#104 新しいことへのチャレンジは苦しさがつきもの
さて、今日のテーマは「新しいことへのチャレンジは苦しさがつきもの」です。
新しいことを始めようとすることは素敵なことです。
自分の可能性を広げ、新しいことを作り上げていく。
それによって、何かが変わる。
でも、すぐに成果が出るわけでもありません。
どんなこともトライアンドエラーですので、どうしても”苦しさ”を伴います。
この苦しさとどのように向き合うかがチャレンジの成功につながる可能性があります。
苦しさとの向き合い方やその解決策について見直してみましょう。
自己紹介です
お題の話の前に、自己紹介します。
僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。
日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として、管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。
ありがたいことに、管理の視点や、現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。
これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。
このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。
・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと
それでは本題に入っていきましょう。
チャレンジに苦しさはなぜ伴うか
新しいことにチャレンジするということは、
今までに自分が体験してこなかったことに取り組むということです。
取り組む理由は人それぞれあると思いますが、
なんにせよ、今の自分からまた一皮むける必要性がある瞬間です。
未知の体験というのは楽しいことももちろんあります。
ただ、楽しいことだけでは進まないのも事実です。
すぐにうまくいくわけでもないので、失敗がデフォルトです。
失敗するたびに人は落ち込んだりしますから、気分がへこむのもデフォルトです。
ときには今までの自分を否定しないといけないこともあります。
でも人間である以上、ずっとその場所に止まっておくこともできないんじゃないでしょうか。
人間が成長するためにはトライアンドエラーです。
自分が何が難しくて、どういうことを学ばないといけないは経験を通して気がつくことができます。
前進するからこそ、乗り越える壁がわかります。
その壁をどのように乗り越えていくか。
その考え方や超える習慣の一踏ん張りが、あなたを成長させます。
苦しみと捉えれば辛いだけですが、それを超える壁だと思えば希望も持てます。
新しいことへのチャレンジは素敵ですよね。
人が成長するとは
人が成長するためのモデルに、ストレッチゾーンの話があります。
以前にも書いたのですが、コンフォートゾーンとストレッチゾーンの話です。
・コンフォートゾーン 今いる場所で安全地帯
・ストレッチゾーン その場所から出たチャレンジできる場所
・パニックゾーン 課題の難易度が高すぎる場所
このストレッチゾーンに身を置くことで、人は成長します。
パニックゾーンになると一気に課題の難易度が上がるので、ちょうど良いストレッチゾーンを目指していくことが理想的です。
人が成長していくにはこのストレッチゾーンがどこなのかを見極めることが重要です。
そしてそれは、「身の丈にあったものを選ぶ」「目標の大きさを小さくする」ということではありません。
例えば、
料理を全くしたことのない人が「高級料理を作る」というのは難しく感じますし、身の丈にあっていません。
なので、「まずはコンロの使い方を知るためにインスタントラーメンから」という目標を立てることになります。段階づけですね。
ここで注意しないといけないのは、段階づけられた目標が「高級料理を作る」につながっていることです。
最終的に自分が理想とするところは変えずに、それに向かってどのように段階を踏んでいくかを考えることが重要で、それが適切なストレッチゾーンなんだと思います。
自分の能力を見極め、それにあった方法に変換していく必要があります。
苦しさとの向き合い方の問題
そうは言っても、やはりストレッチゾーンにはある程度の苦しみがあります。
こことの向き合い方でどれくらい取り組めるかが変わってきますからね。
そういう新しいことへのチャレンジは、自分の立ち位置を確認することで少し冷静に見えることもあります。
辛い時は今の自分に焦点が当たりがちです。
今の自分がうまくできてないと感じれば苦しいです。
でも、今の自分はあくまで今の状況であって、未来永劫そのままということはないずです。
時間の経過の中で変化してく自分の成長の一つのプロセスにすぎない。
そう思えれば、いくらかこの苦しさを緩和できると思います。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方の何かのヒントになれば幸いです。
よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。
ではまた。
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