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黄梁一炊
2021年2月27日 19:45
何行目か読み始めて何の話か分からないけどただならぬ不穏な空気があった。第一章目で物語の山を越えた。息が上がり、不思議な気持ちになった。まだ150ページもあるのにある担任によって、とある事故の真相が告白された。僕は困惑した。それもそのはず物語の主人公と思われる担任が辞職し去っていった。皮肉な置き土産を残して…読み始めて2日目読書習慣もないこの僕が約270ページの本を読
2021年3月5日 19:48
ぼーっと物思いにふけっていると誰が親友でだれが友達なのかわからなくなってしまいに孤独感が襲ってくる。その場の息継ぎ程度の関係に疑問を抱き、勝手に選別されていく学生序列にも嫌気がさしていた。俗にいう青春コメディーみたいな友情関係はどこだろうと探し続けた18年間。そんな理想を崩壊させた言葉がある。「自分以外の全員は他者である」当たり前の言葉でありながら信じ難い真実でもあった。た
2022年3月11日 17:37
付き合って何となく二年たってなんとなく同棲して、今私は出ていく準備をしている。私たちはもう大人になって好きなだけでは一緒にいられなくなった。昔はなかった喧嘩も、最近は日常茶飯事でいつも私が泣いていた。見かねた彼はいつも軽く抱き寄せて喧嘩はそこで終わり。定番の夜ドラ夫婦みたいな始末。ふと段ボールの上に張られたシールでハッとする。ああ、取扱注意のコワレモノは私なんだろうな。