#306 当たり前のことに疑問を持つことから始める
さて、今日のテーマは「当たり前のことに疑問を持つことから始める」です。
先日、知り合いの作業療法士と勉強会の立ち上げの話し合いをしていました。
話している中で感じたのが、どうしても既定路線に乗ってしまうということです。
こういうことって、日常でも多くありますよね。
日々の業務
毎週の会議
いつもの休日
漫然とする勉強会
これらは全て、いつも繰り返されているルーチンですが、果たしてそのままで良いのでしょうか。
もしかしたら、当たり前の毎日が自分の視野を狭めているかもしれません。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、幸せな生活の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
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それでは本題に入っていきましょう。
繰り返される ”当たり前”
僕たちの日々はルーチンでできています。
朝起きる時間を決まっている
通勤で乗る電車も同じ
帰り道も行き道は変わらない
同じ時間に仕事を始め
業務ではそれぞれhow toがある
帰りは定時に帰り
帰ってご飯食べて寝る
こういうルーチンを繰り返すのは、子供の頃から培われた、時間割などから始まったんだと思います。
ルールを守り、それに従って行動する。
これ自体は集団を動かし、同じ基準で物事を見るときにはとても有効ですし、応用的に考えなくていいので、とても効率が良いです。
これは時間管理の問題だけではなく、
勉強の仕方などにも大きく影響してきます。
「勉強会には資料が必要だ」
「ディスカッションしないといけない」
「しっかりした目的が必要だ」
など、勉強をするにあたってもある程度「常識」のようなものがついて回ります。
これらも、本来は集団として効率的に学ぶために作られた方法であって、それが、全ての学び方に当てはまるわけではありません。
規定の方法
既存の考え方
それらは必要に駆られて、そのような形をしているだけで、目的は状況が違えば、必ずその方法を行わないといけないということではないと思います。
条件が変われば方法も変わる。
僕たちが考えないといけないのは、
今どのような条件を持っているのか?
何を目指して集まっているのか?
どのような選択肢があるのか?
そうやって、自分たちの疑問を解決するための方法を自由に考えることも必要なんだと思います。
新しい方法を考える
そうは言っても新しい方法なんて、そんなに思いつきません。
規定の考え方でみんなが共感できるものというのは、受け入れやすく、僕たちの社会構造の中に自然と溶け込んでいます。
それらはあまりに自然すぎて、本来は気がつくこともできません。
ただ、こういった疑問は社会の要請により変わっていきます。
ジェンダー問題
女性の社会的立場の問題
働き方の問題
核家族化の問題 など
様々な問題が現れるたびに、今まで当たり前と思っていたものが大きく覆り、新しい常識が作られていきます。
少し大きな話に聞こえるかもしれませんが、僕たちが日々向き合っている課題というのは、こういった当たり前の日常をどう打ち崩していくかという行為だと思うんです。
今までにない価値観や方法は、周囲から理解されないこともあると思います。
ただ、あなたが悩んでいるその問題は、その当たり前の中に答えがあるんでしょうか?
そこに答えがあるなら、あなたはどうして悩んでいるんでしょうか?
答えとは規定のものに従うことではなく、自分で考えて答えを出すことだと思います。
まずは目の前の常識を捨てて、一から自分なりに考えてみると、方向性が見えてくるかもしれませんよ。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
よろしかったら、スキ❤️&フォローをよろしくお願いします。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。
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