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建築文化発信/ FUKUMOTO
2022年5月22日 22:13
スペインという国では、しばしば優れた構造家が生まれるようです。その優れた構造家の一人、エドゥアルド・トロハ(Eduardo Torroja, 1899-1961)をご存じでしょうか。私の好きな構造家でもあります。彼の作品で、デザイン的にも構造的にも素晴らしい作品があります。それが「アリオスの水路橋(Alloz Aqueduct)」建設されたのは1939年。コンクリート打ちっ放しで、
2022年5月13日 23:41
建築家というのは、何かしらのスケッチをほぼ毎日しています。スケッチやドローイングは建築家の言葉であり、それぞれの建築家のコンセプトや思想、その人の生き方までもが滲み出てきます。実際の建物ができるまでには、様々な法的制約や物理的制約、社会的な制約があるので、初期のスケッチやドローイングからは変化していきます。なので、初期のスケッチやドローイングというのは、建築家のファーストインスピレーションが表