- 運営しているクリエイター
記事一覧
忖度を生む原因と対策
前回の記事では、忖度は生産性を下げないかという話をした。
今回は、ではなぜ「忖度」したくなるのか?ということについて100%主観と個人の経験で原因を書いていきたい。
A. 確認するのが面倒/億劫
個人的に一番やりがちなやつ。単純に確認するのが億劫な場合がある。
B. 「仕事ができる」と思われたい
相手の心中を推し量り、先回りできれば「お、こいつできるな」という評価をもらえることだろう(新
日本語で「技術」について語る際の注意点
※本記事は100%個人の感想です。
突然だが、最近バッハのフーガの技法(Art of Fugue)に最近ドはまりしている。フーガの技法というか変奏の技法でもある気がするが、フーガには変奏がつきものなようなのでそういうものなのだろう。
さて、このArtについて、思っている事がある。
「日本の技術が」「技術力が」という話題で雑談なり、ツイッターで話題を見かけたりするが、日本語においては「技術」とい
私を無能と詰りつけた彼に寄す
仕事をしているとどうしても折り合いのつかない人というのは現れるものだ。
私の場合、数年前彼とともに仕事をしていた。
彼は秀才肌だった。仕事は熱中してこなせるし、仕事は早い、それでいて微に入り細に入るように緻密な仕事もこなしていた。営業もできて技術力もあった。プレゼンが上手かった。
ただ、どんな人間にも欠点とは存在するものだし、長所はしばしば短所と裏返しだ。彼は自らが熱中できないことについてはとこ
供給懸念があるのは半導体だけじゃない
久々に驚いたことがあった。
日本圧着端子製造(JST)のコネクタが、非常に手に入りづらくなっている。
コネクタは、電子回路において基板と基板の接続に使われ、例えば工作機械や自動車の制御基板などにも使われている。
例えば、リンク先はEHコネクタという安くて丈夫なコネクタだがリンク先の通り、製造元にすら30個程度の在庫しかないものや、あるいは当面の間販売停止になっているものがある。
ハウジングやソ
プラスチックの供給懸念について
プラスチックの供給懸念についてなんとなく書いていく。
エンジニアリングプラスチックの供給懸念随分前からポリカーボネートやナイロンなどのエンジニアリングプラスチックの供給が逼迫していた。電気自動車や水素自動車の興隆などが背景にある。(電動化するためには軽量化が必要なため、消費するプラスチックの量が増える)
例えば、6-6ナイロンの材料の材料であるアジポニトリルは、世界で4社しか作っていない。という