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ドル円、FOMC・日銀金融政策決定会合を控え小動き。


【9/18相場概況】

東京時間、ドル円は、朝方クロス円の上昇を受け147.87円まで上昇となるが、祝日ということもあり、方向性はなく147円台後半で小動き。欧米時間、FOMC(9/19-20)や日銀金融政策決定会合(9/21-22)を控え147.50円台から147.70円台の狭い範囲で小動き。

【9/19相場観】

ドル円は、先週の米CPI・PPI・小売売上高の発表などを消化し、今週半ばから週末に向けての日米中銀の政策発表を控え、ポジション調整で小動き。今のところ、今回のFOMCでは政策金利据置との見方が多いが、年内あと1回の利上げの可能性を残し、声明文の強弱に注目が集まる。また、日銀金融政策決定会合に関しては、先々週末の植田日銀総裁インタビューを材料に、様々な思惑が交差しており、政策変更の糸口が出るのかに注目。いずれにしても、発表まではポジションを傾けにくい展開が続きそうだ。
 
日足一目均衡表では、「三役好転」継続で上昇トレンド中。遅行線が147円台半ばで推移しており、現レベルから一段上昇しなければ、26期間前チャートとクロスする可能性がある。今のところ基調転換の兆候はないが、上値の重い状況が長引くと、どこかに変化が現れるのではないか。

 
小幅ながら、高値値更となっているので上昇基調継続とみる。フィボナッチで上値目途を計測した場合、C波(137.23-147.37-144.43)の上値拡張38.2%(148.30円)が第一目標。
情報・目標値段など、随時X(旧Twitter)で公開。
前回分はこちら
20230919執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保


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