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今更人に聞けない四字熟語vol.9「一期一会」「不撓不屈」

「一期一会」(いちごいちえ)

【意味】
一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。 出会いを大切にすることのたとえ。 「一期」は、仏教のことばで、一生のこと。 千利休の弟子が文献に表したもので、一生に一度の出会いと考えて茶会にのぞみ、相手に接せよとの茶道の心得をいう。

【語源】
由来は千利休の言葉 一期一会の由来は茶道家の千利休が言ったとされる、
「一期に一度の会と思って亭主を畏敬すべし」という言葉で、弟子の山上宗二の著書「山上宗二記」に記されています。

【例文・使い方】
(1)彼との出会いは一期一会、二度と来ない貴重な瞬間だと感じました。
(2)この仕事は一期一会、全力で取り組まなければなりません。
(3)大学への入試は一期一会、何も残すことなく全力を出すべき時です。

一期一会の本質を知ることは、人間界系や人生の豊かさを追求する上で重要。一度きりの出会い大切にし、その瞬間を大切にすることを意味し、この考え方は日本の伝統的な美意識や心のあり方に根付いています。

背景には、人生の短さや刻々と変わる世界に中で、大切な瞬間を逃さずに生きることの大切さがあります。一期一会を実践することで、人とのつながりや感謝の気持ちを深めることができます。


「不撓不屈」(ふとうふくつ)

【意味】
「どんな困難にも負けず、挫折しないで立ち向かうこと。 諦めないで困難を
乗り越える」ということ。どんな逆境にあってもあきらめない前向きな言葉であるため、座右の銘としてもよく使われます。
あるため、座右の銘としてもよく使われます。

【語源】
故事成語の一つです。由来は中国の正史である『二十五史』のうちの『漢書』とされ、「楽昌(がくしょう)篤実、不撓不屈」が語源のようです。「楽昌」というのは、「楽昌侯(がくしょうこう)」という役職についた「王商(おうしょう)」のこと。

「楽昌」の性格が情が厚く誠実で、決してくじけず志を曲げることはない人物であると称しています。ここから、「不撓不屈」はどんな困難があっても志を曲げずあきらめないという意味で使われるようになったといわれています。

【例文・使い方】
(1)不撓不屈の精神で、部署に貢献できるよう努力する所存です。
(2)不撓不屈の努力がついに実り、営業部長に昇進することができた。
(3)彼女は決して自分から音を上げることはしない、不撓不屈の人物だ。

この精神を元に生きて行けたらいいですね、どうしても挫折気味なので思い切り自分に強くなっていけたらいいですね、目指すべく境地であります。

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