと思います?

矢吹:なんだろうな。僕はアートよりも前にカルチャーみたいなものを先に感じたんですよ。音楽もやってたんで。ロックだったり、ヒップホップだったり、そういうとこからもらったものが結構大きい。

そういう意味でのアートはベースとしてはあるけど・・・

井上:話せば話すほどわからなくなってきますよね。

矢吹:そうだね。(参加者に問いかけながら)アートってなんなんでしょうね?

参加者A:ありきたりな答えですけど、海外だと人の手が加わったらアートってなるじゃないですか。極端に言うと、壁に点書いただけで、 もうアートみたいな。こういう観点で僕はアートを捉えています。

井上:(ペットボトルを潰す)こうしてもアートってことですよね。こうするとここから何が生まれてるんでしょうね。

矢吹:なんですかね?

井上:いろんなことを考えられますね。なんで潰れちゃったんだろうとか、なんで潰したんだろうとか。

アートって物語や文脈を生みだすことだと思うんです。例えば、ここにただ置いてあるだけだったら水の入れ物なんですけど、「これもアートですか」って問いかけたら、ここに物語が生まれ始めますよね。例えば、自然はアートですか?

参加者A:自然はアートじゃないと思いますね。

井上:雨どいから、水がぱっと垂れて、長い時間をかけて石がくぼむことがあるじゃないですか。これはアートなんでしょうか。

矢吹:見ている人の切り取り方次第ですよね。

井上:ただ単に現象としてあるだけではアートにはならないかもしれない。さっき言ったみたいに雨どいが石を凹ませるとしても、結局建物は誰が作ったの、なんで石を置いたの、などの問いが生まれますよね。そういうところからアートってスタートするのかなと思います。

参加者B:写真などの形に収めるというところからアートが始まると思う。人が目をつけて絵なり写真なりにしたら、誰かに見せたいと思うじゃない。何かを見せたいと思って、誰かしらを集めて、「なんだこれは」って人々に思わせるところからアートが始まるんじゃないかな

井上:写真にしたり、額縁に収めたり、という行為は何かを切り取るということですよね。ここからここまでと制限する。これを決めるのは、言葉だと思うんですよね。

どっからどこまでがアートなのか、こっからここまでがアートじゃないんじゃないかとかっていうところを誰がどう決めたらいいんでしょうかね。

矢吹:それ決める必要あるの?

井上:プロデューサーのお仕事はそこらへん決めないのかなと思っていて。決めませんか。

矢吹:求められることに対してどう着地するのかっていうの考えますよ。どういう概念、どういう枠が必要なんだろうなみたいなことは考える。だけど、アートとは何かというそもそもの概念に制限を設けるようなことはしないですね。

井上:例えば、近いところでディレクターというお仕事もありますよね。ディレクターのお仕事とプロデューサーのお仕事って具体的どう違うんでしょうか。

矢吹:ディレクションっていうのは、演出ってことですよね。 ディレクターというのは演出をする人なんですよ。プロジェクトを進めていくときに、0を1にするがディレクションであったり演出だったりするんですよ。
できあがった1を100にできるかと考えるのがプロデューサーの仕事かなと思うんだよね。いろんな概念あると思うし、プロデューサーによって違うと思うけど。
だから、ディレクターのお仕事は、プロデューサーと真逆というか、対になる感じなんだよね。

井上:そうなんですね。

矢吹:だからアートをプロデュースするとなると、アートに関わるピースをどう拾い上げて、理想とする形に落とし込めるのかみたいな、 そこを考えるってことがプロデュースするってことだよね。アートの概念は人それぞれだから、難しいと思うけど。

井上:どこからどこまでが作品なのかという話に移ってもいいですか。

矢吹:いいですよ。

井上:去年大宮の方であった「さいたま国際芸術祭2023」の話なんですけど、元大宮市役所だったかな。昔使われていた役所があったんですね。芸術祭では、そこを分断するように1枚のガラスが、斜めに挿入されているような演出になっていたんですよ。それで中に入るとガラスが邪魔をして、普通の方法では隣の部屋にいけないみたいな。

これって作品なのかなとも思えたし、あるいは他のアート作品を見せるための舞台なのかなとも思えた。この場合、どういうロジックで捉えたらいいのでしょうか。




矢吹:何をもって表現、アウトプットとするかってことですよね。企画者はなんらかのロジックを持って作った。それがなんか伝わった。なんかアートっぽいなって思われたなら成功なんじゃないですか。

