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音楽家の「実験+実用+実存」

実験

個人的には音楽家になるなら学校に行くべきではないと思っています。小学校すら行かなくていい自由な国に引っ越すべきだと思っています。日本なんて最悪です。私自身日本の大学院も出ていますし、私の娘も大卒です。だから逆に分かるのです。行ってない人が行くなといっても説得力ありませんしね。

動く事によって学ぶ

これがデューイが唱えたモットーであり、これをシカゴ大学の「実験学校」として開設しました。今も色んな人々が同様の企画を試みていますね。
デューイの「教育は生活の過程である」という考えを、音楽家は持つべきだと考えています。
つまりは、活動、過程、成長の三要素を鍛えることこそが教育なのです。

間違っても、先生の言うことを丸暗記するような日本の学校システムに頼ってはいけません。

実用

音楽家には行動的ヒューマニズムによる、進歩主義教育が必要です。教育の場が、社会のシミュレーションになっていないと意味がないのです。つまりは、芸術、歴史、科学が一塊になって生活に密接に繋がる状態です。勉強だけ、テストだけ、研究だけ、調査だけを机の前に座ってやるだけでは意味がありません。アメリカのハイスクールからはこれらが重要視されています。フィールドワーク(課外活動)は偏差値より大切です。いわゆる実用主義的教育です。

実存

「人間の実践とは、限られた状況を元にして社会的可能性に向かって、人間を投げ出すところの〈投企|とうき〉といても良い。」

サルトル

サルトルはその後にこう言っています。

「実存主義とは、知の外にこぼれ出た体型の一部分のようなものとして現れる」

意味、分かりますか?

「マルクスのアホ!ボケ!●ね!」というのを難しく言ってるのです。

まとめ

過去の国が用意した洗脳教育を受けて暗記して学校でても社会の歯車になって死ぬだけです。

常に自己の可能性に向かって存在している(投企)音楽人生だと思って主体的に社会の中で芸術と歴史と科学を融合させるべきなのです。

これが音楽哲学の基礎となります。

私は今年中期は音楽哲学の啓蒙に命を掛けます10年ぶりです。

現在企画中ですが9月に「音楽哲学セミナー」10年ぶりに開催します。
興味のある方は「9月先行情報希望」とメールしてください。今年は日本人スタッフが対応します。asiansoundinternational@gmail.com

津本幸司

音楽家を目指す方は以下の書籍もご利用ください。

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