マガジンのカバー画像

牛肉事業へ挑戦

43
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

天賦ヘルシービーフの加工に挑戦

天賦ヘルシービーフの加工に挑戦

天賦ヘルシービーフの販売と平行して、外注で加工にも挑戦。元々肉事業をする切っ掛けは加工業者のKさんと知り合えたこともあったので、まずは餃子。続いて生ハム・・・、牛肉の生ハム。ブレザオラと言うらしい。

生ハムを作るきっかけをくれたのは東京時代の友人T。彼はイタリアから、食材を仕入れて日本国内で売る会社に勤めているんだけど彼から何気ない連絡で「折角牛育ててるならブレザオラ作ってみれば?」と言うのがき

もっとみる

天賦ヘルシービーフを限定販売開始

いつも多方面の方から尻を叩かれたり・・・アドバイスを頂いたり、皆様に助けられてる天賦畜産。天賦ヘルシービーフを友人知人親族などに限定販売を始めた。物珍しさやお付き合いもあってだと思うけれど、二回の販売で35kg程度のお肉を購入して頂けた。ありがとうございます。

しかし、六次産業化は難儀だなと思った。私は外注が多いので、やる事は、収支関係と牛と肉の運搬及び発送と受注だけ。だけ。だけだけど大変。そし

もっとみる
天賦ヘルシービーフの氷温熟成

天賦ヘルシービーフの氷温熟成

ヨシハナ号のニクとかウチの肉とか言ってたけれど商品として売るからには、名前を付けた。なんで健康だとわかるかって?それは良い質問だ。通常屠畜される和牛は、半分くらい内臓が廃棄になる。つまり内臓が病気だったという事。ヨシハナは内臓はほとんどきれいな状態だった。12歳なのにも関わらずだ。つまりヨシハナは健康に長く育てられた牛、ヘルシービーフと名付けた。

そのヘルシービーフを氷温熟成しよう。これが氷温牛

もっとみる
ヨシハナ号の試食会と加工を検討

ヨシハナ号の試食会と加工を検討

名前出していいか未確認の為、お肉屋さん(仮称)と呼んで行く。お肉屋さんとウチの家族で試食会を開いた。流石お肉屋さんだけあって、試食会では色々な部位を試食することができた。経産牛のお肉と言うと「固い」と言うイメージだけど、お肉屋さん曰く触ったら柔らかくていい肉だったよとの事だったし、実際に食べてみてもお肉は柔らかかった。少し筋が多い気がしたけれど肉自体は柔らかい。年数は関係ないのかもしれない。以前高

もっとみる

六次産業化サポセンや役場に相談に行ってみた

全く相手にされなかった。

まず役場では、私が就農して間もなくで経営が安定していないから、と言う事や、販路がすでに確定していない事など、とにかく沢山の理由が挙げられて結論としては「雲をつかむような話」と一蹴された。そこで六次産業化サポセンに電話してみなさいと言われたので電話してみたがここでは「国のお金を使って補助をするのでリスクは民間が負ってくれないとこちらはできませんよ」と言われた。

つまり、

もっとみる
命をいただく経験をした3人の子供達

命をいただく経験をした3人の子供達

牛肉の段取りもできたので屠畜の段取りに入った。ヨシハナ号を洗って屠畜場まで運搬。屠畜場に自分の牛を連れて行った時は、言葉で表せない感情に包まれた。

後日、10kgほどのブロックになったお肉20個ほどお肉屋さんへ運搬。切れ端を持ち帰って夕飯家族と試食したけれど、長男は少し食べて泣いてた。娘たちは美味いウマいと食べていて、「ヨシハナ号を食べずに泣くよりも感謝して食べた方がいい!」と長男長女の論争が起

もっとみる
セールスマン視点でどんな牛肉がいいか考えろ

セールスマン視点でどんな牛肉がいいか考えろ

そもそも私が農業を目指したのは、食べるのが好きだったことも大きな理由の一つだった。最初は、色々なお店に食べに行ってたけれど、そのうち出張ついでにクーラーボックスで現地のお野菜などの食材を調達していたし、出張なくてもワインを買いに山梨に行ってみたり、長野県を色々回ってみたりしていた食べるのが好きが高じて、生産者になってみたいという気持ちがあった。

どんな肉にしよう。私は健康な牛からできた牛肉が食べ

もっとみる
新たな挑戦をするのかしないのかせざるおえないのか。

新たな挑戦をするのかしないのかせざるおえないのか。

氷温熟成牛肉プロジェクト仮は、私のおもいとは裏腹にドンドン進んで行って「後は、鈴木さん次第だね。」状態になった。牛はいる、屠畜場も見付けた、次はお肉屋さんを見付け・・・た。

協力してくれるお肉屋さん登場。話はそれるけど「シャトーブリアン鈴木」は、婚活パーティや結婚式二次会での司会やDJ活動もしてて、音楽活動で知り合った音楽ラバーの飲食店経営者の方が肉屋もやっていた。その方が協力事業を快諾してくれ

もっとみる