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FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

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前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介
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2023年9月の記事一覧

米個人消費・米住宅指標の予想下振で、ドル円5日振りの反落。

米個人消費・米住宅指標の予想下振で、ドル円5日振りの反落。


【9/28相場概況】東京時間、ドル円は149.62円で始まると、鈴木財務相から「過度な変動があればあらゆる手段を排除せず適切に対応」など円安牽制発言や日経平均の急落を受け149.37円まで下落。欧州時間、ドル円は149円台前半で揉みあい。NY時間、4-6月期米国内総生産(GDP)確定値で個人消費の伸びが前期比年率0.8%(予想1.7%)・8月米住宅販売保留指数は前月比▲7.1%(予想▲0.8%)

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ドル円、日米金融政策差による買い意欲で149.70円まで上昇。

ドル円、日米金融政策差による買い意欲で149.70円まで上昇。


【9/27相場概況】東京時間、ドル円は早朝に時間外の米10年債利回りの低下を受け148.85円まで下押しとなるが、下落していた日経平均が急速に買い戻されると、ドル円は149.15円近辺まで買い戻された。欧州時間、日米金融政策差による買いが先行するが、政府・日銀による円買い介入に対する警戒感も強く、上昇のスピードは抑えられていた。NY時間、米10年債利回りが2007年10月以来の高水準を記録すると

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ドル円、FOMC・日銀金融政策決定会合を控え小動き。

ドル円、FOMC・日銀金融政策決定会合を控え小動き。


【9/18相場概況】【9/19相場観】ドル円は、先週の米CPI・PPI・小売売上高の発表などを消化し、今週半ばから週末に向けての日米中銀の政策発表を控え、ポジション調整で小動き。今のところ、今回のFOMCでは政策金利据置との見方が多いが、年内あと1回の利上げの可能性を残し、声明文の強弱に注目が集まる。また、日銀金融政策決定会合に関しては、先々週末の植田日銀総裁インタビューを材料に、様々な思惑が交

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ドル円、鈴木財務相の円安牽制発言でも下値は限定的。

ドル円、鈴木財務相の円安牽制発言でも下値は限定的。


【9/8相場概況】ドル円は、東京時間、鈴木財務相の円安牽制発言で147.38円から146.58円まで急落。売り一巡後は、実質5・10日(ゴトー日)の仲値におけるドル買い観測で、147円台を回復。欧州時間、ドル円は147円台前半で堅調推移。NY時間、一時4.20%まで低下していた米10年債利回りが、4.26%台まで上昇すると、日米金利差拡大との思惑が先行し、ドル円は147.87円まで上昇。

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