井上:そうやって作品として成立することもある。

矢吹:その人が作品と思えば、作品なんだと思うよね。
でも、誰が見てもそれは作品としか思えないとしても、その人が作品じゃないよって言ったら作品じゃないってなることもある。

例えば、僕にとってラーメンはアートなんだけど、実際作ってる人はアートじゃないよっていうんだよね。だから、もうそれ以上でもそれ以下でもない。
拡大解釈なのかもしれないけど、結局受け手も作り手も、アートだって言っちゃえばアートになると思うんだよね。

だから、アートを盛り上げていこうというときに、アートじゃなさそうな感じがするけど、でもこっちは確実にアートだと思ってることってあるじゃない。そん時はもう引っ張っちゃっていいと思うんだよね。
もうアートでいいじゃんって。あなたはアートじゃないって言うけど、こっちはもう明らかにアートって感じてるんで、 もうアート側に来てくださいよ、ぐらいの強引な巻き込み方でいいと思う

井上:プロデューサーにはそういう役割もありますか?

矢吹:そういう時もあるね。

井上:作り手がアートだと思っていなかったけど、無理やりアートにしちゃった、みたいなエピソードはありますか?

矢吹:少し違うかもしれないけど、作り手が成果物をあんまりいいと思ってない場合があるでしょ。だけど、こっちからしたらすげえいいじゃんっていうのは結構あるんですよ。

映像の話で言えば、監督が悩み悩んで作っている途中で、よくわかんなくなっちゃってダメだって思ってしまうことがあるんだよね。

井上:なぜダメだと思ってしまうのでしょうか。

矢吹:ものづくりって選択肢が山ほどあるじゃない。 正解が1個だけじゃないんだから、いろんなとこを探るわけだ。
それが果たして正解なのかどうかという不安がダメだって思わせるんだと思う。

井上:そういう、クリエイターの思い込みを解きほぐす役割もプロデューサーのお仕事なのでしょうか。

矢吹:そう思います。僕は結構口を出しますね。ポジティブなことを言うようにしています。

井上:逆の場合ってありますか?例えば、本人はすごく自信に満ちているのに、全然作品が良くないみたいな。

矢吹:ありますよ。もう、びっくりするよね。その時は「おお!」って返しますね(笑)。

井上:矢吹さんから「おお!」が来たらやばいぞっていうことですね(笑)。話を戻しますけど、クリエイターが全然自信なさげだったんだけど、プロデュースしたことによって、 広く受け入れられたとか、すごく評判が良くなったとかということはありましたか。

矢吹:そうですね。これもまた少しずれちゃうかもしれないけど、好きなように作品を作って賞を取ったという経験はありますね。

当時勤めていた会社が、自分たちがかっこいいと思ったものをつくっていこうと後押ししてくれたことがあったんです。ほとんど受注制作の仕事ばっかりだったから。

井上:どのような部門の賞だったのでしょうか。

矢吹:「東京」をテーマにしたものでした。今の東京、自分たちが思う東京を「おんど」で表してみたんだよね。これはダブルミーニングで、「音頭」と「温度」がかかってる。踊る「音頭」と温かみの「温度」を混ぜて映像を作ってみたら、それがはまったんで、やるじゃんと思いましたね。

青梅にいたるまでの経緯

井上:受賞は2017年頃でしたよね。その時には青梅にはいなかったですよね。

矢吹:全然いなかったですね。青梅に来る気持ちもなかったですね。

井上:元々はバンドをやられていましたよね。バンドマンからプロデューサー、そして青梅への移住はどのような経緯があったのでしょうか。

矢吹:元々岡山で高校まで過ごして、それから東京に来るんですけど。 僕、美容師になろうと思って、美容学校に行くんですよ。3年ぐらいやったんです。

その時、なんかやだなって思っちゃったんですよ。てめえのことやりてえのに、なんで人のことやんなきゃいけねえんだって感じになっちゃったんですよね。美容師の仕事だって、今でいうプロデュースなんだけど。

それから、古着が好きだったから古着屋に就職して、アメリカへ買い付けにも行きましたね。それと同時に音楽もずっとやってました。続けていたら、やっていたバンドがメジャーデビューできるってことになった。

その時、僕らの映像を取ってくれていた人たちがすごい荒くれ者だったんですよ。でも、あげてくる成果物がすごい繊細で、クリエイティブで、 かっこよかった。そこにちょっと惚れちゃったんだよね。音楽もいいけど、目に見えるものをつくるのってかっこいいなと思うようになった。
それでその時の映像プロデューサーに、弟子にしてもらったんですよ。

井上:それはいつくらいのことですか。

矢吹:今から20年くらい前かな。

井上:青梅にくるきっかけはなんだったのでしょうか。コロナ禍も関係していますか?

