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名言より学ぶvol.3 「かわいい子には旅をさせよ」

厳しい経験を積むほど成長するため、かわいい子ほど敢えて辛い思いをさせよという意味。 昔の旅は辛いものだったことから。

「我が子を甘やかして旅をさせてあげましょう!」ではありません。

多くの場合、私たちにとっての「旅」は、贅沢な旅も貧乏旅行もいずれもレジャー。

しかし、昔の旅は電車も飛行機などの交通手段や通信手段もなく、頼れるのは、自分の知恵と体力のみ。馬や馬車を使って旅ができたとしても、天候、病気や不慮の事故など、多くの困難が伴いますね。

それだけに、「かわいい子には旅をさせよ」という言葉が大切にされてきたのでしょう。

何の苦労も感じない旅の経験は、子どものためにはならず、このことわざに反しているといえます。親が準備するのではなく、子どもを自立させることが大切。

小学館 Domani(ドマーニ) 公式ウェブサイト参照

今のご時世的に言えば「我が子は可愛く唯一無二の存在、成長してもらうにも大いに安全で楽しい旅行をして見聞を広めスクスク育ってください!」

そんな親が多くなっているように感じます、個々人性大きいのだとは思いますが今は近所や地域の顔見知りの子供であってもうかつなことは言えません。

本人は納得してもバックにいる親や祖父母がどのような反応をするか未知数?でもそんな盲目の過保護で全てに対し援助しでも旅行には行ってね~なんてやっていたら高い確率でその子はまともに成長しないように思います。

なんて思想も今や「昭和レトロな過去の意見」と相手にされないかもですが
とにかく過保護は間違いなく子供の成長にはブレーキだと信じています。

もしかしたらこの「かわいい子には旅をさせよ」での本当の意味での教えは
今の時代では受け入れられないかもです。

言葉の意味は知っていても行動としてそうするか否か・・・?

「我が子は可愛いだけに旅なんて無理、そんな危険なことはさせられない!」かも?

幾つになっても大人になり切れない中途半端な子供、いや、そもそも大人が
大人じゃなくて大きくなった子供のままでいるのではないかと思います。

冒険をする、挑戦をすることは結構ですが、世の中色んな方々が存在して
始めて機能していますので協力していくこと、同調の精神も大切です。

決して一人フラフラ好き勝手にいいじゃないか~とはならないように・・・。

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