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質問030:リターンの確率は90%以上!

今日、テニスをして早速実践してみました
ショートストロークから始まり、その後ストロークを
練習その時は、上手くタイミングが合わず..。
発声してみるのですが、何となく...。すぐには改善しませんね

ただいつもと違うのは、少し体の動きがシャープになった印象で
ストロークのボールの威力がいつもと全然違う...。ネットはせず、オーバーする感じ

うちのクラブは、練習5%試合95%の配分なのでサーブ練習もせずに
すぐに試合に入ります

そして、サーブを打ってみました。
同じように発声して
最初のゲームから3ゲーム目ぐらいは、ダブルフォールトも多く
サーブの威力も弱く、キープが出来ませんでしたが
吉田さんにアドバイスいただいた様に
スピン系のサーブに換えて、打ち出すと
ゾーンに入り出し、その後のダブルフォールトは激減しました
サーブの威力と、発声がだんだん比例してきたような(笑い)

ストロークとリターン
リターンは最初の内、長年の防衛本能が働いたのか
タイミングが合わなかったのですが
タイミングが少しずつ合い初め、返り出しました

そして、ひとつ気づいたのですよ
ダブルスの試合ですので、交代でリターンするわけで
待っている時も、パートナーのリターンを見て
発声しました。何となく
または、待機中に他人の試合のリターンやストロークを観測して
発声しました

だんだん改善してきました
びしびしとはいわないまでも、リターンでネットを超える確率は
ほぼ100%に到達しました。(サイドアウト、ベースライン割れは除きますが)
そしてリターンの確率は90%以上!

ストロークの感覚
試合中の相手の、深いボール、短いボール
ゆるいボール、速いボールにタイミングが合いだし
確実にネットを超える様になってきました。

もともと、私は、トップスピン系が信条なのですが
今日は、ほぼフラット(ナチュラルスピンかな?)の
厚い当たりに変化してきました。その分スピードが乗り
威力が増したのかな?

棒立ちのフォーム
気がつけば、膝も曲げず、ラケットも立てず
いい加減なフォームで突っ立ってテニスをしていました。
これで威力が出るなんて不思議な感覚ですね

回答


▶「複利」の効果でどんどん上達


ゲームで試して、早々に成果があったようで何よりです。
 
特にリターンの返球成功確率が90パーセント以上というスタッツは、ハイアベレージですね。
 
そうして調子が上向くと、どんどん好循環のサイクルが回り始め、いい方向へと一気に向かい始めます。
 
こちらで述べているツキは人に話せば、脳科学的にもどんどんツクようなもの。
 
あるいは20世紀最高の物理学者と評されるアルベルト・アインシュタインが「人類最大の発明」といった「複利」みたいな効果で、開花した才能に経験が上積みされて、さらに才能が雪ダルマのごとく肥大するイメージです。
 
その調子でしばらく続けてみてください。
 

▶「ンガァァァァー!」

 サーブの威力と、発声がだんだん比例してきたような(笑い)

確かにあります、ノッてくると
 
ラファエル・ナダルなども、序盤は物静かにプレーし始めたとしても、ノッてくると、競ってくると、それに伴い発声がパワフルになります
 
「流れなんてない」という人もいますが、あります
 
それに乗るのです。

▶武道の発声は「テクニック」


「セイ!」
 
「ヤー!」
 
武道の「掛け声」「声出し」なども、精神的な意味合いが強い印象かもしれませんけれども、実はリズム、タイミングを得るための効果的な手段でもあるのです。
 
つまり、「テクニック」なのです。
 
陸上競技の砲丸投げやハンマー投げなどの投擲種目では、リリースする瞬間に「ンガァァァァー!」と叫びますね。
 
あれも力を発散するとともに、リリースするタイミングを発声により、ジャストでアジャストさせています
 

▶投げたあとに叫ぶそのわけは?

 
あるいはリリース後に叫んだりするわけをご存じでしょうか?
 
あれは、投げ抜くまで力を弱めない措置。

https://youtu.be/SD7IFGJcXXs 

どこかでも述べましたが、100メートル走のゴール地点を、その先に設定するような工夫なのです。
 
100メートルのゴールテープ地点にゴールを設定すると、そこで走力が弱ってしまいます。
 
その先にゴールを設定して「走り抜ける」と、最速のスプリントがかないます
 

▶テニス界の「禁じ手」

 
テニスでは、モニカ・セレスやマリア・シャラポワらによるうなり声「グラウディング」は、対戦相手から抗議が来るほどの「禁じ手」
 
「禁じ手」というと、藤波辰巳のドラゴンスープレックスを彷彿させます。
 
こちらで述べているように、自分の中にあたかも「怪物」を育てるようなものです。

棒立ちのフォーム
気がつけば、膝も曲げず、ラケットも立てず
いい加減なフォームで突っ立ってテニスをしていました。
これで威力が出るなんて不思議な感覚ですね

ただしまだ、「棒立ちのフォーム」になっていると、気づいて(意識して)いらっしゃいます。

フォームを本当に意識しなくなると、換言すればボールに集中すると、棒立ちになっているかどうか、いい加減に突っ立ているのかも、分かりません。

そのための発声です。

なかには「グラウディング」は、相手選手への意図的な妨害行為だと避難する人もいますが、セレスやシャラポワが、あるいはナダルが、そんなセコイ真似するはずないじゃないですか。
 
効果があるんですよ。
 
威力が増す。
スピードが出る。
タイミングが合う。
コントロールが効く。
 
絶大な効果が。

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(テニスゼロ)
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