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牛肉事業へ挑戦

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#牛飼い

てんぷ牛「ふじ」がお肉になりました。

てんぷ牛「ふじ」がお肉になりました。

こんにちは

何度かノートでも取り上げていたてんぷ牛第三弾「ふじ」がお肉になりました。振り返ると昨年の9月に来てから↓↓

25平米の部屋に一頭でゆったりと過ごしながら、沢山餌を食べて大きくなって行きました。最初は牧草だけから始めて最終的にはコーンサイレージを1日あたり36kgほど食べていました。スゴイ!

昨年中は、この上の記事にも書いているように
以下のモノを飲み食いして生活をしていたのですが

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てんぷ牛「ふじ」の日常

てんぷ牛「ふじ」の日常

こんにちは、9月23日に晴れててんぷ農場の仲間入りをしたふじこちゃん。
この子についての前回の記事はこちらです。

あれから一週間ほどしたふじこちゃんはもうすっかり農場に慣れてきたようで、ゆったり過ごすようになりました。餌も順調に食べていたので予定より早いけれどコーンサイレージと竹の発酵粉もあげるようにしました。まずは慣らしとして1日2kg×2で4kgあげていたのですが、以前の飼い主の方にたずねた

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てるこのハンバーグになる

てるこのハンバーグになる

こんにちは

てるこのお肉×ザルツェンラインさんご協力の元で、新たな加工品ができました、ハンバーグとペッパービーフ(低添加バージョン)です。

ザルツェンラインさんと言えば、鹿児島で一番の老舗であり、県内産の肉、手作り、炭火燻製窯、低添加とこだわりの肉工房でありまして・・・今年で創業40年だそうです。そんなザルツェンラインのオーナーの池水さんがてるこのお肉に魔法をかけていただけるので・・・美味しく

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てるこステーキになる。

てるこステーキになる。

こんにちは
先日出荷したてんぷ牛「てるこ号」を買って頂いたサカエヤさんから

「てるこは鹿児島市内のグルマンドポムさん(飲食店)に行ったよ。」

と教えていただきまして、食べに行ってきました。

グルマンドポムさんはコチラ↓↓

お店の良さとか料理の美味しさやドリンクとのペアリングなんかは色々な方が色んな角度で絶賛してるので割愛しちゃって(私も同席して頂いた皆様も大喜びでした。)ステーキの画像に行

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てんぷ牛の出荷がありました(番外編)

てんぷ牛の出荷がありました(番外編)

こんにちは

例のアレ・・・我々じゃ手におえない、冷蔵庫の、、パンパンの。

ところが!

北薩配達周りのの翌日に、なんと助っ人が来てくれましたーーー!!

※詳しくはこちらのツイッターをご覧ください。

ツイッターやスペースでは何度か絡ませて頂いていたのですが、リアルでお会いするのは初めてでした。二時間ちょっとの車道にも関わらず、ちゃっと来てくれて・・・ホルモンの下処理や指導などしてくれました!

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てんぷ牛の出荷がありました2

てんぷ牛の出荷がありました2

こんにちは

前回は牛が屠畜される所まで書いたと思いますので続きを。屠畜の翌日、我々は枝肉の確認とホルモンの引き取りに行きました。まずは巨大な冷蔵庫の中にある枝肉をチェック!

まわりの枝肉と比べると脂がかなり黄色いですね。黄色い脂は格付けでも低く評価されてしまうのですが、その実はベータカロチンが入ってる事による色味だそうです。なので身体にもいいのではないかなーとか勝手に思ってます。(つまり狙い通

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てんぷ牛の出荷がありました。

てんぷ牛の出荷がありました。

こんにちは

子牛の出荷がはじまり続いててんぷ牛の出荷がありました。てんぷ牛とはてんぷ畜産のお届けする経産牛肉の事です。(詳しい話は以前書いたコチラをどうぞ)

※屠畜について書いていますので抵抗がある方は読み進めないでくださいね。

牛や豚は自分で屠畜する事はできないので屠畜場に持っていきます。我々もお肉をする以上はウチの牛がどうなるのか知る必要があると考え去年見学してきました。あくまで一例で屠

