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今も現役「アリオスの水路橋」
スペインという国では、しばしば優れた構造家が生まれるようです。
その優れた構造家の一人、エドゥアルド・トロハ(Eduardo Torroja, 1899-1961)をご存じでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79099264/picture_pc_f83f63ce3cd5944f438f76ced864436e.png?width=800)
私の好きな構造家でもあります。
彼の作品で、デザイン的にも構造的にも素晴らしい作品があります。
それが「アリオスの水路橋(Alloz Aqueduct)」
![](https://assets.st-note.com/img/1653223727666-WFCrOXEVAy.jpg?width=800)
画像元:https://hachim.hateblo.jp/entry/2019/04/30/180848
建設されたのは1939年。コンクリート打ちっ放しで、華奢にも見える水路橋が今もなお現役で使用されているとのこと。
下記のサイトで「status:in use」であることを確認しました。
ガウディのサグラダ・ファミリアでも見られるように、建築において構造と意匠の区別がなく、同時に織り交ぜって調和している建築は、美しくてどこか澄んだ気持ちになります。そして、そのような建築をスケッチすると、自然の摂理にでも触れるようなしっくりした感覚を得られます。(ガウディはよく植物や木などのスケッチをしていました。)
なので、今日はこの「アリオスの水路橋」をスケッチしました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79099463/picture_pc_6ea4f3af7b382981b51cb8ff89f83cd2.png?width=800)
トロハで有名な建築といえば、↑の競馬場の観客席です。
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