My Base1007 @ FUJITA

まだ日本では少ないアメリカのOn Base University認定コーチ(ピッチング…

My Base1007 @ FUJITA

まだ日本では少ないアメリカのOn Base University認定コーチ(ピッチング·ヒッティング)を取得し、野球に必要な動作を改善·サポートする活動をしています。スクリーンテストがスタンダードになるように!!アウトプットは自分自身の頭の整理のため

記事一覧

7.コネクション(Connection)

コネクションでは横から見て、腰・肘・グリップの位置が一列になっていることが望ましいです。 これは、骨盤の回旋が終わり、上半身の回旋が減速して上肢が加速してくる切…

6.ファーストムーブ(First Move)

この動作は前方の足の踵が地面に着いた後に行われる動作で、下半身の回旋角速度を上半身の回旋角速度が追い越し始めるタイミングで、同時に腕は引っ張られることで加速し始…

5.ヒールプラント(Heel Plant)

前回はトータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)について書きました。 今回はその次のヒールプラントになります。 ヒールプラントとは、打者の前方の足の…

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4.トータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)

案外このフェーズとヒールプラント(踵が設置している)フェーズが混同している人が多いかと思いますが、大きな違いは並進運動の最終局面か回転運動への切り替わりかという…

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3.ポジティブムーブ(Positive Move)

ヒッティングにおける準備フェーズには 1、スタンス 2、ネガティブムーブ 3、ポジティブムーブ 4、トゥータッチ/レディーポジション があります。 今回はポジティブム…

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2.ネガティブムーブ(Negative Move)

日本的な言い方をすると、タメを作る動作のこと ネガティブムーブが発生する理由は、受動的な動作の始まりだからだと言うこと。つまりタイミングを合わせるため! 投手の…

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1.スタンス(stance)

前回はヒッティング動作における2つのフェーズと11のキーポジションを流れで説明してみました。 今回からはそれを一つずつ深読みしてアウトプットしていこうと思います。…

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ヒッティング動作のフェーズ

ヒッティング動作における動きの局面をどのように分けるのか? いろいろなフェーズ表現があると思いますが、On Base Universityで言われているものを参考にヒッティングの…

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7.コネクション(Connection)

7.コネクション(Connection)

コネクションでは横から見て、腰・肘・グリップの位置が一列になっていることが望ましいです。
これは、骨盤の回旋が終わり、上半身の回旋が減速して上肢が加速してくる切り替わりのシーンになります。

このコネクション動作の後に肘は胴体を通過してボールにコンタクトしていくことでアームパワーを活かすことができます。
逆に肘の位置がコネクションと同じ場所のまま胴体にくっついた状態でコンタクトするとバットを最大限

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6.ファーストムーブ(First Move)

6.ファーストムーブ(First Move)

この動作は前方の足の踵が地面に着いた後に行われる動作で、下半身の回旋角速度を上半身の回旋角速度が追い越し始めるタイミングで、同時に腕は引っ張られることで加速し始めるフェーズになるかと思います。

パワーを出力していく時に、回旋動作は最初に下半身(骨盤帯)が回旋角速度を上げて加速したのちに減速して止まります。
下半身が最大速度に向かっていくタイミングでそれを追い越すように上半身が回旋角速度を上げてく

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5.ヒールプラント(Heel Plant)

5.ヒールプラント(Heel Plant)

前回はトータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)について書きました。
今回はその次のヒールプラントになります。

ヒールプラントとは、打者の前方の足の踵が地面についた瞬間のことを言います。このタイミングからいわゆるスイングフェーズに入っていくことになります。
ヒッティング動作のフェーズに関しては以前書いたものを参考にしていただきたいです。

ヒールプラントの

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4.トータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)

4.トータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)

案外このフェーズとヒールプラント(踵が設置している)フェーズが混同している人が多いかと思いますが、大きな違いは並進運動の最終局面か回転運動への切り替わりかということです。

難しい内容ですが、いわゆる並進運動が最終局面を迎え、姿勢の軸が投手方向から捕手方向に切り替わりながら横の動きを回転運動に切り替え下半身から上半身にエネルギーを伝えていく局面になります。

ここで言いたいのはまだスイングが始まっ

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3.ポジティブムーブ(Positive Move)

3.ポジティブムーブ(Positive Move)

ヒッティングにおける準備フェーズには
1、スタンス
2、ネガティブムーブ
3、ポジティブムーブ
4、トゥータッチ/レディーポジション
があります。

今回はポジティブムーブについて紹介したいと思います。
この動作はネガティブムーブで得たエネルギーを並進運動させる動作のことを言います。

ポジティブムーブの始まりは、ネガティブムーブの終わりから前方の足のつま先が着くところまで。
足を上げないで爪先を

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2.ネガティブムーブ(Negative Move)

2.ネガティブムーブ(Negative Move)

日本的な言い方をすると、タメを作る動作のこと

ネガティブムーブが発生する理由は、受動的な動作の始まりだからだと言うこと。つまりタイミングを合わせるため!

投手のモーションは能動的なので自分のタイミングで動き始めることができる。ボクシングのジャブや陸上のクラウチングスタートも”静から動”

ヒッティングはじゃんけんのように”動から動”であるとタインングがとりやすい。

逆を言えば、投手は打者が行

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1.スタンス(stance)

1.スタンス(stance)

前回はヒッティング動作における2つのフェーズと11のキーポジションを流れで説明してみました。

今回からはそれを一つずつ深読みしてアウトプットしていこうと思います。

いわゆるスタンスとは、構のこと。

スタンスには何が求められるのでしょうか?

イメージ画像はいろんな選手のスタンスを切り取っています。
どんな形がいいのだろうか?

一度はいろんな選手の真似をしてみたことはあると思いますが、結論か

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ヒッティング動作のフェーズ

ヒッティング動作のフェーズ

ヒッティング動作における動きの局面をどのように分けるのか?

いろいろなフェーズ表現があると思いますが、On Base Universityで言われているものを参考にヒッティングのフェーズを説明したいと思います。
個人的にはこれが野球界で共通認識になることを願っています。

準備とスイング
「準備」という言葉を使っているが、英語表記では"preparation phase”というらしい。準備段階や

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