2.ネガティブムーブ(Negative Move)
日本的な言い方をすると、タメを作る動作のこと
ネガティブムーブが発生する理由は、受動的な動作の始まりだからだと言うこと。つまりタイミングを合わせるため!
投手のモーションは能動的なので自分のタイミングで動き始めることができる。ボクシングのジャブや陸上のクラウチングスタートも”静から動”
ヒッティングはじゃんけんのように”動から動”であるとタインングがとりやすい。
逆を言えば、投手は打者が行うネガティブムーブが乱れるように投げることができると優位に立てる。いわゆる立ち遅れ。
昨今、MLBの選手はいろんなタイプの投手や変化球が多いのでネガティブムーブはより小さくシンプルになってきているように思える。
このネガティブムーブ中に動作としてロスをしてしまう動きに
・Sway
・Loss of Posture
と言うものがあるが、これは違うタイミングでアウトプットしたい。
まとめ
スタンスでは特にどのような形でも動作に支障はなかったが、ネガティブムーブになってくると、スイング開始の準備段階でパワーを溜め込む動作になってきます。そのため、どのような姿勢であるかが重要になってくる。
タイミングを合わせることが重要なので思っている以上に瞬間的な動作である。
ネガティブムーブ中に起こる動作は再現性が高くあることが望ましいです。ここでのロス動作はこの後の動作に大きく影響してきます。
動作のキーポイントを知ることで指導者と選手の共通用語ができることを期待します。
ネガティブムーブの次はポジティブムーブになります。