シン・映画日記『THE FIRST SLAM DUNK』
2022年の最後の最後の最後の最後にTOHOシネマズ日比谷にて『THE FIRST SLAM DUNK』を見た。
まさしく、別アングル「SLAM DUNK」。
「SLAM DUNK」の知識、初期と主要登場人物しか知らなかったけど十二分に楽しめた。
インターハイ2回戦の対山王工業高校戦と宮城リョータ主人公の「ピアス」を軸にした「SLAM DUNK」。
宮城リョータ視点を中心に花道、赤木、流川、三井の視点・過去エピソードを巧みに挿入し、これ一本で「SLAM DUNK」の魅力が分かる仕掛けになっている。
試合の見せ方も基本は生々しく、スロー、煽りも上手く展開。そして随所の安西先生を中心とした名言がズバズバ、ビッシビシ決まる。
これ、やりようによってはいくらでも過去名作アニメ、漫画を別アングルで、って今後出てくるだろうけど、最初にやった井上雄彦の大勝利。
個人的な映画体験として、圧倒的に前知識がない状態で諦めずに今年の最後の最後の最後の最後にこの映画を見て、あの終盤の展開が見事にリンクした、
この映画体験こそが貴重かな。
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