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てんぷ牛肉さまざまな加工食品になる

てんぷ牛肉さまざまな加工食品になる

今日は更新停滞時の六次産業化について書いていきたいと思います。以前、生ハムやカレーの試作品については書きました。生ハムについては本作をしようと動き始めたのですがモモ肉が主体な事、製造元の方の最低ロットなどから課題もありそこも調整が必要でした。(生ハムについては別途書きます。)

カレーはテスト販売もしたのですが、美味しいけどお値段がね〜と皆さまからご指摘を受けまして、、今後の課題はコストダウンかな

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天賦ヘルシービーフがカレーになった



六次産業の一環でカレーを試作していただきました。

このカレーは鹿児島といえば○○観光ホテルの監修で作られたルウでして、ウチの味が濃いお肉にはぴったりかと思い作っていただきました。

どんな部位でも美味しく食べる事!これがおいどんの目指す所なのです。

そもそも牛肉は家畜としてのコスパが悪すぎる。1kgの肉を作るのに10倍以上の飼料が必要。それなのに世界中で牛が家畜として育てられてるのは何故だ

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ウチのGWはグリルウィーク

皆さんは何されましたか?我々基盤もなくヘルパーも居ない牛飼いの楽しみと言えばbbqです。

ウチの天賦ヘルシービーフはハンバーガーになったり

低温調理のローストビーフになったり

職人カットで焼肉になったり沢山の人に食べていただきました。

ヒレ肉と三角バラです。ヒレ肉は柔らかくて美味しい、三角バラはヒレと比べると固いけどサシも入ってて味わい深いです。

固いスジ肉も圧力鍋で煮れば柔らかくなりま

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農家×販売=六次産業

生産者が付加価値つけて販売まですれば六次産業化と言うけれど、生産ですら難しいのに加工までして販売までしてなんて夢物語ですよね。もちろん、代々続く農家の方なんかは違うのかもしれませんが、異業種から参入して生産ノウハウを身に付けてる最中のウチなんかがやるのは夢物語であると行政マンから言われるのもしょうがない事だと思います。

私は元々セールスマンだったので販売の難しさは知ってるつもりです。販売だけで1

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超重要!牛肉の解凍について

超重要!牛肉の解凍について

みなさん解凍にはこだわっていますか?冷凍牛肉は保存期間が長く取れる一方でどうしても冷凍する事で肉にダメージを与えています。そのダメージをなるべく少なくいい状態で食べる為にも解凍が超・重要です。

解凍の仕方は、低温でゆっくりとが大原則です。理由は、肉の旨味や水分である肉汁を逃がさない為であります。もしも急に解凍させようと、水やお湯を掛けたり常温に放置したりしようものなら肉汁(ドリップ)が流れ出て旨

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天賦ヘルシービーフの氷温熟成

天賦ヘルシービーフの氷温熟成

ヨシハナ号のニクとかウチの肉とか言ってたけれど商品として売るからには、名前を付けた。なんで健康だとわかるかって?それは良い質問だ。通常屠畜される和牛は、半分くらい内臓が廃棄になる。つまり内臓が病気だったという事。ヨシハナは内臓はほとんどきれいな状態だった。12歳なのにも関わらずだ。つまりヨシハナは健康に長く育てられた牛、ヘルシービーフと名付けた。

そのヘルシービーフを氷温熟成しよう。これが氷温牛

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ヨシハナ号の試食会と加工を検討

ヨシハナ号の試食会と加工を検討

名前出していいか未確認の為、お肉屋さん(仮称)と呼んで行く。お肉屋さんとウチの家族で試食会を開いた。流石お肉屋さんだけあって、試食会では色々な部位を試食することができた。経産牛のお肉と言うと「固い」と言うイメージだけど、お肉屋さん曰く触ったら柔らかくていい肉だったよとの事だったし、実際に食べてみてもお肉は柔らかかった。少し筋が多い気がしたけれど肉自体は柔らかい。年数は関係ないのかもしれない。以前高

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