矢吹:そうですね。僕、東京来て32、3年なんですけど、ほとんど世田谷で活動してきました。映像の仕事って、現場があれば外行くけど、現場じゃなければ、全然会社行かなくても自分でできちゃうんですよね。だから、コロナになっても家で仕事できるんですよ。

ある時、環七沿いのマンションで作業してたら、何やってんだろ、って思ったんだよね。車がたくさん通るからうるさいし。それで、引っ越したいなと思った。世田谷の端っこの方もいい田舎なんで、そっちもいいかなと思ったら、家賃が高かった。

一方で、青梅から都心部まで、1時間ちょっとで行けるでしょ。世田谷も広いから、端から車に乗って新宿に行こうとすると、50分ぐらいかかったりするの。

だったらもより豊かなところがいいじゃんってことで、青梅に移住することを考え出したんだよね。キャンプが好きだったから、青梅のあたりことはなんとなく知っていたし。

井上:今豊かだと言いましたけど、青梅のどのあたりに豊かさを感じますか?

矢吹:まず空気が違うよね。緑の匂いがちゃんとする。

人との出会い、アーティストとの出会い

井上:それがいつくらいだったんでしょうか。

矢吹:2022年くらいかな。

井上:そうなると、「コレマデコレカラ」という企画が始まったのは、移住してすぐということですよね。どのようにして始まったのでしょうか。

矢吹:実は、青梅で仕事をしているwebデザイナーの斉藤さんと僕は20代前半の時にバイト先が一緒だったんですよ。斉藤さんに青梅に引っ越してくるようになったと言ったら盛り上がってくれて。それでいろんな人紹介してくれて、なんかやろうってなった。

それで、youtubeのチャンネルを作ったんですよ。青梅に関わりのある人たちのこれまでと、これからを喋ってもらうコンテンツです。よかったら見てください。

井上:そうだったんですね。私との出会いもその頃ですよね。コレマデコレカラにも出させてもらいましたし。その後、青梅在住の銅版造形作家である持田さんともお仕事をされていますよね。持田さんとの関係についても教えてもらえますか。

矢吹:そうですね。持田さんと出会ってから、格段に青梅の人と繋がることが増えたんですよね。 出会った途端、なんか昔から知ってたような感じの付き合いになったんですよ。不思議なんですけど。

彼は銅版造形作家なので、普段オブジェなどを作ってるんだけど、絵もうまいんですよ。また、彼は普段青梅にある「こども劇場西多摩」という団体で、地域の子どもたちのためにすごく頑張ってらっしゃるんですね。その活動を知ったことをきっかけに、彼の絵を販売して、活動資金として団体に寄付しようという話になったんです。

井上:矢吹さんが主体でプロデュースした青梅で初めての企画ですよね。

矢吹:そうですね。

質疑応答

井上:最後に、事前にいただいていた質問に触れてもいいですか。

矢吹:はい。

井上:1つ目は、「少子高齢化と青梅について」です。
これは、私が答えますね。特に高齢者とアートに関していうと、とても可能性があると思っています。以前、地域のアートセラピストの方が地域の高齢者施設に通われている高齢者の方々を、青梅市立美術館に招いて鑑賞していただく機会があったんですね。美術館からすぐ近くにある施設です。結局は、当日発生した美術館内での事故が原因で来れなかったのですが、施設の方は非常に前向きに検討してくださいました。

青梅は全国有数の高齢者施設が多い地域として知られていますから、彼らと美術館のコラボレーションは可能性があると思いますね。施設に通われている方が、アートと触れ合うことでどのような変化が生じるかなど大変興味がありますし、そのようなデータを取得するには相応しい地域なのではないかと思います。

