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070.人に言うとツキが落ちそうな気がして怖い W.A.さん

吉田先生

先週、『究極のテニス上達法』を送って頂き、昨日、一昨日の終末に壁打ちとスクールのオンコートで試してみました。
※※※と、※※※をやって見ました。
驚きです。これまで練習すれば練習する程下手になると嘆き、そろそろ不得意なものはやめていいかなと思いながら、ネット検索でTENNISZEROを知り、上達メモを読んで半信半疑が99信1疑になり『究極のテニス上達法』に辿り着きました。

自分の体がテニスでこんなに動いたのは初めてです。人に言うとツキが落ちそうな気がして怖いのですが、教えて頂いた吉田先生には感謝と御礼の一報がしたくて、敢えて文字に認めました。

これまで、様々な解説書やDVDと週末5〜10時間の壁打ちにスクールやクラブ試合と努力を重ねましたが、テニスはボールと戯れること、テニスはメンタルで決まるということが全く抜けていました。フォームやスプリットステップなどで頭が占拠されていました。
これからどうなっていくのか、ワクワクもしますし、再び奈落の底に落ちないかとビクビクもします。
続けてやってみます。

今後ともご指導の程宜しくお願いいたします。

※テニスゼロより一言コメント

ツイたことを人に言うと、ツキは落ちるのではなく、上がります。
気休めや宗教などの話ではなく、脳科学です。

「RAS(Reticular Activating System)」の働きによります。 
日本語では、「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」と訳されます。

脳は、五感+思考でキャッチするすべての情報を「識(認識・識別などの「識」)」に上らせるのではなく、フィルタリングします
 
目に入ったもの、耳に入った音、口に含んだ味、鼻で嗅いだ香りのすべてを感じているわけではなく、気になる対象を抽出するのです。
 
まるで検索エンジンのような働きです。
検索窓にツイた内容を入力してエンターキーを押せば、それに関する情報が引っかかってくるのに似ています。
 
ツイた内容を人に言うと、ツイたことについて、何がツイたかを補強するかのような情報が、どんどんどんどん引っかかってきます
 
「あそこのお店、美味しかったよ」「あの映画、面白かったよ」「あの場所、素敵だったよ」などとシェアすると、どんどん情報が雪だるま式に増えるから、ますますツキは上がります
 
つい私たちは、ツキを隠そうとする「逆」をやってしまいがちです。
けれども隠すと、情報の広がり、深まりがなくなります。
すると「祭りのあと」と同じで盛り上がったツキが、落ちるように感じるのです。
 
そのような感じ方になると今度は、ツキが落ちる理由を探し出したりするのもRASによる働きだから諸刃の剣。
 
「与えるものは与えられる」などと言われます。
「情報は出すところに集まる」とも言われます。
 
当然ですよね。
「テニスが趣味」と情報を伝えるから、誘ってもらえたりしますからね。
何が趣味かを伝えないと情報は、集まりようがありません。
 
ですから、ツキはどんどん人にシェアして膨らませると、雪だるま式に増えていきますよ。

スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero