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#114 主体的に動くとどうなるか

さて、今日のテーマは「主体的に動くとどうなるか」です。

普段働いていて主体的に動くことって大事だと思いませんか。

主体的に動くことで自分が何がしたいか、どういうことに興味があるか。

それを周りに理解してもらうことができます。

ただ、学生だったり、新人さんだったり、なかなか自分の主体的な行動に結びつかない人もいたりします。

そういう体制が求められる社会の中で、どのように自分の主体的な部分を発揮していけばいいか。

今日はそのことについて考えていきたいと思います。

自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えたこと
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


”主体的”とは何か


まず最初に考えないといけないのは、

主体的とはどういう状態かということだと思います。

主体的な状態というのは、
自分が能動的に他者から意見されることなく動けるか
ということになると思います。

これは人から与えられた仕事ばかりをしているという状態とは異なります。

あくまで自分発信で自分の興味に基づき行動できるかということです。

もちろん、社会の中では、チームにとって必要な仕事であったり、自分じゃなくてもできるような仕事をお願いされる事はあると思います。

ただ、お願いされた仕事であったとしても、1から10まですべてを上司や周囲の人たちが教えているのであれば、それは主体的とは言えないと思います。

与えられた仕事に関しても、

「自分で考えてできる事はないか」
「今の自分ならどういう風に取り組むか」
「周りの人の取り組み方を見て自分はどう行動したらいいか」

そのように考えることです。

主体的な仕事に結びつくことができると思います。

主体的というのは、自分で考え、自分で動くことが必要なんじゃないでしょうか。


主体的になることで何が変わるか


主体的になると、まず周囲のあなたの捉え方が変わります。

受け身的な仕事をする人というのは、基本的に自分が考えたことではなく、周りから言われたことを優先的に行うような印象があります。

これ自体がすごく悪いというわけではないんですけども、すべての行動がそういう状況であると周りの人も、それを全て教えないといけなくなるわけです。

そうなると、その人に仕事を任せた意味がありません。

その人自身が自分で発想し、自分で考え行動するからこそ、周囲はその仕事を「あなたの仕事」として認識することができます。

主体的に動くということは、周りがあなたへ与える仕事の選択肢を考えることができるということです。

周りのスタッフがあなたに対してどういう仕事をお願いするのか、
あなたの行動次第では「この仕事は無理かなぁ」と思われるかもしれません。

大事なのは、自分自身がどこまでできるかどこまで考えているか、そういったことをちゃんと表現することだと思います。

そういう表現がないと、頭の中で考えていたとしても、あなたがどのような主体性を持っているかっていうことに関して、周囲は理解することが難しくなります。

もちろん、それを察して、あなた自身の才能を見出してくれる人もときにはいるかもしれませんが、そういうことができる人はかなり稀です。

基本的には「自分を主張すること」

そういうことをしっかり続けていくことで、あなた自身に対する目線というのが変わってきます。

自分で仕事を作り、自分で問題を解決し、悩み、行動する

そういうことができる人ほど新しい仕事が舞い込むものです。

そしてそういう人たちは、組織を動かすことにも向いていると思います。

若い頃は決まった定型化された仕事というのが多いわけですが、上司になればなるほどそういう仕事が少なくなっていきます。

仕事というのは自由度が上がるほど難しくなります。

例えば、

後輩ができたり
その子たちの成長を考えたり
組織目的を考えたり など

自由度のある仕事では、問題解決をする能力が求められます。

その問題解決する能力は、自分で能動的に動き、問題意識を持って解決する経験を通して身に付けることができます。

そういうことができないまま成長を遂げてしまうと、自分が経験年数が高くなり、部下ができ、どうしても上司と言う立場に年功序列でなってしまった場合に、チームを動かしたり、問題を解決すること自体が難しいという状態になってしまうかもしれません

そうなるとそこで苦労するのは、やはりあなた自身になります。

もしくは上司に上がれず後輩が、先に昇進すると言うケースも考えられます。

仕事のできるできないは、人それぞれ違いがあります。

そこに関してはとやかく言うつもりはないんですが、

自分ができる範囲で問題意識を持って行動するという側面が見えると、周囲からも一目置かれるような人材になるんじゃないでしょうか。

自分がやれることやりたいこと。
これから先成長したい。

それは自分自身の行動によって変わると言うことです。

あなた自身がどのように行動したらいいかもう一度考えてみてはどうでしょうか


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。

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