井上:2つ目は、「青梅とその他の地域でアートの捉え方に違いがあるか」です。矢吹さんは何か感じることはありますか。

矢吹:どうなんですかね。これまで僕は積極的にアートと触れに行こうとしてこなかったから、他と比べてどうなってるかはっきりいえないところはあります。だけど、例えば都心部のことだけで言うとアーティストは多分いっぱいいると思うけど、意外と出くわしてこなかったなと思います。

だけど、青梅に来た時に途端にアーティストと出会えるようになった。持田さんや、ここにいらしている皆さんもそうですけど。これってすごいことだなと思っています。都心部はアーティストの絶対数が多いかもしれないですけど、出会えなければ意味ないと思いますね。

井上:ありがとうございました。確かに、青梅には少しアンテナを伸ばせばアーティストとすぐに出会えるような素地があるように思えます。このトークイベントも、そのきっかけの一つになりうるでしょうし。

ところで、今日は弾き語りを披露してくれるんですよね。青梅では初披露ですよね。

矢吹:はい。普段仕事をしていると、歌うことを忘れてしまうんですよね。久しぶりに歌ってみようと思い、今日はギターを持ってきました。

井上:素晴らしい!とても楽しみです。本当に今日はありがとうございました。

参加者の声

「良い話だったと思いますが、その上であえて言わせていただきます。若干、井上さんが「伝えたい」という気持ちが出過ぎて、ゲストのことを置いてきぼりにしてしまっている感じがありました。ゲストの深い部分をもっと引き出せると、更に良いのかと思いました。」

「和やかな雰囲気で良いイベントでした。」

今回、司会の私がちょっと前のめりだったかもしれません。いただいたコメントを参考に次回以降のトークイベントへ反映させていきます!貴重なご意見ありがとうございました。

次回は6月22日(土)に開催します。奮ってご参加くださいませ!

お知らせ

「黒田康夫 写真展 土方巽 最後の舞踏」開催!

舞踏公演は以下の予約フォームよりお申し込みください。

日 時:令和6年7月21日(日)17時より1時間程度
出 演:工藤丈輝(舞踏家)
参加費:¥3,000
集合場所:JR青梅駅前”喫茶ここから”

写真展の詳細情報

会期 2024年7月14日(日)〜25日(木)
時間 10:30ー18:30(会期中は無休)
料金 写真展は入場無料
場所 THE ATELIER(青梅市本町130−1ダイアパレスステーションプラザ青梅204)
連絡先 lplc.of.art@gmail.com/0428-84-0678(喫茶ここから内10:00-18:30/担当:風間真知子)

アトリエ利用者募集中!

現在、「THE ATELIER」の利用者を募集しています。2024年の8月1日以降から利用可能です。見学するだけでもとても嬉しいです!
7月1日まで募集を受け付けております。

必ず募集要項をお読みの上、ご応募ください。

イベント開催!

6月22日には青梅で活動するアーティスト酢平☆氏とのトークイベントも開催します。そして、7月13日、27日には同じく青梅で活動するパントマイミスト香山ひまわりさんとファッションデザイナーのおうめコアラさんが御登壇されます。
THE ATELIERで開催しますので、見学も兼ねてぜひいらしてください!

応募はこちらから

■第4回ゲスト:酢平☆氏
日付:2024年6月22日(土)

■第5回ゲスト:香山ひまわり氏
日付:2024年7月13日(土)

■第6回ゲスト:おうめコアラ氏
日付:2024年7月27日(土)

いずれも
時間:14:00開始 15:00終了予定
場所:THE ATLIER(青梅市本町130−1ダイアパレスステーションプラザ青梅204)
定員:15名
参加費:1000円(資料代)当日お支払い
主催:合同会社ARTの地産地消
https://lplcofart.wixsite.com/art-chisanchisyo
lplc.of.art@gmail.com
0428-84-0678(喫茶ここから内10:00-18:30/担当:風間真知子)

おわりに

イベントのご案内はもちろん、その他会社の詳しい内容は直接私たちにご連絡いただけると幸いです。
会社の拠点となりますTHE ATELIERには、同じフロア内に喫茶店を併設しております。基本的には定休日なしで営業しておりますので、お気軽にご来店いただき、お話出来たら嬉しいです。

https://ome-cocokara.com/

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